脳性ナトリウム利尿ペプチド
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脳性ナトリウム利尿ペプチド(のうせいナトリウムりにょうペプチド, 英 brain natriuretic peptide; BNP)は心臓から分泌されるホルモンである。主として心室で合成される。
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作用 [編集]
BNPそのものに利尿作用があり、心不全治療薬としての可能性があり、現在研究が進められている。
診断 [編集]
血中のBNPは心不全の状況をすみやかに反映すると考えられている。心エコーで評価の難しい拡張障害を伴う心不全でも、しばしば異常値を呈する。 健常者のBNPの基準値は20pg/mL以下とされている。心疾患の有無や早期心不全のスクリーニングには50pg/mL[1]や100pg/mLが妥当とする意見もある。[2] また22pg/mLをcut off とすれば、心不全の診断において感度 97%、特異度 84%であるというデータもある[3]。 BNP値は100pg/mLを境に、その後の経過観察中の心血管イベント発生率に大きな差が見られたという報告もある。[4]
- NT-proBNP(BNP前駆物質のN末端)が現在商業ベースで測定できるようになり、臨床検査としてはNT-proBNPも用いられるようになった。ただNT-proBNPは腎機能に影響を受けるため心機能評価に注意を要する。
- 相関は NT-proBNP ≒ BNP X 7.5 -107.0 (r=0.859)とされる。(ロシュ・ダイアグノスティックス社データより引用)
- また診断指標としては、おおよそ NT-proBNP ≒ BNP ^ 1.341 -15 で換算できる。(SRL資料より改変)
治療 [編集]
治療効果の指標(マーカー)としてBNPについて
- 米国の無作為化試験STARS-BNP研究[5]
- BNP<100ng/mLを指標に薬物治療を行った群と、同じ薬剤を用いた指標のない治療群とでは、BNPを指標とすると心不全による死亡・入院がほぼ半減した。
参考文献 [編集]
関連項目 [編集]
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