第5回全国同時地方選挙 (韓国)

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第5回全国同時地方選挙
대한민국의 지방선거 大韓民國-地方選擧 포스터 beeniru.JPG
全国同時地方選挙候補者ポスター(京畿道議政府市カ選挙区)上部から道知事候補・道議候補、教育監候補・市長候補、市議会議員候補、教育議員候補の順でポスターが貼られている)
各種表記
ハングル 제5회 전국동시지방선거
漢字 第五回全國同時地方選擧
日本語読み: だい5かい ぜんこくどうじ ちほうせんきょ
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第5回全国同時地方選挙は、韓国地方自治体である広域自治団体(広域市)の団体長(道知事・市長)と議員、基礎自治団体(特別区一般市)の団体長(区庁長・市長・郡守)と議員、16市道の教育監(日本における教育長に該当)と教育委員を全面改選するため、2010年6月2日に投票が行なわれた選挙である。

概要[編集]

全羅北道茂朱郡で使われる投票用紙。郡議会はナ選挙区で使われる用紙

自治団体長と議員の任期満了による選挙である。今回の選挙は、1995年に韓国における地方自治が復活して以降、5回目となる選挙である。また、全国規模で一斉に行なわれる選挙のため、李明博政権に対する中間評価の意味合いも強く、与野党間で激しい選挙戦が展開された。

今回の地方選擧での勝利をバネに、次期大統領選擧における勝利に繋げたい前盧武鉉政権与党[1]の流れを汲む民主党を中心とした野党勢力は今回、候補者を一本化、その結果、盧武鉉前大統領に近い人々(親盧派)が多数立候補した。特に激戦地域である首都圏(ソウル市・仁川市・京畿道)において、ソウル市長選挙に元・国務総理の韓明淑民主党)が、京畿道知事選挙に保健福祉部長官で盧前大統領側近の柳時敏国民参与党)が立候補するなど、3地域全てで親盧派候補が立候補し、16市道の広域自治団体長選挙では9名の親盧派候補が立候補した。そのため、今回の選挙は、先述した李明博政権に対する中間評価のみならず、現政権(李明博)と前政権(盧武鉉)政権の勢力同士の対決(『前政権審判』vs.『現政権審判』)という様相も加わった[2]

日程
  • 5月13日 - 14日:候補者登録
  • 5月14日 - 18日:不在者報告期間
  • 5月20日 - 6月2日:公式選挙運動期間
  • 5月27日 - 28日:不在者投票期間
  • 6月2日:投票日

実施された選挙[編集]

広域自治団体選挙[編集]

広域自治団体長と広域議会の定数
地域名 広域自治
団体長
(箇所)
広域議会議員(名)
合計 地域区 比例区
ソウル特別市 1 106 96 10
釜山広域市 1 47 42 5
大邱広域市 1 29 26 3
仁川広域市 1 33 30 3
光州広域市 1 22 19 3
大田広域市 1 22 19 3
蔚山広域市 1 22 19 3
京畿道 1 124 112 12
江原道 1 42 38 4
忠清北道 1 31 28 3
忠清南道 1 40 36 4
全羅北道 1 38 34 4
全羅南道 1 57 51 6
慶尚北道 1 58 52 6
慶尚南道 1 54 49 5
済州特別自治道 1 36 29 7
合計 16 761 680 81
広域議会は、選挙区(小選挙区制)と比例代表区並立制で、有権者は候補者と政党の両方に投票する(2票制)。

基礎自治団体選挙[編集]

基礎自治団体長と基礎議会の定数
地域名 基礎自治
団体長
(箇所)
基礎議会議員(名)
合計 地域区 比例区
ソウル特別市 25 419 366(160) 53
釜山広域市 16 182 158(070) 24
大邱広域市 8 116 102(044) 14
仁川広域市 10 112 97(040) 15
光州広域市 5 68 59(025) 9
大田広域市 5 63 55(021) 8
蔚山広域市 5 50 43(019) 7
京畿道 31 417 363(151) 54
江原道 18 169 146(051) 23
忠清北道 12 131 114(046) 17
忠清南道 16 178 152(061) 26
全羅北道 14 197 173(072) 24
全羅南道 22 243 211(082) 32
慶尚北道 23 284 247(102) 37
慶尚南道 18 259 226(095) 33
合計 228 2,888 2,512(1,039) 376
注:地域区欄のカッコ内の数字は選挙区数である。

