笹山隆

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笹山 隆(ささやま たかし、1930年8月28日 - 2018年11月4)は、英文学者、関西学院大学名誉教授。大阪大学文学部卒業。ハーヴァード大学大学院留学。関西学院大学教授を経て名誉教授。1983年『ドラマと観客』で河竹賞受賞。エリザベス朝ジャコビアン朝英国演劇が専門。

著書[編集]

  • 『ドラマと観客 観客反応の構造と戯曲の意味』(研究社出版 1982年)
  • 『エリザベス朝演劇 伝統とヴィジョン』(山口書店 1982年)
  • 『甲山日記抄 入相の想念』(冬扇社 2001年)
  • 『ドラマの受容 シェイクスピア劇の心象風景』(岩波書店 2003年)
編著
  • 『ハムレット読本 作品をめぐる評論と創作』(岩波書店 1988年)

翻訳[編集]

  • チャールズ・モーガン『鏡に映る影』矢本貞幹共訳 南雲堂 1958年)
  • トマス・ミドルトン、ウィリアム・ロウリー『チェインジリング』「世界文学大系」筑摩書房 1963年)
  • アンリ・フリュシェール『シェイクスピア エリザベス朝の劇作家』(研究社出版 1969年)
  • シェイクスピア『オセロー』(編注)大修館書店 (大修館シェイクスピア双書)1989年)
  • コングリーヴ『世の習い』(岩波文庫 2005年)