組閣

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組閣(そかく)とは、内閣を組織すること。

日本において、本来の意味としては、国会内閣総理大臣指名選挙により指名を受けた内閣総理大臣就任予定者が、新たに内閣を組織すること、またその作業(特に国務大臣の人選作業)・手続を指すが、一般的には内閣改造の際の作業・手続も含める。本記事においては、前者の例を解説する。

[編集] 概要

日本では、日本国憲法に基づき国会で内閣総理大臣指名選挙が行われ新首相となるべき人物(国会議員)についての議決が確定すると、衆議院議長天皇にその旨を奏上する。これと並行して(あるいはその後)、当該新首相となるべき人物は総理大臣官邸において与党幹部や内閣官房長官就任予定者らと「組閣本部」を立ち上げて組閣作業に着手し、国務大臣に任命する人物及びその補職を決め、自らの新内閣の布陣を整える(この時点では宮中での任命・認証は行われていないため、新首相を含め全員が就任予定者である)。

その後、首相官邸において内閣官房長官就任予定者がこの人事を発表し、続いて新閣僚予定者が就任会見を行いその抱負等を述べることが慣例となっている。これら一連の作業の後、宮中において首相の親任式、次いで閣僚の認証官任命式が行われ、この時から新内閣が正式に発足する(ただし、過去4例ほど首相の親任式のあとに組閣作業を行った例がある。一人内閣参照)。

閣僚は過半数を国会議員から選出することが規定されている。閣僚を適材適所に配置させたり、後継者を重要ポストで処遇し、さらには与党内のライバルを閣内に取り込んで反対行動を封じるなど、内閣の行政遂行能力を向上させることが肝要となる。

自民党政権が長期化するにつれ、与党内の派閥や連立与党や参議院とのバランスを重視し、派閥の推薦枠や参議院枠、また大臣病の政治家のために当選回数などが閣僚登用の基準として用いられた。小渕恵三内閣の組閣の際には首相枠として堺屋太一を起用するなど、一部で独自性を見せたが、大半は旧来のままであった。しかし、2001年から2006年まで首相に在任した小泉純一郎は派閥のバランスを考慮せずに組閣を行い、政界に驚きを与えた。

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