筋違い角
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筋違い角(すじちがいかく)とは、将棋の用語の一つで、角行(以下、角と略す)を初期配置の筋と別の筋に打つこと、またその打った角。また、角交換後に筋違いの位置に角を打って活用する奇襲戦法のことも指す。
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[編集] 概要
初期配置の角は8八であり、角は成らない限り「アラビア数字 + 漢数字 =偶数」の位置を保ち続けながら移動する。
これに対し、「アラビア数字 + 漢数字 =奇数」の位置に打たれた角を筋違い角と呼ぶ。この角は成らない限り初期配置の筋に移動することはない。
[編集] 奇襲戦法としての筋違い角
奇襲戦法としての筋違い角の開局手順は定まっていて、▲7六歩、△3四歩、▲2二角成、△同銀、▲4五角と角を打ち、△6二銀に▲3四角△3二金と歩を取るのが一連の手順である。 この後は棒銀にしたり、向かい飛車に振るなど様々な指し方がある。
最近はプロの対局でこの戦法が指されることは稀であるが、かつてはタイトル戦で登場したこともある。
[編集] メリット
[編集] デメリット
- 打ったあとの生角の扱いが難しい。対して後手側は角を手駒として持つことになる。
- 手損(先手のメリットが小さくなる。同じ理由で、後手番ではあまり使われない)
[編集] その他
- 筋違い角戦法がNHK将棋講座において、田丸昇が講師を担当していた時に取り上げられたことがある。
- 木村義雄が升田幸三と戦った、第10期名人戦で連用して勝利を収めたことは有名である。
- 近年ではプロ棋士の武市三郎が、この戦法を数多く採用しており著書もある。