蔵馬
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蔵馬(くらま)は、漫画及びそれを原作としたアニメと映画『幽☆遊☆白書』に登場する架空の人物。緒方恵美が声優を担当する。妖狐蔵馬の声優は中原茂。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
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[編集] 人物・来歴
もとは魔界でも有名な、宝具専門の盗賊であった。霊界の特別防衛隊に瀕死の重傷を負わされ、人間の胎児に憑依融合し、南野秀一として生きる。ただし妖怪や霊界関係者にはその後も蔵馬と呼ばれる。盗み出した霊界の三大秘宝の一つである、満月の夜に使用者の命を代価に願い事を叶えさせる暗黒鏡(モデルは三種の神器の八咫鏡)を、育ての母親である南野志保利を病から助ける為に使用した際、幽助の協力を受け命を取り留める。その後「社会奉仕」として幽助らと共闘し、人間界を守る立場になる。
都内の進学校である盟王学園高校に通っており、成績はトップを維持。生物部に所属。登場当初は高校1年、暗黒武闘会後は高校2年。 蔵馬としての実年齢は不明。 卒業後は進学せずに、継父の会社に就職。幽助陣営の優秀なブレーンで直情的な幽助・桑原・飛影の間を取り持ち纏めている。
女性読者からの人気が高い。南野秀一の時の蔵馬は丁寧な言葉遣いで高い社会性を見せる。ハネの強いロングヘアを持つ、中性的な容姿をしている。そのため、女性に間違われたこともあり、本人はそのことを非常に不愉快に思っている。髪の色や瞳の色に関しては限定されておらず、コミックや完全版の表紙によって配色が異なる。
TVアニメでは、赤い髪と緑の瞳に固定されている。 コミック初登場、高校1年の時点から同じ髪型をしているが中学3年生頃のエピソードを描いた番外編TWO SHOTSでは短髪で描かれている。 身長・体重・血液型の設定は無い。
人間としての社会道徳と妖怪としての本来の戦闘スタイルが入り交じり基本的には戦いを好まない反面蔵馬の対戦相手は悲惨な死に様である場合が多い。
仙水編から、魔界の穴の影響と、前世の実の副作用が原因で、制限仕切れない敵意が限界点に達すると、約50%の確率で妖狐に戻るようになる。その度に南野秀一の生命力をかなり削ることになる。蔵馬自身は、よほどのことがない限りは人間界で南野秀一として生活していくつもりでもいる。
魔界統一トーナメント編で母親志保利が再婚。再婚相手の「畑中」姓ではなく南野の姓をその後も名乗り続ける。人間名の由来は南野陽子(南野妖狐)、志保利の名は南野が演じた2代目麻宮サキの本名・早乙女志織から。ちなみに母の再婚相手は(畑中妖狐→畑中葉子)である。
[編集] 能力
妖力でありとあらゆる植物を操り、武器化する事ができる。本来は魔界の植物を使役することが可能なのだが、暗黒武術会の時点では人間界に魔界植物を召還するのは命がけだった。好んで使っているのは、薔薇を鞭にした薔薇棘鞭刃である。
[編集] 風華円舞陣(ふうかえんぶじん)
蒔かれた刃のように研ぎ澄まされた花びらが術者を守り包み込む。その領域を侵す全てのものを切り刻む。力の弱い相手なら体を切断する事も可能。下記の薔薇棘鞭刃を併用する場合もある。
[編集] 薔薇棘鞭刃(ローズ・ウィップ)
妖力を薔薇に通して使うムチで、戦闘の際に多用した。大抵の場合、使用する薔薇は髪の中に隠されている。 切り花の状態で取り出すが、9巻では手から離れた鞭は種に戻っている。画魔戦では髪の毛で操った。
- 華厳裂斬肢(かごんれつざんし)
薔薇棘鞭刃(ローズ・ウィップ)で敵を切り刻む技。蔵馬の卓越したムチ捌きが可能にする技である。対玄武戦でのみ見られた技。ドラマCDでは、対八手戦でも使われた。
[編集] オジギソウ
本来は振動や接触・火気に反応して葉が閉じる南米産の多年草だが、魔界から召還されたそれは、異様に巨大で火気をはらむものや動くものを喰らう。
[編集] シマネキ草
シマネキ草と呼ばれる、植物の種子を標的に植え付る。「死ね」の真言で発動すると、犠牲者の全身を突き破り開花する。悪党の血の方が綺麗な花を咲かすらしい。また対凍矢戦では自らの体に植え付け、体内の妖力で育て剣としても使っている。
[編集] 邪念樹
魔界の植物で、種子を植えつけられた者に幻影を見せ、その者を養分として死ぬまで寄生する植物。作中では戸愚呂兄に使われたが、死ぬまで養分を吸い取る邪念樹に対し戸愚呂自身は無限に再生する能力を持つ為、死ぬにも死ねず永遠に蔵馬の幻影と戦い続ける生き地獄に陥ることとなった。
[編集] 妖狐(ようこ)
蔵馬の本来の姿。 南野秀一よりも背が高く、銀色の長髪、耳は狐で尻尾が生えている。 アニメでは秀一よりも肌の色を薄く、目は薄茶に彩色されている。
極悪非道で、沈着冷静。魔界では名を挙げる為に盗賊をしていた。 約千年前に副総長だった黄泉を見限り霊界が管理する人間界へ狙いを移す。 コミック初登場の15年前、霊界に瀕死の状態に追いつめられ胎児の状態の南野秀一に憑衣する。 基本的に狙う獲物は、封印された古代の宝具や武器。そのため、「隠そうとするものを見つける」のは、現在でも特技の一つ。その所業は、「伝説の極悪盗賊」と言われるほど。南野秀一のときと比べると遥かに戦闘力が高い。纏っている白魔装束は気を練り上げて作ったものとされている。人間と融合する以前はA級妖怪、最終的にS級妖怪に成長、鯱を倒した時の妖力は152000。
- 樹霊妖斬拳(じゅりょうようざんけん、じゅれいようざんけん)
- 仙水との戦いで使用した、妖狐時の技。ただしゲームの特別編では「樹霊妖斬拳」ではなく「樹霊妖斬剣」と剣状になっており薙ぎ払う様に斬りかかる。
映画第二弾「冥界死闘編 炎の絆」では、過去に黒鵺という仲間がいたことが描かれる。魔界の神殿からの逃亡の途中、蔵馬の目の前で命を落としてしまったが、彼に対しては「友情」を抱いていた模様。今なお、助けられなかったことを悔やんでもいる。
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