薬剤誘発性ループス

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薬剤誘発性ループス(やくざいゆうはつせいるーぷす)とは、薬剤の服用が原因で全身性エリテマトーデス(SLE)に類似した症状を呈するもののこと[1]

概要[編集]

原因となる薬剤は多数報告があるが降圧剤ヒドララジン抗不整脈薬プロカインアミド抗精神病薬クロルプロマジン、抗結核薬のイソニアジドなどが主たる原因となっている[1]。 症状としては関節炎、漿膜炎、皮疹などのSLE様症状を呈するが、ループス腎炎、CNSループスは起こさない[1]。SLEと異なり男女均等に発症し、抗ds-DNA抗体が見られることは稀である。治療としては疑わしい薬剤の使用を中止する。通常は数週間で回復する。

脚注[編集]

  1. ^ a b c 病気がみえるVol.6 メディックメディア社発行 ISBN 978-4-89632-309-2


関連項目[編集]