基礎議会議員は、選挙区(中選挙区)と比例代表の並立制で、有権者は候補者と政党の両方に投票する(2票制)。済州特別自治道の下に設置されている2市(済州市西帰浦市)は行政市であるため自治団体長と議会選挙は実施されない。

教育監と教育委員選挙[編集]

教育監
選挙
(16箇所)
教育委員
選挙
(名)
ソウル特別市: 1 8
釜山広域市 1 6
大邱広域市 1 5
仁川広域市 1 5
光州広域市 1 4
大田広域市 1 4
蔚山広域市 1 4
京畿道 1 7
江原道 1 5
忠清北道 1 4
忠清南道 1 5
全羅北道 1 5
全羅南道 1 5
慶尚北道 1 5
慶尚南道 1 5
済州特別自治道 1 5
合計 16 82

出典:선거구수 및 정수 현황(選挙区数および定数現況)- 중앙선거관리위원회 역대선거정보시스템 기초자료 일반현황(中央選挙管理委員会歴代選挙情報システム 基礎資料一般現況)2010年4月23日閲覧

立候補者数[編集]

党派別候補者数
党派 広域自治
団体長
(名)
基礎自治
団体長
(名)
広域議会(名) 基礎議会(名)
地域区 比例区 地域区 比例区
ハンナラ党 15 192 573 71 1,903 396
民主党 13 153 451 54 1,286 255
自由先進党 3 35 78 16 241 63
民主労働党 6 24 73 33 224 91
創造韓国党 0 3 5 0 6 1
進歩新党 9 7 26 22 88 23
国民中心連合 0 7 14 0 32 2
国民参与党 3 25 51 27 144 47
建国党 0 0 1 0 0 0
国際緑色党 0 1 1 0 0 0
未来連合 1 27 37 12 88 17
社会党 0 0 0 16 7 0
自由平和党 0 1 0 0 0 0
親朴連合 0 6 17 6 47 14
平和民主党 4 12 11 9 27 8
無所属 3 272 433 1,740
候補者合計 57 765 1,771 266 5,833 917

自治団体長選挙[編集]

広域自治団体長(広域市長・道知事)選挙地域別立候補者数
地域名 候補者
合計
党派
ハン
ナラ党
民主党 自由
先進党
民主
労働党
創造
韓国党
進歩
新党
国民中心
連合
国民
参与党
その他 無所属
ソウル特別市 5 1 1 1 0 0 1 0 0 1 0
釜山広域市 2 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0
大邱広域市 3 1 1 0 0 0 1 0 0 0 0
仁川広域市 4 1 1 0 0 0 1 0 0 1 0
光州広域市 6 1 1 0 1 0 1 0 1 1 0
大田広域市 4 1 1 1 0 0 1 0 0 0 0
蔚山広域市 3 1 0 0 1 0 1 0 0 0 0
京畿道 3 1 0 0 0 0 1 0 1 0 0
江原道 3 1 1 0 1 0 0 0 0 0 0
忠清北道 3 1 1 0 0 0 1 0 0 0 0
忠清南道 3 1 1 1 0 0 0 0 0 0 0
全羅北道 5 1 1 0 1 0 0 0 0 1 0
全羅南道 4 1 1 0 1 0 0 0 0 1 0
慶尚北道 4 1 1 0 1 0 0 0 1 0 0
慶尚南道 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1
済州特別自治道 3 0 1 0 0 0 0 0 0 0 2
基礎自治団体長選挙地域別立候補者数
地域名 候補者
合計
党派
ハン
ナラ党
民主党 自由
先進党
民主
労働党
創造
韓国党
進歩
新党
国民中心
連合
国民
参与党
その他 無所属
ソウル特別市(25) 91 25 25 3 2 1 2 0 5 11 17
釜山広域市(16) 44 16 7 1 1 1 0 0 1 2 15
大邱広域市(8) 22 8 2 0 0 0 0 0 1 2 9
仁川広域市(10) 32 10 7 0 2 0 0 0 0 2 11
光州広域市(5) 17 3 5 0 3 0 0 0 3 0 3
大田広域市(5) 21 5 5 5 0 0 0 3 0 2 1
蔚山広域市(5) 15 5 1 0 3 0 0 0 1 0 5
京畿道(31) 108 31 27 3 4 0 2 0 3 7 31
江原道(18) 53 18 10 1 1 0 0 0 2 3 18
忠清北道(12) 41 12 10 6 0 1 1 0 1 4 6
忠清南道(16) 68 15 14 16 0 0 0 4 0 3 16
全羅北道(14) 49 2 14 0 1 0 1 0 1 1 29
全羅南道(22) 67 2 22 0 3 0 0 0 4 0 36
慶尚北道(23) 67 22 1 0 1 0 0 0 2 6 34
慶尚南道(18) 70 18 3 0 3 0 1 0 1 3 41

