般若心経秘鍵
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密教 |
|---|
| 仏教 |
| 金剛乗仏教 |
| 時代・地域 |
| 初期 中期 後期 インド チベット 中国 日本 |
| 主な宗派(日本) |
| 東密 ※は、「真言宗各山会」加入 - 古義真言宗系 - ※高野山真言宗 ※東寺真言宗 ※真言宗善通寺派 ※真言宗醍醐派 ※真言宗御室派 ※真言宗大覚寺派 ※真言宗泉涌寺派 ※真言宗山階派 ※信貴山真言宗 ※真言宗中山寺派 ※真言三宝宗 ※真言宗須磨寺派 真言宗東寺派 - 新義真言宗系 - ※真言宗智山派 ※真言宗豊山派 ※新義真言宗 真言宗室生寺派 - 真言律 - ※真言律宗 台密 (〈日本〉天台宗) |
| 信仰対象 |
| 如来 菩薩 明王 天 |
| 経典 |
| 大日経 金剛頂経 蘇悉地経 理趣経 |
| 思想 基本教義 |
| 即身成仏 三密 入我我入 曼荼羅 護摩 東密 古義 (広沢流 小野流) 新義 |
| 関連人物 |
| 東密 金剛薩埵 龍樹 龍智 金剛智 不空 恵果 空海 真言律 叡尊 忍性 信空 台密 最澄 順暁 円仁 円珍 |
| ウィキポータル 仏教 |
『般若心経秘鍵』(はんにゃしんぎょう ひけん)は、818年頃に空海によって書かれた『般若心経』の注釈書で、『般若心経』は真言密教の経典であることを論じている。
真言宗系の宗派によっては、『般若心経秘鍵』を枕経として読む場合がある。
[編集] 内容
まず、『般若心経』の鳩摩羅什訳と大遍覚三蔵(玄奘)訳との異同点を指摘し、次いで『般若心経』を般若菩薩の大心真言による深い禅定に入るための教えと定義している。
そして、龍に蛇の鱗があると雖も、両者を同じと見てはならない事と同様に、『般若心経』に『大般若経』と同じ文言があるからといって混同してはならないと説き、『般若心経』を『大般若経』600巻の要約とする見方を批判している。
また、最後の部分に真言が付与されている事に着目し、『般若心経』を読誦するのではなく、観誦(真言念誦による瞑想)の対象とし、その実践を勧めている。
[編集] 解説文献
- 勝又俊教 『秘蔵宝鑰・般若心経秘鍵』 〈佛典講座32〉大蔵出版、1977年。
- 金岡秀友 『空海 般若心経秘鍵』 太陽出版、1986年。
- 福田亮成 『般若心経秘鍵』 ノンブル 1988年、新版2001年。
- 加藤精一 『弘法大師・空海を読む 即身成仏義・弁顕密二教論・般若心経秘鍵・三昧耶戒序』 大法輪閣、2002年
- 『空海 「般若心経秘鍵」』 角川ソフィア文庫、2011年5月
- 村岡空 『般若心経秘鍵入門』 大覚寺出版部、2004年。いずれも真言宗の学僧