芳乃さくら
芳乃さくら
芳乃 さくら(よしの さくら、9月4日 -)はCIRCUS製作のアダルトゲーム及びそれを元にしたテレビアニメ『D.C. 〜ダ・カーポ〜』とその派生作品に登場するメインヒロインの1人。
担当声優は北都南(PC版及びコンシューマSweets版)、田村ゆかり(コンシューマ角川書店版及びテレビアニメ)、三森すずこ(T.P.さくら)。
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[編集] 設定
幼少時のあだ名は「さくらんぼ」。主人公朝倉純一とその義妹朝倉音夢の幼馴染で、純一の従姉にあたる。感情表現が豊か、生来甘えん坊でお気楽極楽トンボな性格なためマスコットか珍獣のごとく可愛がられる。純一にベタボレでよく甘える。おばあちゃん子であり、一緒に見ていた時代劇(『水戸黄門』)や任侠映画、熱血教師ドラマにはまっており、義理と人情の分かる少女であるが、変な口調と手癖の悪さで小さな頃にはいじめられていたりもした。何でもかじるという変な癖もある。IQ180の天才少女で、アメリカの大学を飛び級して植物学の博士号を取得。漢字の読み書き以外は完璧である。黒板にチョークで文字を書くシーンがあるが、誰一人として解読できなかった。魔法や超能力といった科学で説明の付けられないものが嫌い。和菓子の他にキャットフードも好物である。嫌いな食べ物はピーマン、炭酸飲料と至って子供っぽいが、子供扱いされることは嫌う。猫のうたまると一緒にいることが多いが、うたまるの飼い主ではない。
金髪ツインテールの髪型で、一人称が「ボク」。『D.C. 〜ダ・カーポ〜』時点での身長は140cm、体重31kg。3サイズ68/51/72。6年前は身長139cm、体重31kg、3サイズ67/52/72と殆ど姿が変わっていなかった。血液型はO型。
魔法使いである祖母の血を強く引いており、強い力を持っているが、制御しきれない部分もある。明るい性格ではあるが、その見た目に反して傷つきやすく、魔法が引き起こしたことなどを一人で抱え込んでしまう癖がある。
『D.C. 〜ダ・カーポ〜』のエンディング以降、枯れない桜の魔法の解除に従い、本人いわく少しだけ成長したという。しかし『D.C.II 〜ダ・カーポII〜』の舞台でもほぼ変わらぬ若い姿を保っている。ただし好物からはキャットフードが、嫌いなものから非科学的なものが無くなっているなど、性格に関しては多少変化が見られる。義之によると身長はアイシアと同じくらい。
[編集] ゲームにおける芳乃さくら
[編集] D.C.
6年前に両親の都合でアメリカへ引っ越したきり毎年、大幅に遅れてバレンタインチョコレートを送ってきてはいたものの音信不通だったが、最近になって純一の夢の中に現われるようになる。その後まもなくして帰国、風見学園付属3年3組に転入する。
幼い頃より純一にベタ惚れで義理の妹となった音夢に対抗して純一の足腰にへばりついては「お兄ちゃん」と呼ぶ。純一は甘えん坊の従姉と妬きもち妬きの義妹の間で板ばさみとなる。アメリカ滞在中に何度か純一宛に手紙を出していたが、純一の目に入る前に全て音夢が捨てたという裏設定がD.C.I.F.で公式設定となった。
同じ転校生で気が合う胡ノ宮環と仲が良く、環シナリオで環が純一と結ばれた際には快く祝福しているが、一方で純一に強く想われる環に嫉妬することもあった。月城アリスのシナリオでは、植物学者であることを自慢しており、学者としての好奇心がアリスシナリオの意外な鍵となる。また、教員免許を持っており、シナリオによっては本校で純一の担任となっている。
魔法の力が強いため、ことりの心を読む能力が効かず、クラスメイトでありながらもことりからは苦手にされている。物語の鍵を握っているため、他のヒロイン(特に音夢)のシナリオにもなんらかの形で関わってくることが多い。彼女のシナリオは条件を満たさなければ3月7日で終了してしまう。
『D.C.P.C. 〜ダ・カーポ〜 プラスコミュニケーション』の中で一度だけ純一を「純一君」と呼ぶのだが、システム上ボイスはカットされる。
[編集] D.C.W.S./S.V./F.S./A.S.