議会議員選挙[編集]

広域議会議員選挙、地域別立候補者数(地域区)
地域名
(選挙区数)
候補者
合計
党派
ハン
ナラ党
民主党 自由
先進党
民主
労働党
創造
韓国党
進歩
新党
国民中心
連合
国民
参与党
その他 無所属
ソウル特別市(96) 265 94 95 9 7 1 2 0 11 10 36
釜山広域市(42) 93 42 6 0 4 0 5 0 4 4 28
大邱広域市(26) 61 26 1 0 0 2 0 0 1 11 20
仁川広域市(30) 80 30 25 2 2 0 1 0 2 9 9
光州広域市(19) 50 0 19 0 4 0 1 0 5 0 21
大田広域市(19) 68 19 13 19 2 2 2 4 3 1 3
蔚山広域市(19) 43 19 3 0 10 0 2 0 1 0 8
京畿道(112) 297 112 103 3 15 0 4 0 13 11 36
江原道(38) 104 38 21 0 2 0 1 0 2 0 40
忠清北道(28) 82 28 22 9 2 0 0 0 1 4 16
忠清南道(36) 117 36 23 35 0 0 0 10 0 2 11
全羅北道(34) 78 1 34 0 2 0 2 0 1 2 36
全羅南道(51) 105 0 51 0 5 0 1 0 3 0 45
慶尚北道(52) 126 51 2 0 0 0 0 0 2 10 61
慶尚南道(49) 126 49 5 0 13 0 3 0 2 3 51
済州特別自治道(29) 76 28 28 1 5 0 2 0 0 0 12
基礎議会議員選挙、地域別立候補者数(地域区)
地域名
(選挙区数)
候補者
合計
党派
ハン
ナラ党
民主党 自由
先進党
民主
労働党
創造
韓国党
進歩
新党
国民中心
連合
国民
参与党
その他 無所属
ソウル特別市(160) 827 312 255 22 34 2 24 0 30 20 128
釜山広域市(70) 313 158 33 1 15 0 4 0 2 10 90
大邱広域市(44) 205 102 7 0 3 1 2 0 5 32 53
仁川広域市(40) 221 88 66 5 11 0 6 0 3 7 35
光州広域市(25) 119 0 59 0 14 1 2 0 9 0 34
大田広域市(21) 124 38 22 35 1 0 0 10 2 3 13
蔚山広域市(19) 82 41 4 1 13 0 7 0 2 0 14
京畿道(151) 877 337 242 16 40 2 18 0 34 26 162
江原道(51) 395 145 62 4 5 0 2 0 9 3 165
忠清北道(46) 312 98 81 27 8 0 0 0 11 10 77
忠清南道(61) 402 110 57 129 6 0 3 22 1 13 61
全羅北道(72) 449 7 170 0 13 0 7 0 18 4 230
全羅南道(82) 479 4 211 0 23 0 2 0 9 2 228
慶尚北道(102) 531 238 5 0 7 0 3 0 1 28 249
慶尚南道(95) 497 225 12 1 31 0 8 0 8 11 201

教育監及び教育委員選挙[編集]

地域別立候補者数
地域
(教育委員定数)
教育監 教育委員
ソウル特別市(8) 7 42
釜山広域市(6) 9 22
大邱広域市(5) 9 20
仁川広域市(5) 5 14
光州広域市(4) 5 10
大田広域市(4) 3 13
蔚山広域市(4) 3 12
京畿道(7) 4 21
江原道(5) 4 13
忠清北道(4) 3 13
忠清南道(5) 2 16
全羅北道(5) 5 14
全羅南道(5) 5 19
慶尚北道(5) 2 13
慶尚南道(5) 6 15
済州特別自治道(5) 3 12

出所:후보자 등록상황(候補者登録状況)-前掲サイト(2010年5月26日閲覧)

有権者数[編集]

2010年韓国統一地方選挙における外国人有権者の地方行政区画別分布

成人年齢19歳以上の地方選挙有権者は3876万人。この内、投票権を持つ外国人は2006年に比べ11680人に倍増し、全有権者0.030%となった[3]

