第12海兵連隊第1大隊

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第12海兵連隊第1大隊
1/12 記章
活動期間1942年9月1日~現在
国籍アメリカ合衆国
忠誠アメリカ合衆国
軍種アメリカ海兵隊
兵科砲兵
任務第3海兵師団の火力支援
上級部隊第12海兵連隊
第3海兵師団
基地ハワイ海兵隊基地
渾名戦いの王達
主な戦歴第二次世界大戦
* グアムの戦い
* 硫黄島の戦い
ベトナム戦争
湾岸戦争
イラクの自由作戦
指揮
現司令官ダニエル・J・スクス中佐[1]
カフジの戦い
ヘルマンド州カジャキ郡

第12海兵連隊第1大隊(だい12かいへいれんたいだい1だいたい、1st Battalion 12th Marines; 1/12)とは、ハワイに駐屯するアメリカ海兵隊砲兵大隊である。

概要[編集]

大隊にはアルファ・ブラボー・チャーリーと呼ばれる3つの砲兵中隊と本部中隊がある[1]。大隊の主力装備はM777 155mm榴弾砲であり、榴弾砲の最大有効射程は30キロメートルである。大隊は現在第12海兵連隊の唯一の「独立」砲兵隊である。第2大隊は砂漠の嵐作戦以降、軍事費削減と第12海兵連隊の再配置(キャンプ・フォスターからキャンプ・ハンセン)により活動停止した。第3大隊はキャンプ・ハンセンに司令部があるが部隊展開計画(UDP)により他の部隊から砲兵部隊を集めて指揮する部隊である。第3大隊の砲兵隊は他の部隊に割り当てられており、I中隊は第11海兵連隊第1大隊、K中隊は第11海兵連隊第2大隊、L中隊は第11海兵連隊第3大隊の部隊になっている。

任務[編集]

大隊は紛争時に第3海兵師団の専属部隊として直接支援を行い、機動部隊に対する通常の砲撃支援、または臨時的なライフル中隊射撃を行う。大隊の第二の任務は民軍活動(CMO)である。CMOとは軍と行政と市民団体、住民間で関係を構築・維持し、影響を与え・利用する指揮官の活動である。

歴史[編集]

第二次世界大戦[編集]

ベトナム戦争[編集]

1970年代~1990年代[編集]

対テロ戦争時代[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 1st Battalion 12th Marines”. アメリカ海兵隊. 2015年4月13日閲覧。
  2. ^ 第12海兵連隊第1大隊協会”. 2013年3月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月13日閲覧。
  3. ^ The Battle of al-Khafji”. アメリカ海兵隊. 2015年4月13日閲覧。

関連事項[編集]

外部リンク[編集]