行田市駅

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行田市駅
南口(2012年10月)
ぎょうだし
GYODA-SHI
CR05 東行田 (1.0 km)
(1.8 km) CR07 持田
地図
所在地 埼玉県行田市中央19-18[1]
北緯36度8分36.86秒 東経139度27分32.79秒 / 北緯36.1435722度 東経139.4591083度 / 36.1435722; 139.4591083座標: 北緯36度8分36.86秒 東経139度27分32.79秒 / 北緯36.1435722度 東経139.4591083度 / 36.1435722; 139.4591083
駅番号 CR 06
所属事業者 秩父鉄道
所属路線 秩父本線
キロ程 8.3 km(羽生起点)
電報略号 ギョ
駅構造 地上駅橋上駅[2]
ホーム 1面2線[2]
乗車人員
-統計年度-
609人/日(降車客含まず)
-2021年-
乗降人員
-統計年度-
1,242人/日
-2021年-
開業年月日 1921年大正10年)4月1日
備考 無人駅
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北口(2006年3月)
南口ロータリーにはからくり時計が設置されている
ホーム(2008年1月)

行田市駅(ぎょうだしえき)は、埼玉県行田市中央にある秩父鉄道秩父本線(秩父線)のである[1]

歴史[編集]

駅構造[編集]

  • 島式ホーム1面2線の地上駅であり、橋上駅舎がある[2]。簡易PASMO改札機・PASMOチャージ機[6]設置駅。
  • 無人駅である。無人化までは業務委託駅(管理駅:熊谷駅。かつては直営駅だったが委託化された)であり、駅係員勤務時間は平日6:40 - 20:00、土休日7:30 - 20:00となっていた。
  • 待合室はホーム上と改札横にあるが、エアコン等の空調設備はない。駅構内に旅客用のトイレは存在しない(南口階段横に公衆トイレがある)。
  • 2017年10月より運行情報案内モニタが改札上部に設置されている。
  • 北口・南口と改札階、および改札階とホームを行き来するには階段のみであり、エレベーターエスカレーターの設備はない。
  • 売店は存在しないが、飲料の自動販売機が改札内外にある。
  • 秩父鉄道の他駅(主要駅を除く)と同様に、列車接近・到着・発車時にメロディやアナウンス等は流れない。
  • 急行「秩父路」の停車駅であったが、2021年3月13日ダイヤ改正以降、当駅を含む羽生 - 熊谷間の運行がなくなっていた。2023年3月18日ダイヤ改正から上記区間における秩父路の運行および当駅への停車が復活した[7]

のりば

1 秩父線 熊谷寄居長瀞秩父三峰口方面
2 秩父線 羽生方面
  • かつては側線が多数存在した。施設縮小後も上下線の脇に各1線ずつが残っていたが、現在は大部分のレールが外されている。

利用状況[編集]

太平洋戦争後から1960年代後半にかけて、行田市の地場産業の好況に比例する形で、秩父鉄道の各駅の中でも熊谷に次ぐ利用者数であったが、それ以降の利用者数は減少している。最も乗車数が多かった1965年(昭和40年)の3,620名(1日平均)と比べると2010年代には4分の1程度まで減少している。それでも2020年度の利用者数は、秩父線37駅中6位となっている。自治体名を冠する駅であり、周辺は古くからの市街地であるが、利用者数はそれほど多くはない。

年度ごとの1日平均乗車人員は以下の通り[8]

年度 乗車人員
(1日平均)
1999年(平成11年) 990
2000年(平成12年) 956
2001年(平成13年) 971
2002年(平成14年) 985
2003年(平成15年) 973
2004年(平成16年) 911
2005年(平成17年) 926
2006年(平成18年) 901
2007年(平成19年) 904
2008年(平成20年) 957
2009年(平成21年) 910
2010年(平成22年) 893
2011年(平成23年) 886
2012年(平成24年) 909
2013年(平成25年) 898
2014年(平成26年) 899
2015年(平成27年) 872
2016年(平成28年) 862
2017年(平成29年) 865
2018年(平成30年) 840
2019年(令和元年) 831
2020年(令和2年) 565
2021年(令和3年) 609