外国人有権者が最も多い地域はソウル市の3400人で、以下、京畿道1600人、台湾華僑の多い仁川広域市1400人、釜山広域市850人、江原道590人、全羅南道550人、忠清南道500人、忠清北道460人、全羅北道410人、大邱広域市430人となっている[3][4]。人口比で外国人有権者が釜山に次いで江原道が多いのは、嫁不足のために国際結婚で嫁いで来た人が多いためである。

一方、海外に主な居住地を定めていても韓国内の居住地を法務部に登録していれば投票できるように法改正されたため、在日韓国人1世も含む「母国に住む在日韓国人」も、2012年から予定されている国政選挙の在外投票に先駆けて一足早く生まれて初めて祖国での選挙を体験した[5]

選挙結果[編集]

  • 投票日:2010年6月2日
  • 全体投票率:54.5%(選挙人数:38,851,159名/投票者数:21,166,886名)
地域別投票率
地域名 選挙人数 投票者数 投票率
ソウル特別市 8,211,461 4,421,491 53.8
釜山広域市 2,849,895 1,410,809 49.5
大邱広域市 1,928,835 886,317 46.0
仁川広域市 2,096,853 1,068,735 51.0
光州広域市 1,064,913 530,688 49.8
大田広域市 1,127,547 595,718 52.8
蔚山広域市 838,805 462,339 55.1
京畿道 8,761,840 4,538,591 51.8
江原道 1,190,509 742,105 62.3
忠清北道 1,183,811 695,977 58.8
忠清南道 1,595,587 902,299 56.5
全羅北道 1,442,805 856,846 59.4
全羅南道 1,504,902 967,573 64.3
慶尚北道 2,122,905 1,260,726 59.4
慶尚南道 2,506,393 1,550,538 61.9
済州特別自治道 424,098 276,134 65.1
出所:투표진행상황(投票進行状況)-前掲サイト(2010年6月4日閲覧)

広域団体長選挙[編集]

広域自治団体長選挙、党派別地図。青:ハンナラ党、薄緑:民主党、水色:先進党、灰色:無所属

16箇所の広域市・道の市長及び知事を選出する広域団体長選挙では当初、与党・ハンナラ党が首都圏のソウル市や京畿道、党の強固な地盤である慶北など8~9箇所で支持率トップになるなど、有利な戦いを展開していた[6]。しかし選挙の結果、有利とされていた仁川や江原道、忠清北道で敗北し、6箇所での当選にとどまった。一方、民主党は党の絶対的な支持基盤である全羅道の3箇所(光州・全北・全南)だけでなく、ハンナラ党に支持率で大きくリードされていた仁川や江原道、忠清北道、激戦区の忠清南道の計7箇所、ハンナラ党の地盤である慶尚南道で民主党系の無所属候補がハンナラ党候補を破って勝利を収め、劣勢が予想されていた事前の予想を覆す結果となった[7]。忠清南道を地盤とする先進党は大田市のみの勝利にとどまった。

ソウル市長選挙は現職の呉世勲候補(ハンナラ党)と盧武鉉政権で国務総理を務めた韓明淑候補(民主党)が激しいつばぜり合いを演じ、呉候補が0.6%の僅差でかろうじて再選された。地域別で見た場合、市内25箇所の行政区中17箇所で韓候補が首位に立ち、呉候補が首位になった地域は富裕層が多い江南区瑞草区など8箇所にとどまった。僅差での勝利を受け、呉候補は「事実上の敗北だ」と述べた[8]

