花より男子の登場人物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ここでは、神尾葉子原作漫画の作品『花より男子』の登場人物について述べる。なお、台湾版花より男子については『流星花園』を参照。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


目次

[編集] 主人公

牧野つくし(まきの つくし)
本作の主人公で英徳学園高等部2年生。明るく気の強い女の子。一般中流家庭の娘でありながら、「娘を玉の輿に乗せたい」という母・千恵子の意志で、不本意ながらお金持ち高校・英徳学園に進学させられた。富裕層の子女だらけの環境でひたすら浮かないように地味に過ごしていたものの、学園を牛耳るF4とトラブルに巻き込まれ、友人を庇ったため赤札を張られてしまう。だが、名の通り根強い雑草のような根性と真っ直ぐな正義感から、学園中のいじめに屈することはなかった。やがて水面下で「英徳のジャンヌ・ダルク」と呼ばれるまでに至る。その強さにF4リーダー・司は心を惹かれるが、彼の思いとは裏腹に、つくしは同じF4でありながらピンチを救ってくれた類に恋をする。しかし、当初大嫌いだった司の真っ直ぐな恋心に気持ちは揺れ動き、やがて両思いとなる。
その並大抵でない健気さに次々と男が惹かれていくが、当の本人は恋愛には奥手で不器用かつ鈍感。母・千恵子と同じく、倹約家で、アルバイトを掛け持ちし、スーパーのタイムセールのチェック、値切り、家計簿付けなどはプロ並み。一家を支える頼もしい大黒柱である。
誕生日12月28日。身長160cm、体重48kg、血液型B型。顔は「よくみると結構かわいい」磨けば光るタイプ。胸は小さい。髪型は元来ストレートのロングであったが、TOJの際にシャギーを入れたり、織部順平事件の際にボブになったり、最終的にはショートになったりと変遷している。類にカッターで髪を切ってもらっていた。
人気投票では3位。
CDブック版では横山智佐、映画版(1995年)では内田有紀、アニメ版では持田真樹、ドラマ版では井上真央(日本)、徐熙媛(バービィー・スー/台湾)、구혜선ク・ヘソン/韓国)、ゲーム版では豊口めぐみが演じている。

[編集] F4

英徳学園高等部3年生。家が大金持ちで容姿端麗なお坊ちゃま集団。自らを「花の4人組 (Flower four) 」、略してF4(エフ・フォー)と称する。幼い頃から受けた英才教育の賜物で、教養も深く、運動神経も抜群。F4の中で一番金持ちなのが道明寺、その次は西門であとの2人は同程度である。

一般生徒のみならず、教師すら彼らには逆らえず、学園では王者さながらに振る舞う。授業はサボるのが当然で、制服などほとんど着ない。刺激を求め、気に入らない者のロッカーに赤いカードを貼って全校生徒のいじめの標的に指定、対象がどこまで耐えられるかを賭ける「赤札」というゲームを考案し、実行していた。

