第38回IBAFワールドカップ日本代表

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

第38回IBAFワールドカップ日本代表(だい38かいIBAFワールドカップにっぽんだいひょう)は、2009年9月にヨーロッパ各地において行われた第38回IBAFワールドカップに出場するために編成された野球の日本代表チームである。

概要[編集]

  • プロ野球はペナントレースの佳境を迎え、大学野球も秋季リーグと日程が重複することから、日本代表は当初からオール社会人チームで選抜されることが決まっていた。
  • 代表選考の合宿等は行わず、大会に先立つように行われていた第80回都市対抗野球大会での活躍をもとに選手が選抜された。そのため、選手全員が同大会に出場しており、大会出場を逃したチームからの選抜は行われなかった。同大会で橋戸賞を獲得した筑川利希也投手(Honda)は当初代表入りしていたが、大会中に故障したことから、発表後に代表入りを辞退した。主に20代後半の選手が選出され、学生と社会人の混成であった前回大会代表に比べて、年齢が若干高くなった。
  • 本戦では1次ラウンドから苦戦が続き、2次ラウンド敗退・最終10位の結果に終わった。

代表メンバー[編集]

No.は背番号。所属や年齢は選出当時。

位置 No. 氏名 所属 年齢
監督 30 杉本泰彦 日本通運元監督 50
コーチ 31 小島啓民 三菱重工長崎元監督 45
32 高見泰範 東芝元監督 45
33 堀井哲也 JR東日本監督 47
投手 11 山中浩史 Honda熊本 23
13 田中篤史 パナソニック 29
14 斎藤貴志 JR東日本 31
15 阿南徹 日本通運 25
16 岡本洋介 ヤマハ 24
17 増井浩俊 東芝 25
18 大谷智久 トヨタ自動車 24
19 亀川裕之 三菱重工横浜 28
20 平井英一 富士重工業 31
21 比嘉幹貴 日立製作所 26
捕手 23 佐伯亮 Honda 30
24 鈴木健司 日本通運 29
27 山岡剛 新日本石油ENEOS 25
内野手 4 久米健 三菱重工長崎 28
5 澤村幸明 日本通運 29
6 森志朗 パナソニック 23
7 宮澤健太郎 新日本石油ENEOS 29
8 佐々木勉 三菱重工横浜 30
9 横山憲一 三菱重工神戸 27
外野手 1 長野久義 Honda 24
3 小手川喜常 Honda 24
10 池邉啓二 新日本石油ENEOS 27
28 清田育宏 NTT東日本 23
29 荒波翔 トヨタ自動車 23

大会戦績[編集]

1次ラウンド[編集]

クロアチアザグレブ。日付は現地時間)

2次ラウンド[編集]

イタリア各地。日付は現地時間)

関連項目[編集]