団体長当選者と次点候補の党派、得票率
市・道 当落 候補者名 党派 得票数 得票率
ソウル特別市 Vote1.svg 呉世勲오세훈 ハンナラ党 2,086,127 47.43%
韓明淑한명숙 民主党 2,059,716 46.83%
仁川広域市 Vote1.svg 宋永吉송영길 民主党 556,902 52.69%
安相洙안상수 ハンナラ党 469,040 44.38%
京畿道 Vote1.svg 金文洙김문수 ハンナラ党 2,271,492 52.20%
柳時敏유시민 国民参与党 2,079,892 47.79%
大田広域市 Vote1.svg 廉弘喆염홍철 自由先進党 276,122 46.67%
朴城考박성효 ハンナラ党 168,616 23.28%
忠清北道 Vote1.svg 李始鍾이시종 民主党 349,913 51.22%
鄭宇澤정우택 ハンナラ党 313,646 45.91%
忠清南道 Vote1.svg 安熙正안희정 民主党 367,288 42.25%
朴商敦박해춘 自由先進党 347,265 39.94%
釜山広域市 Vote1.svg 許南植허남식 ハンナラ党 770,507 55.42%
金正吉김정길 民主党 619,565 44.57%
大邱広域市 Vote1.svg 金範鎰김범일 ハンナラ党 633,118 72.92%
李承天이승천 民主党 146,458 16.86%
慶尚北道 Vote1.svg 金寛容김관용 ハンナラ党 913,812 75.36%
洪宜洛홍의락 民主党 143,347 11.82%
蔚山広域市 Vote1.svg 朴孟雨박맹우 ハンナラ党 279,421 61.26%
金昌鉉김창현 民主労働党 133,437 29.25%
慶尚南道 Vote1.svg 金斗官김두관 無所属[9] 812,336 53.50%
李達坤이달곤 ハンナラ党 705,986 46.49%
光州広域市 Vote1.svg 姜雲太강운태 民主党 297,003 56.73%
鄭燦龍정찬용 国民参与党 75,830 14.48%
全羅北道 Vote1.svg 金完柱김완주 民主党 569,980 68.67%
鄭雲天정운천 ハンナラ党 151,064 18.20%
全羅南道 Vote1.svg 朴晙瑩박준영 民主党 629,984 68.30%
金大植김대식 ハンナラ党 123,548 13.39%
江原道 Vote1.svg 李光宰이광재 民主党 388,443 54.36%
李季振이계진 ハンナラ党 326,111 45.63%
済州特別自治道 Vote1.svg 禹瑾敏우근민 無所属 110,603 41.40%
玄明官현명관 無所属 108,344 40.55%
出所:시·도지사선거 당선인 명부(市・道知事選挙當選人名簿)。개표진행상황(開票進行状況)-前掲サイト(2010年6月4日閲覧)
広域団体長選挙党派別得票
党派 當選
者数
得票数 得票率
民主党 7 6,314,535 30.6
ハンナラ党 6 9,441,701 45.7
自由先進党 1 713,419 3.4
国民参与党 0 2,243,068 10.9
民主労働党 0 393,819 1.9
進歩新党 0 389,918 1.9
その他の政党 0 124,678 0.6
無所属 2 1,031,283 5.0
合計 16 20,652,421 100.0
出典:3-76정당별 득표현황(表3-76政党別得票現況)、 『제5회 전국동시지방선거 총람』(第5回全国同時地方選挙総覧)、159頁。3-77정당별 당선인현황(表3-77政党別当選人現況)、同書、160頁。表の配列は無所属を除き、當選者数が多い順、當選者が無い党派については得票順で並べた。また得票が1%に満たない政党については「その他の政党」でまとめた。

広域議会選挙[編集]

広域議会選挙でも団体長選挙と同様に、民主党を中心とする野党勢力が議席を大幅に増やす結果となった。特に首都圏地域区では3地域(ソウル・仁川・京畿道)全てで民主党が第1党となり、ハンナラ党が完勝した4年前の選挙とはまったく正反対の結果となった。団体長選挙でハンナラ党候補が勝利したソウル市と京畿道で民主党が、民主党若しくは民主系候補が勝利した江原道と慶尚南道、忠清南道では、ハンナラ党と先進党が第1党となるなど、5市道で首長と議会多数党が異なるねじれ現象(与小野大)が生じた[10]