台湾ドラマでは「エフ・スー」と呼称され、キャストはドラマの枠を超え台湾芸能アイドルグループとして独立し、社会的現象を巻き起こした。

道明寺司(どうみょうじ つかさ)
F4のリーダー。道明寺家は世界に名を轟かせる大財閥の一つで総資産は数千億とも言われる。彼は、その家の長男で跡取り息子。
性格はわがままで喧嘩っ早く、典型的な「俺様」タイプ。財閥の跡取り息子として誘拐などあらゆる事態に備えて習得した護身術のおかげで喧嘩は大の得意。両親がほとんどいない環境で甘やかされて育てられたためか、キレると瞳孔が開き、誰にも手が付けられず人殺しも辞さない暴君と化し、非人道的な行為を犯す。非常にモテるが、つくしに会うまでは姉の椿ばかりを慕っていたため女性との交際経験がなく、西門や美作に童貞と嘲笑されている。
「金で買えないものなんかない」というのが信条であったが、つくしと出会い、恋心抱くようになる。つくしとの出会いにより、それまで他の誰からも巨万の富からも得ることのできなかった愛情に満たされ、徐々に純粋で優しい、穏やかな部分が垣間見られるようになる。
武道、スポーツ、芸術、マナーなどの教養は持ちあわせているが、学力は他に劣る。幼少期はスイスで過ごしていたため、ドイツ語やフランス語などのスイス国公用語は流暢に話せるが、英語は翻訳機がないと道を尋ねることすらできない(ただしドラマ版では英語もできる設定)。やや天然ボケの気質があり、誤った外来語慣用句ことわざ等をひけらかすために周囲からバカにされる。つくしは自分がうっかり同じことをしてしまった時「道明寺しちゃった」という言葉を造った。ドラマ日本版「花より男子2(リターンズ)」(2007年)の公式サイトには、司が毎回の放送で披露したこれらの言い間違いを収録したコンテンツもあり、原作・ドラマ版ともにこの設定は当作品の「名物」となっている。
誕生日1月31日。身長185cm、体重67kg、血液型B型。好きな色は赤で、好きな食べ物はお好み焼き。どんなストレートパーマも効かない剛毛天然パーマ。少女漫画では滅多に見かけない「チョココルネヘアー(別名うんこヘアー)」に読者は衝撃を受けた。なお天然パーマが水に濡れて一時的にストレートになる描写が何回か登場する。連載当初は純粋なドレッドだったが、段々と毛束のロッドが大きくなっている。1995年の映画版では、ポマードで固めたオールバックである。
漫画でのファッションは、セレブを感じさせないストリートカジュアル、シンプルカジュアルが多い。一方、ドラマ日本版では革ジャンなど、「いかにも高級品」な服とカジュアルをミックスさせている。1995年の映画版では、素肌に赤と黒の縦縞のヘビ革のベストを纏い、革パン革靴といういでたちで登場した。
現金は持ち歩いておらず、常にクレジットカードで支払っている(大財閥の子息が故に最上級のプレミアムカードを数枚所持している。原作8巻ではゴールドカード、日本版ドラマではブラックカードを所持)。
道明寺邸は築50年で大宮殿を思わせるようなコロニアル調の大邸宅で、エステサロンやヘアサロンから、室内プール、ジェット機用滑走路などが完備されている。ドラマ日本版での道明寺家のロケ地は福島県のブリティッシュヒルズである。
人気投票では2位。
CDブック版では西尾拓美、映画版(1995年)では谷原章介、アニメ版では宮下直紀(少年時代は岸尾大輔松本美和)、ドラマ版では松本潤(日本)、言承旭(ジェリー・イェン/台湾)、이민호イ・ミノ/韓国)、ゲーム版では櫻井孝宏が演じている。
初期設定のイメージモデルは俳優クリスチャン・スレーターであった。
花沢類(はなざわ るい)
社長のジュニアとして厳しく躾けられ、他人と関わり合うのが苦手。性格は実直かつクールでひたすらマイペース。昼寝が好きで常にボーっとしているが、見るべき所を見ている。連載当初は「幼少時は自閉症だった」と表現されていたが、現実においては自閉症の子供がこのように自閉症を完全に克服する形で成長することはないため、現在は「内向的な性格だった」と表現されている。感性が豊かで鋭い芸術センスを持ち、バイオリンが好き。あらゆる面において器用だが、興味のないことには手を出さない。インドア派であり、放課後もF4の他のメンバーように群れて夜遊びすることを避け、寝ているかテレビを見ている。特にバラエティ番組が好き。普段は無表情でありながら、笑いのツボにはまると周りが引くほどの笑い上戸と化す。
幼稚舎の頃から藤堂静に恋心を抱き続けていたが、静を追ってフランスで一緒に暮らすうちに、恋ではなく憧れだったと気付く。アニメ版では静が日本に迎えに来て二人は結ばれ、再びフランスへ旅立つ。
つくしの良き相談相手で、英徳の非常階段でよく会っていた。のち、つくしを好きになる。つくしと付き合おうとするが、友達思いなため、司のために最後は身を引く。何かがあった時にはいつもつくしを守り、つくしの一番の男友達。つくしと親友の優紀との間では、ビー玉の瞳の王子様と呼ばれていた。また、かなりの低血圧。
