耳つぼ

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耳ツボ(みみつぼ)とは、耳介経穴であり東洋医学が発祥。

概要[編集]

経穴とは、中医学漢方医学経絡学の概念で、身体表面の特定の部位に指圧で刺激を与えることで体調の調整、諸症状の緩和を図れるとするものであり一般にはツボと呼ばれるにある経穴である フランス医師 Dr Paul Nogierポールノジェは耳の経穴を焼いて治療する伝承療法を試みて腰痛坐骨神経痛が治ったという話を元に『耳介には胎児が逆さまに投影されている』と考えるに至り、42の耳介を定め1957年にTreatise of Auriculotherpyを発表した。 耳介の西洋伝承療法を土壌に発芽した耳介反射刺激療法は何千年も前から中国に伝わる東洋医学の耳ツボ刺激の治療法と合わせて発展したものである。 現在では米軍の痛みの緩和にも使われている。 耳介は身体全身を投影しており、耳介を揉むことで血流リンパの流れを良好にし耳介の反射区を刺激することで痛みの緩和や鎮静作用、機能の活性化などの効果を出す。

耳と自律神経 耳には自律神経の交感神経副交感神経の求心繊維が密集して分布している。

耳整[編集]

耳で身体を整える耳整(mimi-sei)は耳を揉んだり、耳のツボ[経穴]を刺激し、耳にある自律神経を刺激することによりリンパ液や血流の促進、鎮痛効果、鎮静効果などをもたらす美容法。耳専門のリフレクソロジー。

耳整考案者 美耳協会代表 吉越アキコ

関連項目[編集]