広域団体長當選者と広域議会第1党の一覧
市・道 広域団体長 議会第1党
當選者 党派
ソウル特別市 呉世勲 ハンナラ党 民主党
仁川広域市 宋永吉 民主党 民主党
京畿道 金文洙 ハンナラ党 民主党
大田広域市 廉弘喆 自由先進党 自由先進党
忠清北道 李始鍾 民主党 民主党
忠清南道 安熙正 民主党 自由先進党
光州広域市 姜雲太 民主党 民主党
全羅北道 金完柱 民主党 民主党
全羅南道 朴晙瑩 民主党 民主党
江原道 李光宰 民主党 ハンナラ党
釜山広域市 許南植 ハンナラ党 ハンナラ党
大邱広域市 金範鎰 ハンナラ党 ハンナラ党
蔚山広域市 朴孟雨 ハンナラ党 ハンナラ党
慶尚北道 金寛容 ハンナラ党 ハンナラ党
慶尚南道 金斗官 無所属(民主党) ハンナラ党
済州特別自治道 禹瑾敏 無所属(民主党) 民主党
広域議会議員選挙、地域別結果
区分 ハンナラ党 民主党 自由
先進党
民主
労働党
進歩
新党
国民
参与党
未来
連合
親朴
連合
無所属
地域区 比例区 地域区 比例区 地域区 比例区 地域区 比例区 地域区 比例区 地域区 比例区 地域区 比例区 地域区 比例区 地域区
合計 252 36 328 32 38 3 18 6 3 3 2 1 1 2 36
ソウル 22 5 74 5
仁川 5 1 21 2 1 1 2
京畿 36 6 71 5 1 1 1 1 2
大田 1 4 1 15 1
忠北 3 1 20 2 4 1
忠南 5 1 12 1 19 2
光州 18 2 1 1
全北 1 33 2 1 1
全南 1 45 4 2 1 4
江原 20 2 12 2 6
大邱 25 2 1 1
慶北 44 4 1 1 1 1 6
釜山 37 3 2 5
蔚山 11 2 6 1 2
慶南 35 3 2 1 4 1 2 1 5
済州 9 3 16 2 1 1 1 3
出所:당선인 각종통계 시·도의회의원선거 정당별 당선인수(當選人各種統計 市・道議会議員選挙 政党別當選人数)。당선인 각종통계 광역의원비례대표선거 정당별 당선인수(當選人各種統計 広域議員比例代表選挙 政党別當選人数)-前掲サイト(2010年6月7日閲覧)
広域議会選挙党派別得票と議席数
党派 地域区 比例代表 議席
合計
得票数 得票率 議席 得票数 得票率 議席
民主党 6,849,717 35.1 328 7,252,190 35.1 32 360
ハンナラ党 7,755,547 39.7 252 8,229,971 39.8 36 288
自由先進党 681,024 3.5 38 936,957 4.5 3 41
民主労働党 653,715 3.4 18 1,519,364 7.4 6 24
国民参与党 364,093 1.9 3 1,374,951 6.7 2 5
進歩新党 185,380 1.0 3 647,346 3.1 0 3
親朴連合 123,379 0.6 1 379,737 1.8 2 3
未来連合 183,385 0.9 1 159,503 0.8 0 1
その他の政党 86,835 0.4 0 164,349 0.8 0 0
無所属 2,644,102 13.5 36 36
合計 19,527,177 680 20,664,368 81 761
出典:3-76정당별 득표현황(表3-76政党別得票現況)、 『제5회 전국동시지방선거 총람』(第5回全国同時地方選挙総覧)、159頁。3-77정당별 당선인현황(表3-77政党別当選人現況)、同書、160頁
無投票當選
区分 ハン
ナラ党
民主党 合計
合計 23 21 44
ソウル特別市 1 1
全羅北道 6 6
全羅南道 14 14
江原道 3 3
大邱広域市 6 6
慶尚北道 2 2
釜山広域市 6 6
蔚山広域市 2 2
慶尚南道 3 3
済州特別自治道 1 1
出所:무투표당선인 명부 ·도의회의원선거(無投票當選人名簿 市・道議員選挙)。2010年6月5日閲覧。
当選者性別比
地域区 比例区 合計
男性 625 23 648
女性 55 58 113
出所:당선인 각종통계 시·도의회의원선거 성별 연령별 (當選人各種統計 市・道議会議員選挙 性別年齢別)。당선인 각종통계 광역의원비례대표선거 성별 연령별 (當選人各種統計 広域議員比例代表選挙 性別年齢別)。2010年6月4日閲覧。
広域議会比例代表選挙、地域別得票率(%)
区分 ハン
ナラ党
民主党 民主
労働党
国民
参与党
自由
先進党
進歩
新党
親朴
連合
未来
連合
全国平均 39.8 35.1 7.4 6.7 4.5 3.1 1.8 0.8
ソウル 41.38 40.99 3.86 4.86 3.28 3.87 1.06 0.30
仁川 40.98 42.05 5.68 4.26 2.80 3.31
京畿 41.77 37.35 4.63 9.78 2.23 2.42 1.50
大田 24.80 29.83 2.53 3.82 36.99 1.48
忠北 33.98 45.29 4.22 3.61 7.85 1.52 2.86
忠南 23.80 28.20 3.77 2.66 37.96 1.74 1.28
光州 8.32 55.92 16.86 12.78 4.51
全北 12.63 61.70 10.91 8.06 3.91
全南 8.51 62.01 16.65 5.91 2.41
江原道 47.78 38.71 6.18 4.30 2.50
大邱 55.52 11.43 4.76 5.59 3.53 2.81 14.30 1.82
慶北 61.68 11.22 5.86 5.85 2.70 10.14 2.01
釜山 51.73 27.81 8.32 7.69 3.85
蔚山 48.39 34.73 8.24 6.16 1.83
慶南 48.15 17.89 14.58 6.91 2.33 3.83 5.74
済州 36.13 35.79 11.15 9.90 3.58
出所:개표진행상황 광역의원비례대표선거(開票進行状況 広域議員比例代表選挙)。前掲サイト。2010年6月4日閲覧。なお議席を獲得できなかった政党については除外した。空欄となっている部分は、政党が候補者名簿を提出しなかった地域である。

