第105回国会

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第105回国会(だい105かいこっかい)は、1986年(昭和61年)6月2日に開かれた臨時国会で最短の臨時国会である。

概要[編集]

1986年5月26日に日本国憲法第53条に基づいて議院総議員の4分の1以上によって臨時国会召集要求がされ、第2次中曽根内閣によって7日後の6月2日に召集された。憲法第53条に基づく議院総議員の4分の1以上によってて臨時国会召集要求がされたのに対して7日後に召集されたのは最短記録である。なお憲法第53条に基づく臨時会召集要求は野党議員によるものが殆どであるが、この1986年5月26日の臨時会召集要求は与党議員による臨時会召集要求によるものである。与党議員による臨時会召集要求は1986年5月26日によるものが初めてであり2021年時点では唯一である。

議長による議席の指定を行った。召集日に坂田道太衆議院議長が各政党代表者を議長応接室に呼び込み、その場で解散詔書を朗読して衆議院解散死んだふり解散)が断行された。

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