納豆菌

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納豆菌(なっとうきん、学名Bacillus subtilis var. natto)は、枯草菌の一種である。に多く生息し、日本産の稲の藁1本に、ほぼ1000万個の納豆菌が芽胞の状態で付着している [1]。納豆菌の芽胞は熱に強く、旧来の納豆の製法では使用する稲わらを熱湯で煮沸して納豆菌以外の雑菌を死滅させる工程を含んだ。

納豆菌の活用[編集]

一般的には納豆の製造に利用される。また、人体の腸内では整腸作用が確認されており、市販されている医薬品にもこれを含むものがある。

また、納豆菌が生産するポリグルタミン酸を放射線で処理したγ-ポリグルタミン酸の「水の浄化作用」や「保水力」に着目した、水源の汚泥処理や砂漠の緑化などへ使用するための研究が行われている。民間団体や自治体が有用微生物群(EM菌)として利用や散布を奨励する例もあるが、これに対して効果や安全性および環境影響の評価をなおざりにした拙速であるとの批判もある。記事 有用微生物群 参照。

また、納豆菌の生産する血栓溶解酵素ナットウキナーゼの利用についても研究が進められているが、経口摂取では効果が確認されていない。これらの効果を謳った健康食品や防カビ剤があるが、ほとんどが薬事法違反または景品表示法違反である。

脚注[編集]

  1. ^ 納豆百科事典(全国納豆協同組合連合会)

関連項目[編集]