誕生日3月30日。身長182cm、体重65kg、血液型AB型。好きなことは睡眠、好きな色は黒、好きな飲み物はミネラルウォーター。服のイメージは麻や綿などのゆるっとしたもの。ドラマ「花より男子2」ではトヨタ・2000GTに乗っている。
花沢邸は漫画では築15年ながら、まるで武家屋敷のような古風な造りで、類の部屋はベッドとテレビと鏡しかないとてもシンプルな部屋である。ドラマ日本版では、白を基調とした洋風の家で、ロケ地は京都国立博物館である。
女性読者の人気が非常に高く、主役のつくしと司を抜いて人気投票で1位を獲得している。ファッション誌ViViにて、安室奈美恵が花沢類の大ファンであることを公言している。
CDブック版では木村拓哉、映画版(1995年)では藤木直人、アニメ版では山本耕史(少年時代は岸尾大輔)、ドラマ版では小栗旬(日本)、周渝民(ヴィック・チョウ/台湾)、김현중キム・ヒョンジュン/韓国)、ゲーム版では宮野真守が演じている。
西門総二郎(にしかど そうじろう)
家は茶道(表千家)の家元で、次男だが長男が医者として独立した為に跡取り息子となる。次期家元として教育され、立居振舞には自然と気品があふれる。
美作と共にノリのいいF4のムードメーカーで、要領が良く口は軽い。家では得られなかった温もりを求めて、中学生でクラブデビュー、女遊びを覚えてゆく。無類の女好きで、「一期一会」をモットーに毎夜女遊びを繰り返す。12〜13股が当たり前で、相手の女性にもそれを隠すことはない、いわゆる淫蕩であるため、純情で精神的に重たい女が苦手。初恋は中学の時で相手は日向更。両想いだったが、ある約束を総二郎が破ったため実らず、それがきっかけで女遊びが激しくなった。このエピソードは、原作では28巻番外編「いちごものがたり」、テレビドラマでは「花より男子2」第7話である。
ドラマ版では、バイクが趣味で、ハーレーダビッドソンに乗っている。後ろの席には「女は乗せない」のがモットー。その理由は「ある過去」に潜んでいる。
誕生日12月3日。身長181cm、体重65kg、血液型O型。好きな色は白で、好きな食べ物は胡麻豆腐。特技はナンパと茶道。真ん中分けのストレートヘア。これは、1992年連載当初、吉田栄作などの影響で男性の間で一世風靡していたヘアスタイルであり、とくに初期は道明寺と同じく耳下を刈り上げたツーブロックヘアであった。幼少の頃後頭部に怪我をし、縫った部分が少し禿げているらしい(作中では確認ができない)。服のイメージはカジュアル。
西門邸は築180年という古いが立派な純和風の邸宅で京都のお寺を思い出させるような造りである。手入れの行き届いた枯山水の庭には鹿おどしなどもあり、とても風流である。ドラマ日本版での総二郎の住む屋敷のロケ地は神奈川県の中丸家長屋門である。
人気投票では4位。
CDブック版では飛田展男、映画版(1995年)では佐伯賢作、アニメ版では赤井田良彦(少年時代は松本美和)、ドラマ版では松田翔太(日本)、朱孝天(ケン・チュウ/台湾)、김범キム・ボム/韓国)、ゲーム版では置鮎龍太郎が演じている。
美作あきら(みまさか あきら)
父親は総合商社を経営する。ただし、ドラマ版では裏社会のドンの跡取り息子として描かれる。甘えん坊な年の離れた双子の妹(絵夢と芽夢)がいる。
F4内では唯一の常識派で、唯一「気を遣う」ことを知っているが、他の3人と比べると地味な存在である。つくし曰く、「他の3人が太陽だったら、美作さんは月みたいな存在。美作さんがいないとF4はきっとばらばらになる」(36巻番外編「クレセントムーン」)。また、神経質で潔癖な部分も持っている。
マザコンの気があり、西門と共に毎夜ナンパに繰り出すが、相手は10歳以上年上のマダム限定。本気で好きになるなら牧野のような人だろうと思いつつも、親友の彼女なので理性が働いて手を出す事はない。
誕生日2月28日・身長179cm 体重66kg 血液型A型。好きな色は黄色で、好きな食べ物はエビとアボカドのサラダ。酢豚にパイナップルフルーツなど、フルーツとごはん類が混ざったような食べ物が苦手。特技はナンパとカクテル作り。肩までのミディアムウエーブヘアだったが、失恋を機にストレートヘアにした。服のイメージは柄シャツ。
美作家の赤毛のアンをモチーフにした東家、薔薇が咲き誇る庭などは、メルヘンチックな母親の趣味が反映されている。あきらが年上の女性が好きなのは、その反動と言われている。ドラマ日本版でのあきらの住む屋敷のロケ地は茨城県の The Canal Hills 迎賓館である。
人気投票では5位。
CDブック版では子安武人、映画版(1995年)では橋爪浩一、アニメ版では望月祐多(少年時代は岸尾大輔)、ドラマ版では阿部力(日本)、呉建豪(ヴァネス・ウー/台湾)、김준キム・ジュン/韓国)、ゲーム版では近藤隆が演じている。

