臭化セシウム

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臭化セシウム
識別情報
CAS登録番号 7787-69-1
特性
化学式 CsBr
モル質量 212.809 g/mol
外観 無色結晶
密度 4.433 g/cm3
融点

636℃

沸点

1300 ℃

への溶解度 124.3 g/100 cm3水 (25 ℃)
構造
結晶構造 立方晶系
熱化学
標準生成熱 ΔfHo −405.81 kJ mol−1[1]
標準モルエントロピー So 113.05 J mol−1K−1
標準定圧モル比熱, Cpo 52.93 J mol−1K−1
危険性
MSDS [1]
EU Index Not listed
引火点 不燃性
関連する物質
関連物質 臭化リチウム;臭化ナトリウム;臭化カリウム;臭化ルビジウム
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

臭化セシウム(しゅうかセシウム、caesium bromide/cesium bromide)は組成式CsBrで表されるセシウム臭化物である。

製法[編集]

炭酸セシウム臭化水素酸に溶解し濃縮すると結晶が析出する[2]

Cs2CO3 + 2 HBr → 2 CsBr + CO2 + H2O

性質[編集]

無色の結晶であり、8配位の塩化セシウム型構造をとり、その格子定数はa = 4.29Åである[2]

水に易溶であるが、アセトンには難溶で18℃で飽和溶液100gに4.03×10−3gまで溶解する[3]

水溶液中で臭素と反応させると三臭化セシウムを生ずる。

CsBr + Br2 → CsBr3
( Br + Br2 → Br3 )

脚注[編集]

  1. ^ D.D. Wagman, W.H. Evans, V.B. Parker, R.H. Schumm, I. Halow, S.M. Bailey, K.L. Churney, R.I. Nuttal, K.L. Churney and R.I. Nuttal, The NBS tables of chemical thermodynamics properties, J. Phys. Chem. Ref. Data 11 Suppl. 2 (1982).
  2. ^ a b 『化学大辞典』 共立出版、1993年
  3. ^ 日本化学会編 『化学便覧 基礎編 改訂4版』 丸善、1993年