薬師瑠璃光如来本願功徳経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

薬師瑠璃光如来本願功徳経』(やくしるりこうにょらいほんがんくどくきょう、: Bhaiṣajyaguru-vaiḍūrya-prabhā-rāja Sūtra、薬師瑠璃光如来経)、通称『薬師経』(やくしきょう、: Bhaiṣajyaguru Sūtra)とは、大乗仏教薬師如来薬師瑠璃光如来)に関する代表的な経典

概要[編集]

薬師如来の十二大願が説かれる。

梵語原典は1931年にインドカシミール地方のギルギットの仏塔の中から発見されている[1]。 チベット語訳(Toh No.504)がある[2]。 漢訳は玄奘訳と合わせて3種類がある。 大正新脩大蔵経では「経集部」に収録されている。

脚注[編集]

  1. ^ Gilgit Manuscripts, Vol.1, ed by Nalinaksha Dutt, Srinagar(Kashmir) 1939, pp.1-32.
  2. ^ https://www.tbrc.org/#!rid=O1GS12980%7CO1GS129804CZ209970$W22084

参考文献[編集]

関連項目[編集]