駅周辺[編集]

行田市の市街地に位置し、市役所の最寄り駅であるが、市の中心部からはやや離れている。行田市壱里山町にある当駅の旧称を名乗っている高崎線行田駅とは約5 km離れており、徒歩圏内ではない。

南口[編集]

市の中心部方面であり、足袋産業の最盛期以来の市街地が広がっている。ロータリー内にはタクシープールと市が管理する無料駐車場が存在する。 300mほど南に進むとアーケード街(新町通り商店街)がある。

北口[編集]

市街地に面する南口とは対照的に、忍川に面した北口前は開けている。ロータリーにはタクシーのりばとタクシープール、そしてバスのりばも設けられているが、タクシーは基本的に常駐がなく、定期運行しているバス路線も2024年1月現在ない。

バス[編集]

すべて南口方面から発着する。

  • (南口ロータリー内)
    以下の路線バスはいずれも別々にのりばを有する。
  • 行田本町停留所(当駅より300 m程南方、浮き城通り沿い):朝日バス
    • FK11 - FK13 佐間経由 吹上駅行き ※ こちらに乗車する場合は、浮き城通りを渡って駅前通りをそのまま直進し、新町一丁目停留所に向かう方が近い。
    • FK21(・FK23) 前谷経由 吹上駅行き
    • FK11・FK21 行田折返し場行き
    • FK12 総合教育センター行き
    • FK13 工業団地行き

ロケ撮影[編集]

隣の駅[編集]

秩父鉄道
秩父本線
急行「秩父路」(土休日のみ)
羽生駅(CR 01) - 行田市駅(CR 06) - 熊谷駅(CR 09)
各駅停車
東行田駅(CR 05) - 行田市駅(CR 06) - 持田駅(CR 07)

脚注[編集]

  1. ^ a b 秩父鉄道/行田市駅(ぎょうだしえき)- 埼玉県ホームページ”. 埼玉県企画財政部交通政策課. 2014年7月25日閲覧。
  2. ^ a b c 秩父鉄道/行田市駅(ぎょうだしえき)構内図- 埼玉県ホームページ”. 2014年7月25日閲覧。
  3. ^ a b 会社情報 - 沿革 - 秩父鉄道
  4. ^ 行田市役所総合政策部広報広聴課「市制60年の歩み」(PDF)『市報ぎょうだ』第751号、行田市役所、埼玉県行田市本丸、2009年1月1日、2頁、2014年7月25日閲覧 
  5. ^ a b 秩父鉄道、交通系ICカード「PASMO」を導入 〜2022年3月12日(土)よりサービス開始〜』(PDF)(プレスリリース)秩父鉄道、2022年1月27日。 オリジナルの2022年1月27日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20220127093258/https://www.chichibu-railway.co.jp/wp-content/uploads/2022/01/20220127_ICcard.pdf2022年1月29日閲覧 
  6. ^ 秩父鉄道ICカード乗車券 PASMO(パスモ)導入に関するよくあるご質問” (PDF). 秩父鉄道 (2022年3月3日). 2022年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月15日閲覧。
  7. ^ https://www.chichibu-railway.co.jp/blog/news/20230227/ 秩父鉄道3月18日(土)ダイヤ改正
  8. ^ 埼玉県統計年鑑より算出
  9. ^ 1956年(昭和31年)以前の小荷物データは単位がキログラムのため掲載しない
  10. ^ 1945年から1968年までの各年度の埼玉県統計年鑑より算出。
  11. ^ a b 行田市ホームページ 指定文化財等一覧
  12. ^ 秩父鉄道観光バスとのアライアンス運行の開始について | ジェイアールバス関東
  13. ^ 東京農業大学第三高等学校アクセスガイド
  14. ^ 東京成徳大学深谷高等学校アクセス

関連項目[編集]

外部リンク[編集]