船員

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船員(せんいん)とは、船舶に乗り組み海上で働く人々の総称。日本の船員については、船員法も併せて参照されたい。

概要[編集]

階級として、海技士の免許(海技免許)を持った船舶職員と海技免許を持たない部員の大きく2つに分けられ、日本では船員手帳に履歴として雇い入れ職名が記載される。その職務は次のようなものがある。

  • 船舶職員
  • 船長
  • 航海士 - 甲板長を兼務することがある一等航海士は、航海士の中から選任する。
  • 機関士 - 機関長は機関士の中から選任する。
  • 通信士 - 通信長は通信士の中から選任する。
  • 部員
  • 甲板部員
  • 機関部員 - 海技免状を有しない機関関係の職務に就く船員。
  • 司厨部員 - 特定の船舶における司厨長は船舶料理士の資格所持者の中から選任する。
  • 事務部員

また、国際航海(外国航路)の船舶に乗り組む船員を外航船員、国内航路の船舶に乗り組む船員を内航船員、漁船に乗り組む船員を漁船員という。

船員の労働時間休日年次有給休暇等は、海上労働の特殊性から、労働基準法ではなく船員法で定められている。また、健康保険制度についても、一般の健康保険に特殊事情を加味した船員保険(かつては一般の労災保険雇用保険厚生年金も統合されていた)に加入することとなる。

職務上の死亡[編集]

船員が職務上死亡したときは、船舶所有者は、遅滞なく、国土交通省令の定める遺族に標準報酬の月額の三十六箇月分に相当する額の遺族手当を支払わなければならない。 船員が職務上の負傷又は疾病に因り死亡したときも同様とする。

関連項目[編集]