花〜すべての人の心に花を〜

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花〜すべての人の心に花を〜」(はな すべてのひとのこころにはなを)は、沖縄県出身の歌手、平和運動家、政治家であり作詞家作曲家でもある喜納昌吉の代表的な楽曲。

概要[編集]

オリジナル・バージョンは、1980年に喜納昌吉&チャンプルーズの2枚目のアルバム『BLOOD LINE』に収録されている。ここでは、喜納友子(喜納昌吉の前妻)がボーカル、ゲストのライ・クーダーギタースライド・ギターマンドリンを担当している。

長い間マイナーな存在であったが、1990年におおたか静流が歌うバージョンがAXIACMに使われ話題になったり、1995年に石嶺聡子によるカバーがヒットしたことをきっかけに、現在では沖縄を代表する曲となっている。また、日本国内はもちろん、台湾タイベトナムアルゼンチンをはじめ世界60か国以上で、多数のアーティストにカバーされている。1999年の読売新聞調べによると、全世界で3000万枚を売り上げたという[1]

「すべての人の心に花を」というフレーズは1964年東京五輪のアナウンサーの実況がもとになっている。東京五輪途中に英領ローデシアがザンビアとして独立する。乱舞、乱舞の閉会式では、どこかの国の選手がザンビアの騎手を肩車して祝福し、実況のアナウンサーが、「泣いています・・・笑っています」と声をからした、という。喜納昌吉のこの日の感銘が歳月の中で発酵して生まれたという[2]

この曲をカバーしたアーティスト[編集]

国内[編集]

国外[編集]

  • 周華健エミール・チョウ)(中国 香港 台湾)
  • デティ・クルニア(インドネシア)
  • テレサ・テン(中国 香港 台湾)
  • ワルジーナ(インドネシア)
  • カラワン(タイ)
  • ダヌポン・ケオカン(タイ)
  • ヘンリー・カイザー&デヴィッド・リンドレー・ウィズ・タリカ・サミー(アメリカ/マダガスカル)
  • グラシェラ・スサーナ・ウィズ・サンドラ・アロンソ(アルゼンチン/日本)
  • マリ・バンド
  • ロジック・システム・ウィズ・クリスティ・シュー
  • ロバート・ジェイ(ドイツ)

脚注[編集]

  1. ^ 喜納昌吉と笠木 透──個立無限
  2. ^ [読売新聞2013年6月6日「編集手帳」]