茗溪学園中学校・高等学校

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茗溪学園中学校・高等学校
MeikeiHS.jpg
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人茗溪学園
理念 知・徳・体の調和した人格の形成
設立年月日 1979年
創立者 社団法人茗渓会
共学・別学 男女共学
中高一貫教育 併設型(外部混合有)[1]
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
高校コード 08516C
所在地 305-8502
外部リンク 公式サイト
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茗溪学園中学校・高等学校(めいけいがくえんちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、茨城県つくば市稲荷前にある中高一貫校。「Study-Skills」を合言葉に実践的な教育を行っている。全国私立寮制学校協議会加盟・参加校。

概要[編集]

県下屈指の進学校であるが、自由な校風で知られておりラグビーの強豪校でもある。また、カリキュラムに体験学習を目的とする校外活動を多く取り入れている。

一学年の人数は例年220~230人ほどである。

経営母体は筑波大学東京教育大学図書館情報大学などの同窓会である茗渓会であり、鵜川昇をはじめとして歴代茗渓会会長が本法人の理事長を兼任することとなっている。[要出典]現理事長は2007年11月30日に就任した西野虎之介

沿革[編集]

  • 1979年昭和54年)-学校法人茗溪学園設立(当初は全寮制)
当時東京教育大学が筑波大学へ移転している途上で、附属校である駒場校などの移転問題があった。[要出典]しかし、生徒は殆どが23区内の居住者であったため附属校は移転できず、[要出典]当時設立100周年を迎えていた茗渓会が記念事業として新たに学校法人を設立して運営を行うという方針がとられた。[要出典]

特色[編集]

6年間を通しで考えているため、学校内では中学1年生を1年生、高校3年生を6年生と呼ぶ。通常のクラス呼称は「1B」(中学1年B組)や「5C」(高校2年C組)等となる。中学・高校両方の授業を受け持つ教員も多く、6年間持ち上がりで担任を続けることもある。制服その他に学年を区別するものが一切無く、また上級生に対する「先輩」の呼称の概念はなく、「さん」付けで呼ぶ。[要出典]

イギリスのパブリックスクールをモデルとしている。寮生活やラグビー、積極的な(交換)留学などがその名残である。[要出典]

土曜日も授業を行う週6日制を導入している。この制度は一部の生徒には不評ではあるが、[要出典]逆に長期休暇は少々長く、他校に比べて早くカリキュラムを進めることが出来、必修科目履修漏れも存在していない。[要出典]

「人類ならびに世界に貢献しうる『国際的日本人』を育成すべく知・徳・体の調和した人格の形成を図り特に創造的思考力に富む人材をつくる」を建学の理念とし、独自の取り組みを数々実践している。

  • 英語教育への取り組み
中学2、3年で、英国米国オーストラリアニュージーランドスペイン人などの教師による英会話の授業を行い、中学2年からは習熟度に応じて授業の内容が異なる。到達目標として、中学2年で英検4級、3年で同3級、高校2年で同準2級の取得を課している(但し強制はしていない)。他、「TOEIC BRIDGE」というTOEICの学生向けのテストを例年1月に行っている。この試験で優秀な成績を取った生徒には費用を学校がもってTOEICの本試験を受験できるという特典がある。[要出典]
  • 国際交流への取り組み
帰国子女や交換留学受け入れなど外国との交流に積極的に取り組み、長期休暇中には、数日間の交流企画も行なっている。中学3年時にはJICA筑波国際センターの協力の下、海外からの研修員との交流行事として「クロスカルチュラルトーク」を行っている。また高校2年次の海外研修では、現地高校を訪問する現地交流会が1日設定されている。留学にも力を入れているが、一切の私費留学を認めておらず、[要出典]UWCの2年間の留学を長期留学、その他の1年間の留学を短期留学と規定している。短期留学の場合は、休学時の学年に復学するが、高校2年時の長期留学は自主退学の形をとり、留学修了をもって、卒業生と同格に扱われる。[要出典]
  • 個人課題研究
「高校生の卒業論文」ともいわれる高校2年次の必修科目。自らテーマを決定し、常勤の全教員の中からテーマに適した指導教員を選び、1年間かけて、調査、実験、フィールドワーク等を駆使して、レポートをまとめる。優秀な研究については、翌年度の文化祭で一般公開で発表を行うほか、学年全員が内容をレポート用紙数十枚から数百枚にまとめて提出する。またレポートを要約した要旨集も作成され、当該学年全員に配布される。テーマの設定については、進路はおろか、理系・文系・芸術など、どのような分野でも制限は無く、その時の自分の興味について1年かけて完結させる場合もあるが、ここでのテーマをきっかけに、その後の進路や就職の決定に影響するケースも少なくない。[要出典]また選抜者は筑波大学で発表する。
  • カリキュラムとクラス分け
英語は中学2年から、数学は中学3年から、習熟度に応じて授業の内容が異なる。2~3クラス合同で、成績別に3~4グループに分かれて授業を行う。上位クラスでは、演習や副教材での授業が中心となり、下位クラスでは、基本中心の授業になる。中間、期末の両考査の成績で入替を行う。
ホームルームの単位となるクラスは、中学生が5クラス(平成21年度から6クラスに変更)、高校1年生が6クラスで毎年クラス替えを行うが、高校2年と3年はクラス替えを行わない。[要出典]総数は変わらないが、1クラスを40人程度に減らし、進路指導を充実させるためであり、担任も持ち上がりが原則となる。また、国私文理の進路志望や成績順位に一切関係なく構成されており、習熟度や選択授業によって、受ける教室や授業が異なる仕組みになっている。
  • 三校交流
市内の並木中等教育学校竹園高校との間では、生徒会レベルでの交流を、月に1回を目安に行っている。[要出典]しかし、一部では部活動レベルでの交流も望まれている。[要出典]

