群衆の中の一つの顔

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群衆の中の一つの顔
A Face in the Crowd
ポスター(1957)
監督 エリア・カザン
脚本 バッド・シュールバーグ
原作 バッド・シュールバーグ
製作 エリア・カザン
出演者 アンディ・グリフィス
パトリシア・ニール
ウォルター・マッソー
音楽 トム・グレイザー
撮影 ハリー・ストラドリング
ゲイン・レシャー
編集 ジーン・ミルフォード
配給 アメリカ合衆国の旗日本の旗 ワーナー・ブラザース
公開 アメリカ合衆国の旗 1957年5月28日
日本の旗 1957年9月14日
上映時間 126分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
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群衆の中の一つの顔』(ぐんしゅうのなかのひとつのかお、原題:A Face in the Crowd)は、1957年制作のアメリカ合衆国ドラマ映画エリア・カザン監督。

2008年、アメリカ国立フィルム登録簿に登録された。

あらすじ[編集]

アーカンソー州の地方ラジオ局のアナウンサー、マーシャ・ジェフリーズは、自分の担当する番組「群衆の中の一つの顔」の取材である拘置所に行った。そこで彼女はロンサム・ローズというギターを弾き、民謡を歌う青年と出会う。彼の歌に魅かれたマーシャはそれを録音して帰った。

彼の歌を聞いた放送局社長はすっかりローズに惚れ込み、マーシャに彼との契約をとらせた。ローズの魅力のあるギターと歌はたちまち評判となり、彼は一躍人気スターとなった。

しかし、人気の上昇と共にローズの性格は次第にわがままとなっていった。一方、メンフィスのテレビ局の作家兼プロデューサー、メル・ミラーは、ローズの新しい仕事が成功したら、もはや彼とは手を切るべきだとマーシャに忠告する。ローズはニューヨークでのデビューが成功すると益々わがままになり、もはやマーシャの手には負えなくなっていった。

そんな時、マーシャはローズが放送前後に決まって視聴者を罵倒する癖がある事を知る。ローズの新番組スタートの日、マーシャはスイッチを切換え、視聴者を侮辱するローズの声をそのままテレビに流した。たちまちローズの人気は凋落、マーシャはついにローズに絶縁を言い渡すのだった。

キャスト[編集]

脚注[編集]

  1. ^ これがデビュー作。

外部リンク[編集]