羽田空港国際線ターミナル駅

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羽田空港 国際線ターミナル駅
1番線改札(地下2階)(2010年10月21日)
1番線改札(地下2階)
(2010年10月21日)
はねだくうこう こくさいせん たーみなる
- Haneda Airport International Terminal -
KK15 天空橋 (1.2km)
所在地 東京都大田区羽田空港二丁目6-5
駅番号 KK16
所属事業者 京浜急行電鉄(京急)
所属路線 空港線
キロ程 4.5km(京急蒲田起点)
駅構造 地下駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
14,283人/日
-2013年-
開業年月日 2010年平成22年)10月21日
乗換 羽田空港国際線ビル駅
東京モノレール羽田空港線
東京国際空港新国際線旅客ターミナルビルと駅舎・バスターミナルが入るアクセスホール(2010年9月)

羽田空港国際線ターミナル駅(はねだくうこうこくさいせんターミナルえき)は、東京都大田区羽田空港二丁目にある、京浜急行電鉄(京急)空港線である。駅番号KK16

英文名称は、Haneda Airport International Terminal Station である[1]

概要[編集]

駅開設までの経緯[編集]

東京国際空港2010年平成22年)10月21日D滑走路を供用開始した。これによって発着枠が増加し、国際線定期便の就航が可能になった。

これにより、国際線のキャパシティが現行の第2旅客ターミナルビル南側に設置されていた旧国際線ターミナルビルよりも増大するため、多摩川東京都道311号環状八号線に沿った区域に国際線旅客ターミナル・貨物ターミナル・駐車場などの新国際線区画が東京国際空港ターミナル等によって建設され、その旅客ターミナルの開業に合わせて駅の開設がなされた。

なお、2002年(平成14年)に羽田再拡張が国土交通省によって策定された当初は、2003年(平成15年)度までに滑走路を着工の上、2009年(平成21年)12月に国際線ターミナルの開業が見込まれていた。しかし、港湾上の構造問題から滑走路の設計変更などが生じて[要出典]2007年(平成19年)5月に着工したため、国際線新ターミナルの着工も順延し、2010年10月21日の開業とされた。

京浜急行電鉄の駅は仮称を「国際ターミナル駅」としていたが、同年5月14日に「羽田空港国際線ターミナル駅」(はねだくうこうこくさいせんターミナルえき)と発表された[2]

羽田空港(現在の羽田空港国内線ターミナル)駅開業10周年を迎えた2008年(平成20年)11月18日に、初めて報道陣に工事の様子が公開された。

建設中の同年3月27日に、電気工事をしていたターミナルビル1階部分から出火。作業員1人が負傷、駅舎など約500平方メートルが延焼する事故が発生した[3]

開業[編集]

開業予定は、当初2009年12月であったが、ターミナルの開業が延期されたことから2010年10月21日となった。

2010年5月16日に実施された京急のダイヤ改正において、品川都営浅草線方面 - 羽田空港(当駅開業と同時に羽田空港国内線ターミナルへ改称)間に設定された「エアポート快特」、品川・都営浅草線方面 - 羽田空港間もしくは横浜方面 - 羽田空港間に設定された「エアポート急行」、および快特・特急・普通が当駅の開業以降に停車することを前提としたダイヤとなり、当駅の開業後は空港線全列車の停車駅となった。

京急では一日の乗降人員を約10,000人と予測している[4]

駅構造[編集]

相対式ホーム2面2線を有する地下駅である。地下2階にホームおよび下り線用改札口が設置され、上り線用改札口は国際線到着ロビーと同じ地上2階に設置されている。近年に設置された駅としては珍しく、改札内での1番線と2番線の往来ができない構造になっている。自動改札機はすべて幅広型のものが設置されている。

1番線改札出場後に国際線出発ロビー(3階)および到着ロビー(2階)に直通するエスカレーターエレベーターが設置されている。

当駅ではターミナルから荷物用カートをホームまで持ち込めるように、ホームの幅員が14メートルと広くなっている[5]。また、カートの線路への転落を防ぐため、京急の駅で初めてホームにホームドアが設置された。このため、ホームドアに対応できない800形の入線は不可能である。ただし、荷物用カートを電車内に持ち込むことはできない。なお2100形が到着した時は、扉の無い車両中央のホームドアは開かない。

外国人利用客への対応として、改札口付近に4か国語対応「ご案内カウンター」を設置するなど、日本の玄関に相応しい設備とサービスを提供するとしている[6]。案内サインも4か国語表記で、視認性の高い位置や素材を検討の上設置されている。

のりば[編集]

