花の街

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花の街」(はなのまち)は、1947年に日本で作られた江間章子作詞・團伊玖磨作曲の歌曲である。

概要[編集]

第二次世界大戦後の日本で、この曲はラジオ番組により日本全国に広がり、終戦後の明るさや平和の象徴として人々に知られ、歌い継がれた。1949年のNHKラジオの朗読番組『私の本棚』(朗読者は樫村治子)では、番組のはじめに演奏されるテーマ曲として使われた。発表されて60年以上経った現在も、日本の音楽の教科書によく載っており、授業や合唱コンクールなどで歌われ、2006年(平成18年)には「日本の歌百選」に選定された。

この曲は広く親しまれていながら、原作者歌詞とは相違した部分が流布している状況にある。一番の歌詞最終行が、原作「歌いながら かけていったよ」であるべきところ、「春よ春よと かけていったよ」と歌われ、三番が「泣いていたよ 街の角で」であるべきところ、「泣いていたよ 街の窓で」とする誤謬である。このことは、日本音楽著作権協会JASRAC)が原作者存命中に確認済みとのことで、この楽曲の利用には、これを留意する必要がある。

1・2番の歌詞やメロディは明るいが、3番に入って急に暗くなる。これは前述の通り、終戦直後の混乱の中で作られたからである[要出典]