沖縄美ら海水族館

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沖縄美ら海水族館
下より
正面より
情報
正式名称
愛称
前身 沖縄国際海洋博覧会の海洋生物園
専門分野 総合
事業主体
管理運営 財団法人海洋博覧会記念公園管理財団
開館 1979年8月
所在地 〒905-0206
沖縄県国頭郡本部町字石川424番地
電話 {{{電話}}}

沖縄美ら海水族館(おきなわちゅらうみすいぞくかん)は、沖縄県国頭郡本部町字石川の海洋博公園内にある水族館。「チュらうみ」とは「清[きよ]ら(しい)海」の沖縄弁であり、「美」ら海の文字をあてることもある。大水槽を泳ぐジンベエザメや、イルカショーが人気で、沖縄島の著名な観光地となっている。2005年にアメリカのジョージア水族館が開館されるまでは世界最大の水族館であった(現在でも世界で2番目の大きさを誇っている)。

目次

[編集] 概要

水族館内には水量7,500㎥の世界最大級の大水槽『黒潮の海』を設置するほか、総展示槽数は77槽。「沖縄の海との出会い」をコンセプトに、イノー(沖縄の方言で珊瑚礁の縁の浅瀬のこと)、珊瑚礁黒潮の海、深海と様々な海の生物を紹介している。なかでも世界で初めて長期飼育に成功したジンベエザメやオニイトマキエイ(マンタ)が人気の展示となっており、ジンベエザメは水族館のキャラクターともなっている。また、「サメ博士の部屋」では、サメについての様々な知識を学ぶことができる他、併設されている「危険ザメの海」水槽には、沖縄近海にも生息する危険ザメの一種であるオオメジロザメイタチザメなどのサメ数種類も飼育されている。2008年7月末の飼育数は740種21,000点。

また、隣接施設として入場無料の「イルカラグーン」「オキちゃん劇場」(イルカショー)「いるかスタジオ」「ウミガメ館」「海の保育園」「マナティー館」がある。正式には沖縄美ら海水族館とは別施設であるが、この項で取り上げる。

[編集] 世界最大級の水槽

水族館の1階から2階を貫く「黒潮の海」水槽は、長さ35m×幅27m、深さ10m、水量7,500㎥で世界でも有数の大きさを誇る。観客と大水槽を隔てるアクリルパネルは高さ8.2m、幅22.5m、厚さ60cm、パネル総重量は135トンあり2007年現在ギネスブック公認の世界最大のアクリルパネルとなっている[1]

この「黒潮の海」水槽には、ジンベエザメをはじめとする大型のサメエイなどが回遊し、来館者の視界いっぱいに水槽が広がる雄大な光景を見せている。ジンベエザメは餌を採る際に口を水面に向け垂直の姿勢をとるが、成熟すれば全長9メートルに達するといわれるジンベエザメの尾が水底をこすらないように水槽の深さは10mとされたのである。 この大水槽では給餌解説が行われるほか、上部から水槽を観察する「黒潮探検(水上観覧コース)」(定員制)や水槽に隣接したカフェ「オーシャンブルー」などもあり、美ら海水族館のハイライトとなっている。

[編集] オキちゃん劇場・イルカラグーン・いるかスタジオ

美ら海水族館のオキゴンドウ
美ら海水族館のオキゴンドウ
ドルフィンジャンプ
ドルフィンジャンプ

無料施設で、バンドウイルカオキゴンドウカマイルカミナミバンドウイルカのショーや飼育を見学することができる。

2005年に病気で尾びれの大半を失ったバンドウイルカの「フジ」が人工の尾びれを付けショーに復活したことが話題となったほか、岩貞るみこによって『もういちど宙へ』のタイトルで書籍化され、2007年にこれを原作として映画『ドルフィンブルー ~フジもういちど宙へ~』が製作された。2007年4月現在、水族館公認のイルカ飼育チームのウェブサイトが公開されている。

