老害

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老害(ろうがい)とは、組織内において円滑な世代交代が行われず、人材の若返りが阻まれ、その結果、組織の高齢化・腐敗化が起き、結果として様々な支障や弊害が発生すること。

政治や大企業、経済団体などに顕著に見られ、またこれらで生じる問題が典型的な例でもある。決して近現代になって始まった問題ではなく、古代中世においても3世紀皇帝孫権6世紀武帝のように、長期間在位し老化勤続疲労により統治能力を失った人物がなおも在位し続けることにより問題が生じた例はある。

現在、少子高齢化社会である日本において数多くの問題を引き起こしている。また、高齢ながらも経営や政治のトップにあり続ける人物が、自身の過去の成功体験に囚われた行動を繰り返した結果、時代の潮流から取り残され、重大な弊害を引き起こしたり、企業や団体そのものを没落させてしまう事も見られる。

防止策として、役職者(政党における国会議員、企業における取締役など)について定年制度を導入する場合がある。

一方、古くから「亀の甲より年の功」といわれ、実際政治上でも第二次世界大戦末期の日本における鈴木貫太郎小泉内閣で重鎮として活躍した塩川正十郎のように、いわば「老益」というような場面も存在するため、高齢者を一律に排除するような方法は好ましくないとされる。