[編集] クラスメート

遠藤真木子
原作1巻にのみ登場。つくしと同じ庶民出身(ただし正確な根拠はない)で、F4から赤札が張られる前のつくしの唯一の友達であった。ある日教室移動中階段で足を滑らせ、道明寺の顔面を踏み倒し、赤札を張られそうになったが、彼女を庇ったつくしが張られることになった。直後つくしを避けていたが、誰もいないところでつくしを庇うようになる。
アニメ版では常に影ながらつくしの味方となり励ましていた。後半においては一緒にお弁当を食べるシーンも見られる。
アニメ版では岬風右子、ドラマ版では葉安婷(アンティン・イェー/台湾)が演じている。
樹本君
原作1巻・ドラマ第一話のみ登場。つくしが赤札を張られる前にF4に逆らい、退学。

[編集] リリーズ

グループ名はリーダーの浅井の名から(Lily=百合)。

浅井百合子(あさい ゆりこ)
リリーズのリーダー格。つくしに陰湿なイジメをくり返す。跳ねた前髪が特徴的。相手がチビでもハゲでも社長夫人になることが夢。
映画版(1995年)では利根川朱里、アニメ版では清水よし子、ドラマ版では瀬戸早妃(日本)、鄭美黛(ベリンダ・チェン/台湾)が演じている。
鮎原えりか(あゆはら えりか)
リリーズのメンバー。おっとりして見えるが陰険で、つくしと類の密会を隠し撮りしたビデオを道明寺へと渡した。
アニメ版では梶川さほり、ドラマ版では深田あき(日本)、張若蓁(チャン・ルオチェン/台湾、ただし役名は千恵)が演じている。
山野美奈子(やまの みなこ)
リリーズのメンバー。
映画版では藤原紀香、アニメ版では佐藤美奈子、ドラマ版では松岡恵望子が演じている。

[編集] つくしの家族

牧野進(まきの すすむ)
つくしの弟。姉思いで、日本一学費の安い高校を目指しているが、お調子者で、気が弱い。つくしと2人暮らしをしていた時、空巣に入られた時には、つくしを守るどころか布団をかぶって震え上がっていた。
アニメ版では井上孝幸、ドラマ版では冨浦智嗣박지빈パク・チビン/韓国)が演じた。
牧野晴男(まきの はるお)
つくしの父親。会社を度々リストラされ、会社平社員から漁港でのワカメ干し、スーパーマーケットなど点々とする。ゲイバー勤務を志した時もある。ドラマでは、リストラされるものちに係長に昇進する。寒い親父ギャグが好き。船酔いがひどい。アニメ版では名前は泰吉。
アニメ版では鈴木信明、ドラマ版では小林すすむ(日本)、董至成(トン・チーチェン/台湾)、안석환アン・ソクファン/韓国)が演じた。
牧野千恵子(まきの ちえこ)
つくしの母親。ドケチでかかあ天下。つくしがF4の誰かと結婚し、玉の輿に乗ることを願う。道明寺の母・楓が大金と引き換えに別れるよう言うと、激高して楓の頭に塩をぶっかけるなど大胆な行動を取る。アニメ版では名前は智恵子。
アニメ版では渡部るみ、ドラマ版では石野真子(日本)、王月(ワン・ユエ/台湾)、임예진イム・イェジン/韓国)が演じた。

[編集] 司の家族・道明寺グループの人物

道明寺楓(どうみょうじ かえで)
司の母親。道明寺財閥社長。ビジネスの拠点として、普段はニューヨークにある別邸に住んでいる。世界中に広がる「ザ・メープルホテル」の経営者。仕事のためなら息子も娘も犠牲にする冷徹な女性だが、司が危篤に陥った時は仕事を放り出し駆けつけた。
ドラマ版での楓が経営する会社のロケ地は東京都の日本橋三井タワーである。
アニメ版では土井美加、ドラマ版では加賀まりこ(日本)、甄秀珍(チェン・シウチェン/台湾)、이혜영イ・ヘヨン/韓国)が演じている。
道明寺椿(どうみょうじ つばき)
道明寺家の長女で、司の姉。不在がちな両親に変わり、司を厳しく教育してきた。超美人で教養も高いセレブの娘でありながら、庶民的なお好み焼きが焼けたことで高校生時代は女子高生コンテストTOJで優勝している。
司よりケンカが強く、大胆で強引だが、根は優しい。思い立ったら即行動に移すアクティブ派。ホテル王と結婚し、現在はロサンゼルスに住む。過去に付き合っていた男性がいたが、母親に邪魔をされ別れることになったため、司とつくしの恋を真剣に応援する。
アニメ版では大川千帆(少女時代は岡田直子)、ドラマ版では松嶋菜々子(日本)、徐華鳳(ヴィヴィ・チョイ/台湾)、김현주キム・ヒョンジュ/韓国)が演じている。
西田(にしだ)
楓の秘書。楓のことを理解している数少ない人物。ドラマ版では高いお金を受け取り解雇される。
アニメ版では本間ひとし、ドラマ版ではデビット伊東(日本)、彭偉華(KK・パン/台湾)が演じている。
タマ
道明寺家に60年仕えた使用人頭。長年道明寺に仕えただけあって特別な地位にあり、楓に対しても堂々と意見を言える。自分の事を「先輩」と呼ばない後輩使用人に対して激怒する。つくしの事をかなり気に入っている。
ドラマ版では佐々木すみ江(日本、「花より男子2」から登場)、唐琪(タン・チー/台湾)が演じている。

