聖ソフィア大聖堂 (キエフ)
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聖ソフィア大聖堂
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| 英名 | Kiev: Saint-Sophia Cathedral and Related Monastic Buildings, Kiev-Pechersk Lavra | ||
| 仏名 | Kiev : cathédrale Sainte-Sophie et ensemble des bâtiments monastiques et laure de Kievo-Petchersk | ||
| 登録区分 | 文化遺産 | ||
| 登録基準 | 文化遺産(1),(2),(3),(4) | ||
| 登録年 | 1990年 | ||
| 拡張年 | 2005年 | ||
| 公式サイト | ユネスコ本部(英語) | ||
| 地図 | |||
| 使用方法・表示 | |||
座標: 北緯50度27分10秒 東経30度30分52秒 / 北緯50.45278度 東経30.51444度
聖ソフィア大聖堂(ウクライナ語:Собор святої Софії[1])はウクライナの首都、キエフの真中心にあるキリスト教の大聖堂である。ウクライナ最初の中央政権国家キエフ・ルーシ最大の聖堂として1037年に建立された。現代において、11世紀から18世紀までのウクライナ建築史上最も名立たる教会であるとされる。1990年に世界遺産に登録された。
目次 |
[編集] 歴史
ルーシ年代記によれば、聖ソフィア大聖堂は1017年ないし1037年にキエフ大公国のヤロスラウ大公によって建立されたのである。また、同じの年代記の伝説によれば、その大聖堂はヤロスラウがペチェニーヒの大軍を破り、大勝利を得た場所に建てられたという。
聖ソフィア大聖堂は、キリスト教と国家の権威を主張するために造られた。その大聖堂は11世紀から13世紀半ばまでに、ルーシの大司教の座、大公たちの即位儀式・結婚式・葬式の場所、それに、異国使節団の接待の場所として多面的に利用されてきたのである。大聖堂ではルーシ初の図書館と大学が存在し、国家の歴史編纂作業も行われていた。
キエフの聖ソフィア大聖堂は中世ヨーロッパの建築の中で最も大きい建物の一つであった。その広さは54.6メートル、長さは41.7メートル、床から中央ドームまでの高さは28.6メートルほどであった。大聖堂は5つのネーヴ、5つのアプスと13のドームを有していた。大聖堂内では色彩に富んだモザイク・フレスコ・イコンがあった。全体として、大聖堂はビザンツ様式でたてられ、レンガ色の壁と鉛色のドームを持っていた。その名称は、ビザンツ帝国のコンスタンティノポリスにあった聖ソフィア大聖堂にちなんで名付けられたといわれている。
1169年にキエフは、現在のロシアの故郷とよばれるウラジーミル・スーズダリ大公国の軍勢によって略奪された。そのときは、聖ソフィア大聖堂は初めて大きな被害を受けた。その後、1240年、キエフはルーシに侵入したモンゴル帝国の大軍によって占領され、キエフ・ルーシが亡び、大聖堂は部分的に荒れ果てた。
1569年に聖ソフィア大聖堂はウクライナ・カトリック教会の司教座となり、大聖堂内では本格的に修理が行われた。1633年になると、その大聖堂はウクライナ正教会の手に渡され、イタリアの建築家、オクタヴィーノ・マンチーニが修理作業を指導した。イヴァン・マゼーパによって始められた作業はようやく1740年に終わった。大聖堂は内部の古来の装飾が保存され、外部だけはウクライナ・バロック様式で造りかえられた。現存している聖ソフィア大聖堂は当時の姿のままである。
聖ソフィア大聖堂は、東ヨーロッパの諸国にとっては最も重要なキリスト教の故地のひとつである。
現在、聖ソフィア大聖堂は、ウクライナの複雑な宗教事情を反映して特定の教派が管理しない博物館となっており、ウクライナ正教会やウクライナ東方カトリック教会などが、日時をずらして使用する事となっている。
[編集] 世界遺産
聖ソフィア大聖堂は、キエフ・ペチェールシク大修道院とともに「キエフ:聖ソフィア大聖堂と関連する修道院建築物群、キエフ-ペチェールスカヤ大修道院」として、1990年に世界遺産に登録された。
[編集] 登録基準
この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた(以下の基準は世界遺産センター[1]からの翻訳、引用である)。
- (1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
- (2) ある期間を通じてまたはある文化圏において建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
- (3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
- (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
[編集] 国立歴史的建築保存物聖ソフィア大聖堂俯瞰図
[編集] 脚注
- ^ [ソボール・スヴャトーイィ・ソフィーイィ];単にСофійський Собор、[ソフィーイスィクィイ・ソボール]とも。ソフィアはキリスト教で神の知恵を意味しており、「叡智」(出典:岩隈直著『新約ギリシヤ語辞典』 432頁山本書店、2006年5月11日 増訂7版 ISBN 4841400303)や「上智」などとも訳される。また、『奉事経』34頁ほか、日本正教会においては「叡智」ではなく「睿智」の漢字が用いられている。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- ソフィア博物館の公式サイト (ウクライナ語)
- 聖ソフィア大聖堂のモザイク
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| キエフ:聖ソフィア大聖堂と関連する修道院建築物群、キエフ・ペチェールシク大修道院 | リヴィウ歴史地区 | シュトルーヴェの測地弧(他9か国と共有) | |
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| カルパティア山脈のブナ原生林(スロバキアと共同) | |
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