羽坂勇司

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羽坂 勇司(はさか ゆうじ、1921年1月1日[1] - 2020年1月12日)は、日本の歯科医師、青山学院元理事長。

略歴[編集]

1921年東京都生まれ。青山学院中等部卒業、1941年に繰り上げで青山学院高等部卒業、陸軍に召集される。復員後は、現在の日本歯科大学で歯学を学び、さらに慶應義塾大学医学部細菌学を研究し、1961年に医学博士号取得。論文の題は「ムタビール型変異菌(村瀬)の出現機序に関する研究 」[2]横浜市で開業し、横浜市磯子歯科医師会会長、同監事などを歴任。1977年から青山学院理事、1988年から青山学院校友会副会長などを歴任し、青山学院理事長に就任し、1990年~2005年までその職にあった。2007年旭日中綬章を受章[3][4]。2020年1月12日、老衰のため死去[1]

名誉学位[編集]

参考文献[編集]

  1. ^ a b 『現代物故者事典2018~2020』(日外アソシエーツ、2021年)p.429
  2. ^ 学位論文書誌データベースによる
  3. ^ 「2007年秋の叙勲 中綬章以上と在外邦人、外国人叙勲の受章者一覧」『読売新聞』2007年11月3日朝刊
  4. ^ 秋の叙勲・褒章”. 日本私立大学協会 (2007年11月7日). 2023年6月9日閲覧。
  • 青山学院編集委員会「青山学院120年 1874年~1994年」1996年、pp.131