D.C.と同じ年のクリスマスを描いた『D.C. White Season 〜ダ・カーポ ホワイトシーズン〜』、翌年の夏を描いた『D.C. Summer Vacation 〜ダ・カーポ サマーバケーション〜』、それらのコンシューマー版リメイク『D.C. Four Seasons 〜ダ・カーポ〜 フォーシーズンズ』およびD.C.F.S.のPC移植版『D.C. After Seasons 〜ダ・カーポ〜 アフターシーズンズ』では風見学園の講師をしている。 D.C.W.S.とD.C.S.V.の洋館編、そのリメイクシナリオであるD.C.F.S.・D.C.A.S.の秋編で攻略可能である。
D.C.W.S.では大人バージョン(作中では「アダルトさくら」と表記)が登場し、その対比からか幼稚な性格に描写されている。
D.C.S.V.・D.C.F.S.・D.C.A.S.では他作品の描写からは考えられないほど、純一に罵詈雑言を浴びせている。
[編集] D.C.I.F.
音夢の病気が枯れない桜の魔法のせいだと気づき、音夢に伝えるも拒否されたため桜を枯らすことを1日ためらった、若しくは枯らせたものの交通事故は防げなかったために彼女を救うことができず、純一同様心に深い傷を負うことになる。その後、何かの研究のため渡米するが音夢の影に縛られ続ける純一を助けるため一時帰国する。
また枯れた桜が純一に見せる夢では芳乃のばあちゃんが、さくらの姿で話しかけている。
[編集] D.C.II
D.C.より53年後、風見学園の学園長を勤めているが、容姿は殆ど変化せずに幼いままである。前作のうたまるに替わり、犬(?)のはりまおを連れている。前作から多少ヘアスタイルが変わり、普段は黒いリボンである程度の髪をツインテールに結い上げ、残りはおろした状態となっており、寝巻きの時は全ておろし、髪の先を前作でさくらが使用していたのと同じだと思われる青いリボンで結んでいる。
身寄りの無い主人公桜内義之を居候させている。謎に包まれた主人公の過去、そして初音島の過去を知っており、シリーズを通しての真の主役にして真のヒロインとも言える。前作ヒロインで唯一立ち絵ありで登場している。ただ、さくら本人にとっても辛い内容ともとれるため、その扱いは優遇とも冷遇とも見ることが出来る。
長年に渡りアメリカである研究をしていたが、数年前に日本へ帰国した。前作とほとんど容姿が変わっておらず、そのため風見学園を初めて訪れた人にはさくらが学園長だと言っても信じて貰えないことが多い、スリーサイズや好きなもの、嫌いなものもまったく同じである。時代劇も相変わらず好きで、間違った日本観もそのまま。うたまる同様、はりまおとも話すことができる。基本的には「芳乃学園長」と呼ばれているが、義之と朝倉姉妹は「さくらさん」、小恋は「芳乃先生」、杏は「園長先生」、茜は「芳乃さん」、渉は「さくら先生」など、生徒からの呼称は様々。詳しい年齢は不明で、義之がそのことを聞くと「レディに年齢を聞くのは失礼だよ」などと言って怒る。とても忙しく、大晦日や正月も仕事をするほどで何日も家を空けることも多い。また、日頃からふらっと家を空ける事があり、中には「アメリカに行っていた」ということもある。
時折、義之に対して「お茶しない? 授業なんてサボって」などと学園長らしからぬ問題発言をする。学園長室はさくらの趣味を反映してか和室であり、鍋をすることもある。はりまおに頭の上を気に入られているらしく、さくらの立ち絵には前作のうたまるのようにはりまおが頭に乗っているバージョンがある。
彼女のテーマソング「strenuous lady」は前作のテーマソング「strenuous child」のアレンジである。
ヒロイン全員(P.S.およびP.C.では音姫と由夢)を攻略すると出現する「D.C.」シナリオではさくらの視点から本作の全貌が明かされるが、同時に不可解な結末から謎を残すこととなった。クリア後の声優インタビューで北都南は続編を示唆するコメントを残している。
[編集] D.C.II S.C.