年間行事[編集]

  • 文化祭
    • 桐創祭(6月第2週末)
    この時期の前は非常に盛り上がるが、文化祭の僅か2週間後には定期考査が控えている。また、文化祭当日には首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス研究学園駅JRひたち野うしく駅よりシャトルバスが発着する。2007年には約4000人が来場し、過去数年で最も多い記録を樹立した。[要出典]
  • 体育祭
    いわゆる体育祭は存在しないが、類するものとして以下の校内行事がある。
    • 北風祭(球技大会)
    男子はサッカー、女子はドッジボール。また男女共通の種目でバレーボールバスケットボールを選択。毎年12月の冬休み直前に行われる。(高校)3年生にとっては最後のスポーツ行事となり、クラス単位で団結し非常に盛り上がる。[要出典]雨天の場合、全員がドッジボールに参加する。
    • 校技大会
    男子はラグビー、女子は剣道が校技として定められており、年度末(3月)の春休み直前に行われる。どちらも学年ごとのクラスマッチで行われる。
  • 里美キャンプ(中学1年)
    常陸太田市の旧里美村で3日間過ごす。
  • 筑波山キャンプ(中学2年)
    学校から土浦市の茨城県中央青年の家まで約20kmを行きは徒歩で、帰りはバスで移動し、周辺のキャンプ場で4日間過ごす。禁止品の持ち込みや夜間の外出などの違反を犯した生徒には歩いて帰るという罰則が課される。[要出典]この行事と高校1年で行われる臨海訓練は特にハードな行事である。
  • 国内研修(広島京都)(中学3年)
    羽田空港まで各自集合し、広島で1泊2日、京都で3泊4日(うち1泊は禅寺※)過ごす。
    ※過去には永平寺延暦寺妙心寺にて行われた。ここ数年は延暦寺が多い。[要出典]
    広島から京都、京都から東京までは新幹線での移動となるが、車内ではレポートを書かせている。
  • 臨海訓練(千葉)(高校1年)
    例年岩井海岸で行われ、約4kmという驚異的な距離を泳ぐ。この学校で最も過酷な行事と言われる。
  • 海外研修(オーストラリア)(高校2年)
    平成18年度まではイギリスへ行っていたが、昨今のロンドン市内に於けるテロポンド高の影響もあり、平成19年度以降はオーストラリアに変更された。
    平成16年度にホームステイが行われたが、平成17年度・平成18年度はテロの影響でこのプログラムが中止となり、その代わりに、オックスフォードケンブリッジカンタベリーストラトフォード・アポン・エイヴォンの郊外研修が行われた。また、行先がオーストラリアに変更になった為、このプログラムが復活した。
    (イギリスの以前は台湾に行っていた)
  • 短期入寮(中学1,3、高校2年)
    茗溪学園独自の行事。中学3年は通学生も寮生もこの期間、同じ部屋で共同生活を体験する。[要出典]
  • 突寒ラグビー・寒稽古(高校2年)
    毎年2月上旬、高校2年の短期入寮にあわせて行われ、短期入寮生・寮生・ラグビー部員・剣道部員が参加する。入寮生は午前5時に起床し、5時半から約一時間、男子はグラウンドでラグビー、女子及び剣道部員は体育館で剣道をする。剣道では筑波大剣道部の協力の下、非常にハイレベルな練習が行われている。この練習を経験した高校2年の女子生徒は、3月の校技大会に於いて他学年とは一線を画した実力を発揮することとなる。また、寒稽古中でも日中の授業は通常通り行われ、放課後の練習を実施する部活も多い。このような状況でも全力を出して全てのことに取り組むことによって、強靭な精神力を養うのがこの行事の目的である。[要出典]

出版物[編集]

  • 出る杭を伸ばせ―教育実験校「茗渓学園」プロジェクト(新潮社
  • ぼくらのコーラス・レシピ うたいたいうたをうたいたい (ドレミ楽譜出版社

著名な出身者[編集]

卒業生[編集]

アクセス[編集]

脚注及び参照[編集]

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  1. ^ 茗渓学園中学校(中学受験スタディ)の「基本情報」による。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]