1 空港線 羽田空港国内線ターミナル方面
2 空港線 品川東銀座浅草方面/京急川崎横浜方面

駅メロディ

一般公募を行い、SMAPの「世界に一つだけの花」が採用された。開業日から使用されている[7]

駅構内設備

  • 上りエレベーター4基(1番線 - 出発ロビー - 連絡階)、エスカレーター
  • 下りエレベーター3基(到着ロビ - 連絡階 - 2番線)、エスカレーター
  • 太陽光発電設備(駅舎屋根)- エレベーター7基分の電力を供給。大田区との連携事業[8]で補助金を受けた。
  • 到着ロビー階「ご案内カウンター」 - コンシェルジュが常駐。
  • トイレ - 出発ロビー連絡階中央付近と1番線ホーム側改札外コンコースエレベーター横の2ヶ所に設置されている。

セキュリティ

駅全体で計66台の防犯カメラを設置。うちホームに設置された16台は、持ち主不明の荷物が一定時間動かないと駅事務室の大型モニターにて表示・警報が鳴る「放置物探知機能」を備えている[9]

利用状況[編集]

2013年度の一日平均乗降人員は14,283人である[10]。開業以来の一日平均乗車人員の推移は下表のとおり。

年度 一日平均
乗車人員
出典
2010年 8,401 [11]
2011年 6,038 [12]
2012年 5,932 [13]

駅周辺[編集]

バス路線[編集]

京浜急行バス(グループ会社・共同運行会社を含む)と東京空港交通(共同運行会社を含む)が2010年10月21日から国際線ターミナルに乗り入れている[14]

年表[編集]

運賃に関する特記事項[編集]

当駅と羽田空港国内線ターミナル駅間の運賃は通常大人片道140円(IC運賃は133円)となっているが、羽田空港に於いて国内線⇔国際線間を相互に乗り継ぐという理由で乗車する場合に限り、その間の運賃が無料となる。乗車する際には、先ず国内線及び国際線ターミナルの案内カウンターに於いてパスポートと航空券を提示した上で利用を申し出て「乗継乗車票」を発行して貰い、それを駅の改札口にて提示しなければならない[15]

隣の駅[編集]

京浜急行電鉄
空港線
エアポート快特
品川駅(本線)(KK01) - 羽田空港国際線ターミナル駅 (KK16) - 羽田空港国内線ターミナル駅 (KK17)
快特
京急蒲田駅 (KK11) - 羽田空港国際線ターミナル駅 (KK16) - 羽田空港国内線ターミナル駅 (KK17)
特急・エアポート急行・普通
天空橋駅 (KK15) - 羽田空港国際線ターミナル駅 (KK16) - 羽田空港国内線ターミナル駅 (KK17)

脚注[編集]

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  1. ^ 10月21日(木) 京急線「羽田空港国際線ターミナル」駅開業! 京浜急行電鉄
  2. ^ “10月21日(木)京急線「羽田空港国際線ターミナル」駅 開業!” (プレスリリース), 京浜急行電鉄, (2010年5月14日), http://www.keikyu.co.jp/company/news/2010/detail/001322.html 2010年5月14日閲覧。 
  3. ^ 羽田空港の新駅で火災、1人軽症 建設中の国際線ターミナル(産経ニュース 2010年3月27日)
  4. ^ モノレールvs.京急 羽田国際駅13分の攻防[リンク切れ]
  5. ^ “京急・空港線に国際ターミナル駅(仮称)新設” (プレスリリース), 京浜急行電鉄, (2005年10月5日), http://www.keikyu.co.jp/corporate/press/2005/05_1005_1.shtml 2010年3月11日閲覧。 
  6. ^ 報道発表資料
  7. ^ 京急電鉄オフィシャルサイト「ニュースリリース」
  8. ^ 羽田経済新聞「羽田新国際線ターミナルの京急新駅に太陽光発電-利用者への告知パネルも設置」
  9. ^ 業務複雑化、テロ対策は…期待と不安交錯、羽田新滑走路21日開業 - 産経新聞(2010年10月20日)
  10. ^ 京急まちWeb 駅別1日平均乗降人員
  11. ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
  12. ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
  13. ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
  14. ^ 羽田経済新聞「東京空港交通・京浜急行バス、羽田新国際線ビルに-深夜早朝便拡大は検討継続」
  15. ^ 国内線から国際線へ』・『国際線から国内線へ』《以上は羽田空港国際線ターミナルWebサイト》・『国内線⇔国際線のお乗り継ぎ』《『羽田空港アクセスガイド』(京急運営Webサイト)》より

関連項目[編集]


外部リンク[編集]