群馬県立高崎高等学校

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群馬県立高崎高等学校
正門
正門
過去の名称 群馬県尋常中学校群馬分校
群馬県高崎中学校
群馬県立高崎中学校
国公私立の別 公立学校
設置者 群馬県
設立年月日 1897年
共学・別学 男女別学(全日制)
男女共学(通信制)
課程 全日制・通信制
単位制・学年制 学年制(全日制)
単位制(通信制)
設置学科 普通科
高校コード 10108H
所在地 370-0861
群馬県高崎市八千代町二丁目4番1号
北緯36度19分10秒東経138度59分13.4秒
外部リンク 公式サイト
翠巒祭(文化祭)公式サイト
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群馬県立高崎高等学校(ぐんまけんりつ たかさきこうとうがっこう)は、群馬県高崎市八千代町二丁目にある公立高等学校。全日制は男子校、通信制は男女共学である。

沿革[編集]

  • 1897年 - 群馬県尋常中学校群馬分校と称し、高崎市大字赤坂長松寺の仮校舎によって創立。
  • 1900年 - 群馬県高崎中学校として独立。
  • 1938年 - 現在の高崎市八千代町の地に校舎新築移転。
  • 1948年 - 学制改革により群馬県立高崎高等学校と改称。
  • 1978年 - 創立80周年記念事業完成(校舎新築、校庭改修など)。
  • 1981年 - 第53回選抜高等学校野球大会出場(甲子園)※山際淳司・「スローカーブを、もう一球」参照。
  • 1997年 - 創立100周年記念式典を挙行。
  • 1998年 - 高崎高校百年史刊行。
  • 2001年 - 「理科棟」完成。
  • 2002年 - 「指月庭」及びバラ園整備完了 「トレーニングルーム」完成 文部科学省より3年間のスーパーサイエンスハイスクールの指定を受ける。
  • 2003年 - 「部室棟」完成。
  • 2005年 - 文部科学省より新たに5年間のスーパーサイエンスハイスクールの指定を受ける ヒューマンサイエンス開始。
  • 2012年 - 第84回選抜高等学校野球大会出場。

概要[編集]

通信制全日制がある。設置学科は普通科のみである。群馬県立高崎工業高等学校の愛称『高工』(たかこう)と区別するため、『高高』(たかたか)の愛称で親しまれている。 ほぼ全員の生徒が4年制大学への進学を希望していることもあり、受験を見据えた実践的なカリキュラムで授業を行っている。補習については奇数週土曜日に原則として生徒全員を対象としたものがあり、他にも機会(早朝補習・放課後補習)を設け希望者・指名者に対して行われている。授業時間は1コマ65分、土曜補習時は同100分である。また、3年生の秋口からは、センター試験対策及び志望大学別の模擬試験の予定が大幅に増える。

理数系のスペシャリストを育成するスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に文部科学省から指定されている。これにより、SSHの生徒のみならず全ての理系の生徒には、研究者として世界の第一線で活躍しうる存在にするべく、さまざまな試みが高校教育レベルにとらわれず精力的に行われている。またSSHとの双璧を成すべく、高崎高校独自の取り組みとして文系には2005年度(平成17年度)より「HS(ヒューマンサイエンスクラス)」が導入されている。なお、2012年度(平成23年度)卒業生を最後にSSHの指定期限が切れたため、SSHに代わるSS(スペシャルサイエンスクラス)が設置された。 1年時ではSSHクラス・HSクラスの選抜は行わない。現在(2013年度)は2年時、3年時ともSS1クラス・HS1クラスが編成される。

秋には1年生を対象に、各分野の第一線で活躍する社会人を招待して、キャリア教育を行う社会人講師授業という行事がある。

校内に食堂はなく、業者が来校してパン等を販売している。

企業研究所大学訪問研修[編集]

2003年度から、いわゆる修学旅行に代替するものとして「企業研究所大学訪問研修」が実施されている。これは2年生全員が各地の企業・研究所・大学を訪問するもので、早くから生徒に研究者ないし各方面のリーダーとしての自覚を育てる目的で行われる。

NASA派遣事業[編集]

高崎高校と高崎女子高校ら13校合同で、SSHSPPの一環としてアメリカ航空宇宙局(NASA)、カリフォルニア工科大学、テキサスメディカルセンター等に研修を行った。これは、早期から研究の第一線で活躍する研究者に接することにより、研究者の夢をふくらませ、考え方を深化させ、グローバルな視野を持たせることを目的としている。

自校入試[編集]

2005年から群馬県の高校は自校で入試問題の一部を作成できるようになったことを受け、高崎高校では英語の入試問題の一部を自校入試として実施していたが、2008年度以降は実施していない。

学科[編集]

  • 普通科

主な行事[編集]

翠巒祭(文化祭)[編集]

毎年『翠巒祭(すいらんさい)』を6月第1土曜日曜の2日間にわたって開催。本校は毎年文化祭を開催している県内では唯一の高校であり、2006年~2014年(第54回~第62回)では9年連続で来場者数1万人を超えている。翠巒祭は毎年テーマが決められており、それに沿った展示・企画が準備される。

