立冬

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二十四節気

立冬(りっとう)は、二十四節気の第19。十月節(旧暦9月後半から10月前半)。

現在広まっている定気法では太陽黄経が225のときで11月7日ごろ。恒気法では冬至から7/8年(約319.59日)後で11月6日ごろ。ではそれが起こるだが、天文学ではその瞬間とする。

期間としての意味もあり、この日から、次の節気の小雪前日までである。

特徴[編集]

初めての気配が現われてくる日。『暦便覧』では、「冬の気立ち始めて、いよいよ冷ゆれば也」と説明している。実際はまだ秋らしい気配で紅葉の見時はまだ。

秋分冬至の中間で、昼夜の長短を基準に季節を区分する場合、この日から立春の前日までがとなる。

日付[編集]

日時 (UT) 日本 中国
2001年 11月7日08:36 11月7日 11月7日
2002年 11月7日14:21 11月7日 11月7日
2003年 11月7日20:13 11月8日 11月8日
2004年 11月7日01:58 11月7日 11月7日
2005年 11月7日07:42 11月7日 11月7日
2006年 11月7日13:34 11月7日 11月7日
2007年 11月7日19:24 11月8日 11月8日
2008年 11月7日01:10 11月7日 11月7日
2009年 11月7日06:56 11月7日 11月7日
2010年 11月7日12:42 11月7日 11月7日
2011年 11月7日18:35 11月8日 11月8日
2012年 11月7日00:25 11月7日 11月7日
2013年 11月7日06:13 11月7日 11月7日
2014年 11月7日12:06 11月7日 11月7日

定気法での立冬の瞬間の日時 (UT) と、日本中国での日付は次のとおり。

年を4で割った余り
0 1 2 3
1800年 - 1831年 7日 8日 8日 8日
1832年 - 1863年 7日 7日 8日 8日
1864年 - 1895年 7日 7日 7日 8日
1896年 - 1899年 7日 7日 7日 7日
1900年 - 1931年 8日 8日 8日 8日
1932年 - 1967年 7日 8日 8日 8日
1968年 - 1999年 7日 7日 8日 8日
2000年 - 2031年 7日 7日 7日 8日
2032年 - 2067年 7日 7日 7日 7日
2068年 - 2099年 6日 7日 7日 7日
2100年 - 2131年 7日 7日 8日 8日
2132年 - 2163年 7日 7日 7日 8日
2164年 - 2195年 7日 7日 7日 7日
2196年 - 2199年 6日 7日 7日 7日

グレゴリオ暦による19世紀から22世紀までの日本の立冬は表のとおり [1] [2] [3]。 今年2014年の立冬は11月7日

365日からの超過分が毎年蓄積し、 4年に一度閏年でリセットされる様子が分かる(立冬は閏日の挿入される2月末日より後のため、 4で割り切れる年が先頭)。

2067年までは11月7日11月8日だが、2068年からはは11月6日もある。

七十二候[編集]

立冬の期間の七十二候は以下のとおり。

初候
山茶始開(つばき はじめて ひらく) : 山茶花が咲き始める(日本)
水始氷(みず はじめて こおる) : 水が凍り始める(中国)
次候
地始凍(ち はじめて こおる) : 大地が凍り始める(日本・中国)
末候
金盞香(きんせんか さく) : 水仙の花が咲く(日本)
野鶏入水為蜃(やけい みずにいり おおはまぐりと なる) : が海に入って大になる(中国)

前後の節気[編集]

霜降立冬小雪

記念日[編集]

  • 1985年に全国米菓工業組合が立冬を「あられ・おせんべいの日」として制定している。

脚注[編集]

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  1. ^ 現代の天体力学による位置推算のため、過去の暦の記述とは必ずしも一致しない。また将来の見積もりも(主に閏秒の不確かさから)日付が前後する恐れがある。
  2. ^ JPL HORIZONS Web-Interface
  3. ^ NASA による ΔT の解説計算式