米州共同防衛条約

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米州共同防衛条約(べいしゅうきょうどうぼうえいじょうやく、The Inter-American Treaty of Reciprocal Assistance)とは、リオデジャネイロで南北アメリカ諸国によって結ばれた、アメリカ合衆国主導の集団的防衛条約である。その締結地から、リオ協定(Rio Pact)とも称される。

概要[編集]

1947年9月2日、リオデジャネイロにおいて調印されたこの条約は1948年12月に発効した。アメリカ合衆国の主導で結ばれたものであり、冷戦構造を反映したものであった。同条約と、4月に結成された米州機構を通じて、アメリカ合衆国はラテンアメリカ諸国を西側陣営に組み込んでいった。1982年にアルゼンチンがフォークランド諸島(マルビナス諸島)の領有権を主張して同島を占領したフォークランド紛争においては、外相協議会でアルゼンチンの主張を認めたものの、集団的自衛権の発動は行わなかった[1]

参加国[編集]

過去の参加国[編集]

パナマは1989年に一時除名され、アメリカによるパナマ侵攻を受けた。メキシコイラク戦争に反発し、2004年9月に脱退した。

非参加国[編集]

南北アメリカ州諸国のうち、イギリス連邦に属する以下の国およびスリナム(旧オランダ領)は未加盟。またフランス領ギアナおよびイギリス領地域(イギリス領ヴァージン諸島など)、オランダ領地域は植民地なので地域独自の判断を許されず、加盟出来ない。

脚注[編集]

外部リンク[編集]