自動アンケート作成
自動アンケート作成(略称「自アン」)は1999年4月に開設された、アンケート形式によるコミュニティサイトの名称。管理人はsnog。2002年5月14日に閉鎖したが、同様のシステムを採用した亜流サイトが現在まで複数存続している。そのため同じ流れに属するアンケートサイトの総称としても用いられる。
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[編集] 概要
[編集] 特徴
鋭意制作中というサイトのコンテンツであった。 ガチャピン色と形容される緑(#A1FE9F)の背景に青字、赤字のどぎつい配色が伝統。
トップページにあったキャッチコピーは「はしゃぎすぎが集うボンクラサイト」。これは当初掲載されていた一文「現在コンテンツがありません。一応、表サイトです」から変更されたもの。すなわち住民はみなボンクラであり、おしなべてやる気がない。いわゆるアングラ掲示板の盛衰の中で成立したことから初期には過激な言動で周囲に迷惑をかける(はしゃぎすぎる)者も多かったが、長年にわたる住民の順応と入れ替わりの結果、現在では何を提案しても「んあーだりー」という定番の一言で済ますような人間ばかりが生き残ることになった。しかし些細なことで顔を真っ赤にして大論争を始める気質は今でも受け継がれている。
話題の傾向はゲーム、アニメから映画、日常生活、一発ネタまで様々。しかし住民がボンクラであることから恋愛、思想、ギャンブルなどのテーマは好まれない。
一般に誤字脱字に厳しく、馴れ合いを嫌う。しかし困っている者には意外とやさしい。反社会的行為にはおおむね否定的。また長年にわたって独自の気風を維持してきたことから、他のコミュニティの空気を持ち込むような発言も嫌われやすい。しかしボンクラなので明確にどこかと対立姿勢をとることはあまりない。
[編集] システム
自アンでは常に複数のアンケートが並列して進行している。内容が書かれたアンケート一つを「箱」と呼ぶ。利用者は既存の箱を開いて票を投じるか、もしくは新規に箱を作成して他の利用者の投票を待つことになる。
既存のアンケートに参加する場合、まず箱を開き、その中に作られた「項」を見て、賛同したいものがあれば「有効票」を投じる。有効票は黒字で表され、原則として一つの項につき一人一回しか投票できない。一方補足や反論など、賛同とは別に意見を言いたい場合は「無効票」を投じる。これは青字で表され、同じ項に何度入れてもよい。また投票したい項がなければ新たに項を作ることもできる。
[編集] 歴史
1997年、自作CGI配布サイト「ゆいちゃっと」にて「ゆいぼーど」というスクリプトが公開された。これは投稿者が自由に子掲示板を作成できるという特徴を持つ掲示板スクリプトである。これによって作成した子掲示板、転じてこのスクリプトを設置したサイトは私書箱と呼ばれる。私書箱は主にあやしいわーるど出身者を中心に流行し、匿名発言を基本とするアングラ私書箱が各地に多数設置された。自アンもこの私書箱の流れをくむサイトに位置づけられる。
自アンは最初「公開投票場」という名前で1998年末~1999年初頭ごろ(正確な時期は不明)に開設された。しかし場が荒れたために間もなく閉鎖し、1999年4月に「自動アンケート作成」の名前で再開した。よってこの時をもって自アンの正式な開設日とする。なお管理人名のsnogとはURLに含まれているアカウント名を住民がそのまま呼んだものであり、正式な名前は公表されていない。当時は私書箱サイトの衰退期に当たっていたためそこからの難民、また「POWER TODAY BBS」「セガBBS」「陰口ホームページ」といったゲーム系掲示板からの流入者が多く集まり賑わった。自アン独自のネタの多くがこの年から翌年にかけて生み出されたが、一方差別発言や箱潰しなどが横行する極めて混沌とした時代でもあった。