[編集] つくしの友達

松岡優紀(まつおか ゆうき)
燃えるような恋に憧れるフツーの女の子。都立高校に通い、茶道部に所属。日向更とは先輩後輩の関係。親友のつくしとは対照的にひかえめな性格だが、時に驚くほどの行動力を発揮する。放課後はつくしと同じ和菓子屋「千石屋」でアルバイトしている。西門に一途に片想いし、日向と西門の初恋の謎を解いた。
映画版(1995年)では笹峰愛、アニメ版では飛松加奈子、ドラマ版では西原亜希(日本)、楊丞琳(レイニー・ヤン/台湾)、김소은キム・ソウン/韓国)、ゲーム版では生天目仁美が演じている。
三条桜子(さんじょう さくらこ)
道明寺に恋して整形までした強者。幼少の頃、道明寺をはじめ、周囲から「ブス」と虐められており、高校まではドイツで過ごす。原作ではつくしの後輩だが、ドラマでは同級生(年齢はF4と同じくつくしの1歳上だが、整形するため1年間海外に渡ったためつくしと同じ学年)。高校ではぶりっ子で奥ゆかしいお嬢様だが、放課後はディスコ「ジョリアナ東京」のお立ち台で踊る目立ちたがり屋。猫をかぶるのが得意で敵に回したら手強い。幼少の頃のコンプレックスから、他の女をブスといたぶりたがる。
同居人で花沢類に瓜二つのトーマス(ドラマ版ではホストのリュウジ)を利用し、恋敵のつくしを蹴落とそうとしたが失敗。改心して親友になる。
ドラマ版での桜子の住む屋敷のロケ地は東京都の鳩山会館である。
映画版(1995年)では坂上香織、アニメ版では宍戸留美、ドラマ版では佐藤めぐみ이시영(イ・シヨン/韓国)、ゲーム版では柚木涼香が演じている。
大河原滋(おおかわはら しげる)
石油を扱う大財閥の令嬢ながら自由奔放な振る舞いで周りを巻き込む人間タイフーン。変装好きの不思議ちゃん
楓の計略により司との政略結婚をすすめられお見合いで出会う。司に次第に引かれていくが、脈のないことを悟り身を引いた。つくしが大好きで、道明寺との失恋後は、二人の仲を応援する。
ドラマ版での大河原財閥のビルのロケ地は愛知県の名古屋市市政資料館である。
アニメ版では佐藤恵美香、ドラマ版では加藤夏希(日本、「花より男子2」から登場)、柯奐如(クリスティン・クー/台湾)、이민정イ・ミンジョン/韓国)、ゲーム版では樋口智恵子が演じている。
青池和也(あおいけ かずや)
つくしとは幼馴染の庶民だったが、土地バブルでいきなり上流階級入りし、英徳学園に転入し再会。仲睦まじさに道明寺が嫉妬し、転入早々赤札を張られた。つくしとともに浮いているが持ち前の明るさでけなげに頑張り、つくしに片思い。F4からは成金息子と呼ばれバカにされている。道明寺が花沢類をF4から外した際、一時的にF4のメンバーになった。
CDブック版では伊崎寿克、アニメ版では家富洋二、ドラマ版では歐定興(エドワード・オウ/台湾)、ゲーム版では下野紘が演じている。