イルカスタジオに関しては、コンクリートの劣化より2007年1月末から使用を休止している。その他、海の保育園及び旧水族館アーケード部も同様の理由で使用を休止した。

[編集] マナティー館

メキシコ合衆国大統領から贈られたマナティーが飼育・展示されている。1978年に贈られたオスの「ユカタン」、1997年に贈られたメスの「マヤ」、オスの「琉」の3頭の他、マナティー館で生まれたメスの「ユマ」(ユカタンとマヤの子)がいる(2007年現在)。

[編集] ウミガメ館

タイマイアオウミガメアカウミガメクロウミガメヒメウミガメの5種類のウミガメを飼育・展示している。

[編集] 入館料

  • 大人 - 1,800円
  • 高校生 - 1,200円
  • 小中学生 - 600円
  • 大人年間パスポート - 3,600円(発行日から1年間有効)

Edyでの支払い可能(水族館内のショップや飲食店でも利用可)。

水族館入口のチケット売り場のほか、コンビニエンスストアの店内端末、道の駅許田那覇空港の観光案内所などでは、割引料金で前売券を購入できる。

[編集] アクセス

[編集] 路線バス

路線バスによるアクセスは、まず沖縄都市モノレール線那覇空港駅や、旭橋駅前(那覇バスターミナル)などから高速バス等を利用し名護バスターミナルへ行く[2]。この名護バスターミナルから現地までは、以下のバスが走っている。詳しくは下記「脚注」の項や、「琉球バス交通#営業路線」、「沖縄バス#営業路線」の項目、または沖縄バス公式サイト等を参照のこと。

最寄バス停:「記念公園前」
  • 65番(本部半島(渡久地廻り)線 備瀬経由) - 琉球バス交通沖縄バス
  • 66番(本部半島(今帰仁廻り)線 備瀬経由) - 琉球バス交通、沖縄バス
  • 70番(備瀬線) - 琉球バス交通、沖縄バス

※参考:バスマップ沖縄

[編集] 歴史

1975年に本部町で開催された沖縄国際海洋博覧会において海洋生物園として出展された後、博覧会跡地に国営沖縄海洋博覧会記念公園[3]が整備された事業の一つとして1979年8月に開園した。開園当時、水量1,100トンの水槽は世界最大であった。建物の老朽化につき旧来の水族館を2002年8月31日に閉館、同年11月1日に新館が開館し、現在の名称となった。

管理運営は海洋博覧会記念公園管理財団が行っている。2005年度の入館者数は242万5,176人で、2006年2月に通算入館者800万人を達成している[4]

[編集] 建築概要

  • 設計 - 国建
  • 施工 - 鹿島建設・屋部土建・阿波根組JV
  • 竣工 - 2002年10月
  • 構造 - RC造(一部SRC造、S造)
  • 規模 - 地上4階
  • 延床面積 - 19,199m²
  • 総水量 - 10,000t
  • 所在地 - 沖縄県国頭郡本部町字石川424

[編集] 関連作品

  • 岩貞るみこ『もういちど宙(そら)へ - 沖縄美ら海水族館人工尾びれをつけたイルカフジの物語』(講談社 2005年 ISBN 4063527301
  • 萩原はるな『ドルフィンブルーフジ、もう一度宙へ』(講談社 2007年 ISBN 978-4-06-214086-7
  • 美ら海からの年賀状』(ドラマ) フジテレビジョン(2007年12月14日放送)
  • 『夢の扉 NEST DOOR ~世界初となるマンタの育成を成功させたい~PartI・II』(ノンフィクション) TBS(2008年8月3・10日放送)

[編集] 脚注

  1. ^ 世界最大の水槽パネル - 鹿島建設
  2. ^ 水族館へのバス時刻表(旭橋駅~記念公園前) - 琉球群島のおもな観光地(時刻表サイト)
  3. ^ 公園の名称は1987年に「国営沖縄記念公園」に改称されている。
  4. ^ 平成17年度事業報告書 - 海洋博覧会記念公園管理財団

[編集] 外部リンク

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