組体操
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組体操(くみたいそう)は運動会や体育祭で行われるマスゲームの一種。組み立て体操・タンブリング・スタンツとも呼ばれる。
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[編集] 概要
得点を争うのではなく、学年やクラスの団結を保護者に見せるために行う事が多い。そのため、紅組、白組ではなく男子全員、5・6年生合同などといったグループ分けをしたりする。数十秒の姿勢保持が必要であるため、バランスや筋力・筋持久力が発達した最高学年(小学5年生または6年生・中学3年生・高校3年生)が主にが行うが、それ以外の学年でも、ダンスのクライマックスの決め技に行うこともある。また、幼稚園年長組の遊戯でも、2段ピラミッド程度の簡単な技を行える。
組体操は太鼓もしくは笛の(代表者・指導者の)合図で形を作り出すのが一般であるが、学校によっては先生や児童・生徒たちの選曲による(J-POP・マーチソングなどの)音楽に合わせるものもある。
流れとしては、V字バランスやブリッジなどの個人技に始まり、倒立や通称「さぼてん」などの2人組技、扇や波などの小集団技と続き、クライマックスにピラミッドやタワーなどの大技を用いることが多い。
[編集] 服装
服装は基本的に体操服(男子は上半身裸)に裸足という格好だが、何かの踊りなどと組み合わせる場合はその踊りに合わせたユニフォームを着たり小道具を持つ事がある。裸足である理由として、
- 摩擦力が増し、滑りにくい
- ピラミッドやタワーを作る時に下段の人の負担が減る
- 紐がほどけたり、靴が脱げる事から来るトラブルを無くせる
- バラバラの靴を履くより統一感がある
などがある。
また、統一性を高めるため、体操帽はクラスに関係なく赤か白のどちらかに合わせるほか、脱げる事を考えて最初からかぶらない学校もある。
[編集] 事故
組体操には大きな危険が伴い、1988年には愛媛県で人間ピラミッドが崩れ小学校6年生の男児が圧死しているほか[1]、1990年に福岡県で高校3年生の男子生徒がピラミッドの崩落により首の骨を折り脊髄損傷の後遺症を残した事件では高裁が学校側に過失があると認めている[2]。そのため近年では難しい形が外されたり、競技そのものを行わないケースが増えている。また、タワーには必ず職員が補助につく、ピラミッドの締めくくりであった総崩れを行わないなど、安全に配慮したものになっている。
[編集] 出典
- ^ 山本健治『年表子どもの事件—1945~1989』柘植書房新社、1989年。ISBN 978-4806801955
- ^ S. Takeda「子どもに関する事件【事例】」『日本の子どもたち』 2000年。

