肌かき器

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Strigils and sponges (1879) ローレンス・アルマ=タデマ

肌かき器(strigil)は、小さな曲がった金属製器具であり、石鹸が一般に普及する以前、古代ギリシア古代ローマで肌から汚れや汗をかきとるのに使った。まず香油を皮膚に塗り、その後肌かき器で汚れと共にこすり落とす。裕福な人々は、奴隷にこれをやらせた。肌かき器は古代ローマの公衆浴場でよく使われていた[1]

strigil sarcophagus とは、肌かき器を思わせるS字形の並列な溝が刻まれたサルコファガスである。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 「ストリジル」は映画『クォ・ヴァディス (映画)』に出てくるし、日本映画『テルマエ・ロマエ』では主人公ルシウスが浴場でこれを探すうちに現代日本の家庭浴槽にたどり着く設定になっている。