D.C.II本編のシナリオの関係で、『D.C.II Spring Celebration 〜ダ・カーポII〜 スプリング セレブレイション』では「アルティメットプレストーリーズ」のみの登場となっている。ロンドンにいる音姫が姿を見たといっているが、真偽は不明。
[編集] D.C.II F.L.
アイシアシナリオおよび「アルティメットプレストーリーズ」に登場。アイシアシナリオでは、D.C.II本編終了後の時系列の物語の中で唯一、その姿を見ることができる。義之曰く以前と比べて、家を留守にすることは少なくなり、よく笑うようになったらしい。
[編集] D.C. Dream X'mas
『D.C. 〜クリスマスミライコイユメ〜』では、一緒に53年後の未来の世界に来たが、混乱を及ぼすのを避けるためなるべく家にいる。未来に来た際、1度だけ「タイムパラディンさくら」の物まねをしている。
『D.C.II 〜Day Dream Believer〜』において、『D.C.II』で無理をしていたことと木の制御中であったために心をつけ込まれ、54年前の幸せだった時代に酷似したループ世界(パラレルワールド)を作り出してしまう。未来のさくらはその際に枯れない桜の樹の下で眠り続けることになり、ループ世界を守る役目を持ったもう1人のさくらが現れている。そして、過去を懐かしく思いつつも義之達のことも大切に思っている心が『D.C.II』世界の義之達を呼び寄せることになる。ループが終わった世界では、ループ世界を守っていたさくらは消え、義之達を知らない『D.C.』世界のさくらが登場している。
[編集] D.C.P.K.
ピックアップされたヒロインではないが、やはり重要人物であり、D.C.とD.C.IIの両ルートで登場する。ただし、D.C.IIのルートでも登場するのはほとんどD.C.のさくらであり、D.C.IIのさくらの出番は少ない。ポーカー中のボイスはD.C.ルートとD.C.IIルートで違い、後者はおまけモードにおけるD.C.IIのさくらと同じボイスが使われている。
[編集] D.C.III
主人公の芳乃清隆や芳乃シャルルと関係があることが示唆されている。
[編集] アニメにおける芳乃さくら
[編集] D.C.
アメリカから帰国した直後にいきなり純一にキスするなど積極的にアタックしている。ゲーム版と同じく風見学園付属3年3組に転入する。
[編集] D.C.S.S.
第18話から登場。D.C.S.S.開始時点では2年前の事件よりアメリカに行っている。
[編集] D.C.II
第1話より登場。ゲーム版と同じく風見学園の学園長を勤めている。自身の家に主人公桜内義之を居候させているが、仕事などで何日も家を空けることが多く、話によっては全く登場しないこともある。
[編集] D.C.II S.S.
第1話より登場。基本的な話はゲーム版と同じ。
[編集] D.C.if
後編に登場。ことりに拒絶され、落ち込んでいた純一を立ち直らせる。
[編集] 誤字
芳乃さくらの「芳乃」を「芳野」と間違われることが非常に多い。
- 『D.C.S.S. 〜ダ・カーポ セカンドシーズン〜』第18話のスタッフロールでは「芳野さくら」と誤って表記し、後に発売されたDVD版で修正された。
- アニメ版『D.C.II 〜ダ・カーポII〜』のオフィシャルサイトでは「芳野さくら」と表記されていたが現在は修正されている。
- 『初音島ベスト』の裏ジャケットにも「芳野さくら」と表記されている。
- 『A.C.D.C. Rumbling Angel』のゲーム内でも「芳野」と書かれている。
[編集] その他
- 金髪ツインテールの容姿や制服のデザインが似ているため『Gift 〜ギフト〜』の藤宮千紗と間違われることが多く、「Giftにじいろストーリーズ」においてもそれを示唆する台詞がある。
- 当初ハーモニカを持っているという設定が用意されていたが、カットされた[1]。
- 漫画『D.C. the Origin 〜ダ・カーポ〜 ジ オリジン』ではメインヒロインである。
[編集] 脚注
- ^ 『D.C.~ダ・カーポ~公式ビジュアルファンブック』(ソフトバンクパブリッシング株式会社)113ページ。
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