1999年8月、サーバ移転に伴い特定投稿者に対するアクセス制限が初めて設けられる。このとき旧サーバの自アンは「はしゃぎすぎ用」として同年10月まで残された。ここからアクセス禁止処分を受けることを「はしゃぎすぎ認定」と呼ぶスラングが生まれる。現在でも受け継がれている自アンのキャッチコピー「はしゃぎすぎが集うボンクラサイト」とはこれに由来する。
2000年9月13日、自アンで「アンテナ低い」と煽られたのをきっかけにtechleが「俺ニュース」を開設。当初は自アンの箱紹介がメインであったが、ニュースサイトとしての知名度が上昇するにつれ、俺ニュースで初めて自アンを知って訪れる「俺ニュ移民」が急増する。もとより話題の親和性が高かったこと、またtechle自身もたびたび自アン民に対してサイトで反応を返していたことから両者の間には比較的良好な関係が保たれ、自アン中興の祖となった。
2001年10月、ちゆ12歳が自アンの箱に初めてリンク。さらに同12月、「ゲームのせいで息子(中2)が犯罪を起こしました」という箱に対して同掲示板および「ちゆメモ」からリンクが張られる。特に後者の箱はちゆを経由して様々な孫ニュースサイトに取り上げられ、自アンに馴染みのない部外者が殺到し一時騒然となった(ちゆショック)。以後しばらく箱が荒れると「ちゆ板から来ました」などと書き込むジョークが流行する。自アンにリンクを行ったサイトは過去にも決して少なくなかったが、とりわけ俺ニュースとちゆ12歳の二者は大量の移民を招いた筆頭として今でも語り継がれている。
2001年11月、同月発売のネットランナーにポスト2ちゃんねるとして無断掲載される。 意志を示す事の少ない管理人が珍しく反応し、トップページの一文が「『掲載して良いですか』『掲載しました』等の連絡は一回も来た事がありません。」に一時差し変わる。
2002年5月、トップページに「もう終わりだね 誘導はお早めに」の一文が載る。 同年5月14日、トップページに「円満終了」との文字を残して閉鎖。
[編集] 基本用語
ここでは各アンケートサイトに共通のもの、特に頻繁に用いられるものを取り上げる。その他の用語は外部サイトを参照のこと。また亜流固有の用語は独立項目で扱う。
- 箱作、項作
- それぞれ箱作成者、項作成者の意。はこさく、こうさくと読み、呼びかけまたは自称として用いる。なおこれを応用して投票者のことを「票作」と呼ぶ場合もあるが、場によって一意に定まる箱作・項作と異なり投票者は「二票目の票作」などと補足をつけないと特定できないこと、また票は入れる/投じるものであって作るものではないことから、必ずしも認知されてはいない。
- 署名
- 箱コメントや票の中に自分の名前を入れること。またそのようにして常に名を名乗っている人物。自アンにはもともと名前を書く欄がないので固定ハンドルとは呼ばない。特徴的な人物であれば受容されることもあるが、一般には余計な自己主張と見なされがち。
- ~コン
- コンクール、コンテスト、コンペ、コンベンションなどの略とされる(正確な由来は不明)。指定されたテーマの中で好きなもの、思いついたものを投票する箱のこと。一種の人気投票。特に初期に流行したのはリーフキャラコンで、今でも空気が荒れている日はとりあえずリーフキャラコンをして場を落ち着かせるのがならわしとなっている。ただしこの場合一位を取るのは大抵カレクックである。近年では瀬川おんぷも得票率が高い。
- 箱内
- 箱内アンケートの略。独立箱を作るほどでもないが関連して聞いてみたいことがある時、既存箱の中に一つの項を作ってその中でアンケートを行う。たとえば「好きな味噌汁の具」という箱の中に「【箱内】嫌いな具」という項を作るのが一例。元の箱の主旨からは外れることになるため、無効票だけで行うのが原則。
- どうよ?
- 初期に乱発された語尾。そのため「どうよ?」という言葉が箱題に含まれていたら、とりあえず『「どうよ?」か…』という項を作り、中で「うむ。」とだけ返事して相手にしないのが通例となった。現在では定型のやりとりとして行うほか、通常の肯定や挨拶としても多く「うむ。」を用いる。