  • 62回(2014年) No Limit!
  • 61回(2013年) GrowReuse
  • 60回(2012年) TryAngle
  • 59回(2011年) WILL connect
  • 58回(2010年) Change IT
  • 57回(2009年) Borderless
  • 56回(2008年) Alternativista" ~新たな視点へ~
  • 55回(2007年) モダンレトロ
  • 54回(2006年) 高高ルネサンス~記憶に残る翠巒祭~
  • 53回(2005年) TIME LEADER
  • 52回(2004年) Japanism ―月めくり日本―
  • 51回(2003年) 歴史

定期戦[編集]

10月初頭に群馬県立前橋高等学校とスポーツで戦う『定期戦』が毎年開催されており、2012年度で第66回を数える。会場は両校で毎年交互に受け持つことになっているが、体育館工事等で競技場所がない場合はその限りではない。 競技は一般対抗と部対抗に分かれており、一般対抗の主な競技としては、綱引き、玉入れ、駅伝、ソフトボール、バスケットボール、バレーボール、卓球、長縄、陸上競技などがある。その中で最も盛り上がりを見せるのはプログラムの中間に行われる綱引きと、ラストの玉入れであり、これらは定期戦の花形種目である。なお、この二競技はかつて行われていた騎馬戦に代わるものとして導入された経緯をもつ。

部活動[編集]

高崎高校の特徴の1つとして、学芸部の数が運動部の数よりも多い。部活動所属率はほぼ毎年各学年が100%を超えている。また部活動に準ずる実行委員会がある。翠巒祭実行委員会は4月~6月、定期戦実行委員会は7月~10月の間が主な活動期間であるが、その期間中激務なために部には入らず実行委員会に専念する生徒も多く見受けられる。両会ともに100名以上が所属している。

学芸部[編集]

  • 数学部
  • 物理部
  • 化学部
  • 生物部
  • 地学部
  • 写真部
  • 英語部
  • 郷土部
  • 文藝部
  • 弁論部
  • 美術部
  • 吹奏楽部
  • マンドリン部
  • 合唱部
  • 放送メディア研究部(2008年度までの映画研究部)
  • 新聞部
  • JRC
  • 落語研究部
  • 囲碁部
  • 将棋部
  • 鉄道研究部
  • 和太鼓部
  • 演劇部
  • 百人一首(同好会)
  • SF研究(同好会)
  • 料理研究(同好会)

実行委員会等[編集]

  • 翠巒祭実行委員会
  • 定期戦実行委員会
  • 生徒会総務

運動部[編集]

  • 野球部
  • ラグビー部
  • サッカー部
  • バスケットボール部
  • バレーボール部
  • 卓球部
  • 陸上競技部
  • 水泳部
  • 柔道部
  • 剣道部
  • 山岳部
  • 應援部
  • スキー・スケート部
  • テニス部
  • ソフトテニス部
  • バドミントン部
  • 弓道部
  • 空手道部
  • 軟式野球部


部活動成績[編集]

文化部では、新聞部(県下最高賞の知事賞を受賞)、写真部(2年連続写真甲子園関東大会決勝進出)、弁論部、吹奏楽部(県吹奏楽コンクール金賞受賞多数、全国アンサンブルコンテスト金賞受賞)、放送メディア研究部(4年連続NHK杯全国大会出場、2年連続全国総文出場、関東地区高校放送コンクールオーディオピクチャー部門にて最優秀賞)、囲碁部(7年連続全国大会団体・個人出場、関東大会団体準優勝、全国大会団体2年連続入賞(4位、8位)、個人第5位)、和太鼓部(2年連続全国大会出場)、鉄道研究部(全国高校鉄道模型コンテスト第5位、各種展示会に出展・招待)などが実績を残している。

運動部では、校歌にも歌い込まれ“校技”とされるラグビー(過去の実績としては国体2度優勝・花園3位)をはじめ、硬式野球(春のセンバツ(1981年・2012年))、サッカー(過去の実績としては選手権大会出場、インターハイベスト8)、バスケットボールソフトテニス(過去の実績としては全国高校ソフトテニス団体選抜大会3位)などで、全国大会に出場した実績をもつ。 また、野球部というと硬式野球部をイメージする人が多いが、最近では軟式野球部も知名度を上げようと頑張っており、そのなかで高崎高校の軟式野球部は2010年度の高校総体、新人戦では優勝し現在は2年連続で関東大会出場している。

なお、硬式野球部がセンバツに出場を決めた1980年の秋季関東大会のエピソードは、山際淳司ノンフィクション小説「スローカーブを、もう一球」で採り上げられた。

卒業生[編集]

交通[編集]

その他[編集]

  • 1998年度の募集要項から男子限定の記載がなくなったが2001年度に男女別の記載が復活した。この間に女子の受験希望があったのか不明である。
  • 全日制は男子のみであるが、通信制では男女共学である。翠巒祭で通信制による展示が行われるほか、卒業式は両生徒共同で行なわれる。
  • 制服は一般的な学生服。下駄の着用を認める(自転車乗用中は禁止)校則があり[要出典]、下駄愛好会というものも存在していた。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

脚注[編集]

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