[編集] その他

藤堂静(とうどう しずか)
容姿、知性、性格ともに完璧な財閥の令嬢。F4の2歳年上で幼馴染。一度決めたことは最後まで曲げない芯の強さを持つ。
英徳学園大学に在籍しながら、キャンギャルを兼ねていたが、貧しい人を救いたいという夢をかなえるため、家を離れ、フランスへと旅立ち、国際弁護士を目指している。花沢類がずっと片思いしていた相手で、留学を始めた際は同棲していたが、すれ違いの生活に類は違和感を覚えていた。フランスの有力者ジャン・ピエール・マイヨール氏からプロポーズされるが、破談。そのニュースをきっかけに、類との同棲を解消した。
つくしが英徳学園を卒業する頃、フランスで入籍。相手は定かではない。アニメ版では類とハッピーエンドを迎える。
ドラマ版での静の住む屋敷のロケ地は千葉県の新浦安アートグレイス・ウエディングコーストである。
CDブック版では島津冴子、映画(1995年)版では江黒真理衣、アニメ版では今村恵子、ドラマ版では佐田真由美(日本)、錢韋杉(ウィニィー・チェン/台湾)、한채영ハン・チェヨン/韓国)が演じている。
日向更(ひなた さら)
西門の幼なじみで、初恋の人。西門の事が好きだったが、結局想いを伝える事が出来ず、他の男性と付き合った。しかしすぐに破局。西門との再会により、止まってしまった2人の関係に少し変化が出てくる。
お菓子が好きで、新発売の物は要チェックしている。
ドラマ版では貫地谷しほり(日本、「花より男子2」から登場)、呉佩文(ウー・ペイウェン/台湾、流星雨のみ登場)、ゲーム版では樋口智恵子が演じている。
中島海(なかじま うみ)
司が入院した病院に入院していた女の子。ドラマではつくしの家族が暮らす漁村の病院に入院していた女の子。司の事が好きになり、そのためにつくしが司に作ったお弁当(ドラマではクッキー)を自分が作った物だと嘘をつくなど、何度か2人の邪魔をした。
連載中、その独善的なキャラクターに読者の反感を多く集め、2ちゃんねる少女漫画板にて、マーガレット誌に一言申そうという抗議デモ活動が繰り広げられた(通称・膿祭)。この活動が12年間に渡る連載を終了させたという説もあるが、真相は定かではない。
ドラマ日本版では戸田恵梨香が演じている(「花より男子2」から登場)。
ケン内田(ケン うちだ)
「花より男子2」にのみ登場したテレビドラマ版のオリジナルキャラクター。鶴見辰吾が演じている。
道明寺グループ社員で、日系アメリカ人。道明寺司の夢や回想シーンなどに登場するが、原作にはこのような設定はない。
織部順平(おりべ じゅんぺい)
英徳学園でのつくしの後輩。正体はカリスマファッションモデル「ジュン」だが、学校では素性を隠していた。腹違いの兄は中学時代のつくしの同級生であり、つくしに思いを寄せていた。
かつて、親しく慕っていた年上の友人が、道明寺に内臓破裂させられたことから、道明寺を恨んでいた。また、複雑な家庭環境から兄にずっと嫉妬していた。その復讐としてつくしと道明寺をおびき寄せ、つくしを囮に仲間と道明寺へのリンチを企てた。
アニメ版では高橋広樹、ドラマ版では生田斗真(日本、「花より男子2」第1話に登場)、林祖恩(リン・ツーエン/台湾)、정의철チョン・ウェチョル/韓国)が演じている。なお、生田がジャニーズ事務所所属であるため、「花より男子2」の公式サイトでは、シルエットのみが表示される。
天草清之介(あまくさ せいのすけ)
永林学園3年生。政治家一族のエリートの下に生まれ、将来の総理大臣として期待されるが、寿司職人を志しているため、家を離れる。江戸っ子でケンカが強いことから、つくしからは「金さん」と呼ばれ親しまれている。健気なつくしに惚れたことから、つくしは許婚である栗巻あや乃から宣戦布告され、高校生コンテストTOJで闘うこととなった。
原作にのみ登場するキャラクター(栗巻あや乃はドラマにて楓の刺客として登場。酒井彩名が演じている)。ゲーム版では石田彰が演じている。
国沢亜門(くにさわ あもん)
司に瓜二つのフリーター。「清永」という名前で偽者の従兄弟としてつくしの気を引くため楓にアルバイトとして雇われた。恋愛を疎むニヒリストだが、つくしのまっすぐな思いに心打たれ、水面下で司とつくしの縁結びに協力した。
ドラマ版では藍正龍(ラン・ジェンロン/台湾)、ゲーム版では櫻井孝宏が演じている。
他の言語