基礎団体長選挙[編集]

基礎自治団体長選挙、党派別地図

広域団体長の選挙と同様に、基礎団体長選挙でもハンナラ党が敗北し、民主党が勝利する結果となった。特に広域団体長選挙でハンナラ党候補が勝利したソウル市と京畿道では、ソウル市25区中21区、京畿道31市郡中19市郡で民主党候補が当選する結果となり、民主党が優位を占める結果となった。

基礎自治団体長の党派別地域別当選者数
広域自治団体 基礎自治
団体数
党派
ハン
ナラ党
民主党 自由
先進党
民主
労働党
国民中
心連合
未来
連合
無所属
合計 228 82 92 13 3 1 1 36
ソウル特別市 25 4 21
仁川広域市 10 1 6 2 1
京畿道 31 10 19 2
大田広域市 5 1 1 3
忠清北道 12 3 5 3 1
忠清南道 16 4 3 7 1 1
光州広域市 5 4 1
全羅北道 14 13 1
全羅南道 22 15 7
江原道 18 10 4 4
釜山広域市 16 13 3
大邱広域市 8 6 2
蔚山広域市 5 3 1 1
慶尚北道 23 16 1 6
慶尚南道 18 11 1 6
済州特別自治道 0
出所:당선인 각종통계 ··군의 장선거 정당별 당선인수(當選人各種統計 区・市・郡の長選挙 政党別當選人数)。前掲サイト(2010年6月4日閲覧)。
当選者
性別比
男性 女性
222 6
出所:당선인 각종통계 성별 연령별 (當選人各種統計 性別年齢別)
無投票當選内訳(党派別)
ハン
ナラ党
民主党 合計
釜山広域市 2 2
仁川広域市 1 1
江原道 2 2
全羅南道 1 1
慶尚北道 2 2
合計 7 1 8
出所:무투표당선인 명부 구·시·군의 장선거(無投票当選人名簿 区・市・郡の長選挙)2010年10月17日閲覧

基礎議会選挙[編集]

基礎議会選挙、党派別議席
区分 地域区 比例区 合計
ハンナラ党 1,087 160 1,247
民主党 871 154 1,025
自由先進党 95 22 117
民主労働党 90 25 115
進歩新党 22 0 22
国民参与党 17 7 24
親朴連合 12 7 19
未来連合 10 1 11
国民中心連合 2 0 2
創造韓国党 1 0 1
無所属 305 0 305
合計 2,512 376 2,888
出所(2010年6月5日閲覧)
··군의회의원선거 정당별 당선인수(区・市・郡議会議員選挙政党別當選人数)。
기초의원비례대표선거 정당별 당선인수(基礎議員比例代表選挙)
基礎議会選挙地域別議席数(選挙区)
ハン
ナラ党
民主党 自由
先進党
民主
労働党
創造
韓国党
進歩
新党
国民
中心連合
国民
参与党
未来
連合
親朴
連合
無所属
合計 1,087 871 95 90 1 22 2 17 10 12 305
ソウル 183 173 0 3 0 4 0 2 0 0 1
釜山 93 28 0 9 0 3 0 2 1 2 20
大邱 70 4 0 2 0 2 0 1 3 5 15
仁川 46 43 0 4 0 2 0 0 0 0 2
光州 0 44 0 10 0 0 0 2 0 0 3
大田 11 21 23 0 0 0 0 0 0 0 0
蔚山 25 0 0 13 0 2 0 1 0 0 2
京畿道 177 165 0 8 1 2 0 2 1 0 7
江原道 90 36 0 0 0 0 0 0 0 0 20
忠北 44 45 12 2 0 0 0 0 0 0 11
忠南 50 34 60 0 0 0 2 0 0 0 6
全北 0 119 0 3 0 1 0 4 0 0 46
全南 0 146 0 14 0 0 0 2 0 0 49
慶北 162 1 0 2 0 2 0 1 2 5 72
慶南 136 12 0 20 0 4 0 0 3 0 51
無投票當選党派別内訳
ハン
ナラ党
民主党 合計
ソウル特別市 1 1 2
釜山広域市 2 2
大邱広域市 4 4
全羅南道 4 4
慶尚北道 4 4
合計 11 5 16
出所:무투표당선인 명부 구·시·군의회의원선거(無投票当選人名簿 区・市・郡議会議員選挙)2010年10月17日閲覧。

