童貞 (映画)

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童貞
輕やかに開幕
監督 貞永方久
脚本 貞永方久、松原信吾
製作 杉原重美織田明
出演者 重田尚彦
五十嵐淳子
夏木陽介
竹井みどり
大滝秀治
音楽 青山八郎
撮影 加藤正幸
編集 杉原よ志
配給 松竹
公開 日本の旗 1975年9月20日
上映時間 90分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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童貞』(どうてい)は、1975年9月20日に公開された日本の映画。製作、配給は松竹カラーシネマスコープ。原作は福田章二(庄司薫)の『輕やかに開幕』。

あらすじ[編集]

大学受験を控える伊吹武志には幼なじみ以上恋人未満の女友達・和泉葉子がいる。「東大じゃなくても中大法科でいいじゃないか・・」などと大学受験も含めて何かとアドバイスに乗っていたのが弁護士である叔父の白坂秀人。武志と葉子は、その白坂に美貌の愛人・高野圭子を紹介されるが、数日前、映画館で武志が気を奪われた女性だった。ある時、白坂のマンションに呼ばれ、車を駆って行ったところ、圭子が一人寝ているところに出くわした。当初躊躇っていた武志も情動に火がつき、お互い白坂の真意を理解できないままやがて圭子は武志を受け入れた。

武志の変化に気づいた葉子といさかいを起こしたところチンピラに絡まれ、常に白坂を引き合いに出す厳格な父親・孟にも反発、武志を慕う積極的な弘子にも心が響かない武志はいつしか圭子と二人軽井沢の別荘で数日を過ごす。しかし、「さようなら、K」と置き手紙を置いて圭子も別荘から忽然と姿を消した。

やがて白坂は姿を消した圭子を思う自己に気付き、圭子を追いかけ実家のある九州まで迎えに行った。数ヶ月後、白坂と圭子の教会での結婚式に招かれた武志と葉子だったが、武志にはいつまでも圭子の置き手紙が心に浮かんだ。

スタッフ[編集]

キャスト[編集]

同時上映[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]