教育監選挙[編集]

今回の地方選では教育監と教育委員も住民の直接選挙によって選ばれた(いずれも政党公薦は禁止)。教育監は執行機関として広域自治体の教育事務を司る立場にあるが、独任制で自治体とは分離・独立した執行機関であるため、首長の指揮・監督を受けることなく教育に関する事務を執行することができるなど、強い権限を有している。今回の教育監選挙では16市道中ソウル市や京畿道など6カ所で進歩系の候補が当選した。

教育監当選者一覧
市・道名 当選者名 政治的
立場
得票率
ソウル特別市 郭魯炫 進歩 34.34
釜山広域市 林蕙卿 保守 19.98
大邱広域市 禹東琪 保守 31.34
仁川広域市 羅根炯 保守 25.44
光州広域市 張輝國 進歩 39.79
大田広域市 金信鎬 保守 41.58
蔚山広域市 金福萬 保守 37.36
京畿道 金相坤 進歩 42.33
江原道 閔丙熹 進歩 39.91
忠清北道 李起勇 保守 46.28
忠清南道 金鍾聲 保守 69.23
全羅北道 金承煥 進歩 28.99
全羅南道 張萬彩 進歩 54.95
慶尚北道 李英雨 保守 73.87
慶尚南道 高永珍 保守 25.86
済州特別自治道 梁成彦 保守 47.93
出所:당선인 명부 교육감선거(當選人名簿 教育監選挙)。当選者の政治的立場は東亜日報2010年6月4日付12面の「시도교육감 1,2위 득표율」(市道教育監1、2位得票率)より。

脚注[編集]

  1. ^ 盧武鉉政権における与党勢力、つまりウリ党は盧武鉉政権末期の支持率急落が原因で再補選や地方選擧で敗北したことが原因で解体し、新党(大統合民主新党)への吸収を余儀なくされた。そして、かつて袂を分かった民主党(金大中政権の与党勢力)との統合を経て民主党へと至った。しかし、親盧派の一部は民主党に合流せず国民参与党を結成するなど、分裂している。
  2. ^ “『前政権審判』vs.『現政権審判』”. KBSワールドラジオ. (2010年5月17日). http://rki.kbs.co.kr/japanese/news/news_newissue_detail.htm?No=1853 
  3. ^ a b “6月の韓国統一地方選、外国人1万1680人が投票”. 統一日報. (2010年3月10日). http://news.onekoreanews.net/detail.php?number=53345&thread=01r01 
  4. ^ 외국인 100만명시대지방선거 1만명 참여(外国人100万名時代・・・地方選挙1万名参与)”. 連合ニュース/中央日報. (2010年3月1日). http://news.joins.com/article/618/4038618.html 
  5. ^ “在外韓国人、初の投票―韓国統一地方選”. 統一日報. (2010年6月9日). http://news.onekoreanews.net/detail.php?number=54512&thread=04 
  6. ^ “統一地方選今週末が峠、与野党が激しい選挙戦”. 連合ニュース. (2010年5月28日). http://japanese.yonhapnews.co.kr/local/2010/05/28/9200000000AJP20100528001900882.HTML 
  7. ^ “ソウル市長選で与党辛勝、民主党躍進の地方選挙に”. 連合ニュース. (2010年6月3日). http://japanese.yonhapnews.co.kr/local/2010/06/03/9200000000AJP20100603002000882.HTML 
  8. ^ “呉世勲氏「事実上の敗北、謙虚な気持ちで」”. 連合ニュース. (2010年6月3日). http://japanese.yonhapnews.co.kr/local/2010/06/03/9200000000AJP20100603001900882.HTML 
  9. ^ 先進党を除く野党が共同して支援した統一候補。
  10. ^ 서울시의회 등 지방판 여소야대또 하나의 정치실험(ソウル市議会など地方版 与小野大・・・もう一つの政治実験)”. 韓国日報. (2010年6月3日). http://news.hankooki.com/lpage/politics/201006/h2010060322405821000.htm 

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]