空牙

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空牙
ジャンル シューティングゲーム
対応機種 アーケード
メガドライブ
開発元 データイースト
発売元 データイースト
人数 1-2人
メディア ロムカセット(8メガビット)
発売日 1989年(AC)
1991年8月9日(MD)
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空牙』(くうが)は、1989年データイーストから発売されたシューティングゲーム。

概要[編集]

縦画面、縦スクロールのシューティングゲーム。2人同時プレイ可能。全6ステージ。

サブタイトルは「VAPOR TRAIL」で、航空機の急激な運動で発生する飛行機雲を意味する。

当時の技術的限界に近いギターサンプリングにより、データイーストの作品の中でも特にハードロックを中心としたBGMの評価が高く、そのギターサウンドを再現しようと試みた者もいたという。[1]

ストーリー[編集]

1999年、「ラグナロック」と名乗る謎の軍事組織によって、一夜のうちに世界中の軍事組織が制圧されてしまった。脅威を感じた東西両陣営は戦術核兵器の投入を決定したが、直後にラグナロックは「10日以内に降伏宣言がされなければ巡航ミサイルによる全面核戦争を行う」と打電してきた。

国連のもとに東西両陣営は決起し、女神の名を冠した3機の試作戦闘機によるオペレーションコード「VAPOR TRAIL」が発動された。

操作方法[編集]

8方向レバーとショットボタン、バレルロールボタンで操作。自機は2ポイントのライフ制である。(メガドライブ版はEASYが3ポイント、HARDが2ポイント)

バレルロールのゲージが存在し、満タンの時にボタンを押すと自機が数秒間無敵になる。この時はグラフィックにエフェクトがかかる。使用回数に制限はないが、ゲージの再充填に時間を要する。

自機[編集]

自機には以下の3種類がある。ゲーム開始時およびコンティニュー時に選択可能。2人同時プレイの場合もそれぞれ自由に選択でき、同じ機体を使用する事も可能である。機体色は1P側が青、2P側が緑。

XF/AV-01 SILPH(シルフ)
通常の戦闘機然とした外見の戦闘攻撃機。最高速度はマッハ2。扱いやすい汎用機体と設定されているが、機動力、攻撃力ともに標準レベルである事が災いして、器用貧乏の感がある。
XAV-02 VALKYRIE(ヴァルキュリア)
A-10 サンダーボルト似の重攻撃機。最高速度はマッハ1.8。スピードや機動力は低いが、最強の攻撃力を誇る。
XFV-03 SEYLEN(セイレーン)
前進翼を持つ戦闘機。最高速度はマッハ2.2。スピードや機動力は高いが、攻撃力が低い。攻撃が前後に分散されており、初期状態で後方に攻撃可能。なお、本機の形状はSu-47に類似しているが、Su-47の初飛行は本作発売後の1997年であり、この機体との関連性は無い。

武器[編集]

通常武器には以下の種類がある。また、3段階にパワーアップする。

バルカン砲(V)
初期装備。連射が効くので扱いやすい。3機とも発射パターンが異なる。
ボンバー(B)
3機共通で、前方に発射される。爆風で敵の弾を消すことができる。
ディフェンダー(D)
3機共通で、自機を中心にリング上の弾が螺旋状に発射される。連射ができないが、あるバグ技を用いることにより連射ができ、画面全体を覆い尽くす弾幕を張ることも可能。
ミサイル(M)
誘導ミサイル。3機とも発射パターンが異なる。

また、通常武器とは別に、以下の武装がある。

Sユニット(ブースター)
装着することで特殊攻撃が行えるようになる。シルフはV字型の前方連射、ヴァルキュリアは直線上の火炎放射、セイレーンは前に6発、後ろに2発のワイド攻撃ができる。Sユニットは自機が撃墜されても画面上に残るので、回収して再使用できる。Sユニット装着時にバレルロールボタンを押すと、画面全体に有効な爆風が発生してユニットが解除される。
バグ技
連射しながら(正確には自弾キャラクタオーバー状態)Sユニットを解除すると通常武器の連射弾数制限が解除される。多少連射が遅くても維持は可能だが、Sユニット取得、武器チェンジアイテム取得(武器変更しなくても)、連射をやめる、被弾する、面クリアのいずれかで解除される。なお使用機体により連射可能な武器は異なる(シルフ:全通常武器、ヴァルキュリア:ボンバーのみ、セイレーン:ボンバー、ディフェンダー)。

メガドライブ版[編集]

1991年8月9日にはメガドライブ版が発売された。データイーストが移植を行っており、発売も当初は同社が行う予定だったが、諸般の事情で日本テレネットから発売された。自機のライフは3ポイントになったが、ディフェンダーのバグ技も再現可能。アーケード版同様に音楽の評価が高い。[1]

サウンドトラック[編集]

1990年5月21日、ポニーキャニオンサイトロンレーベル)からG.S.M.1500シリーズとしてサウンドトラックが発売された。冒頭にゲーマデリックの生演奏アレンジ曲が収録されている。

また、2010年7月21日に株式会社INHから発売された「データイースト レトロゲームミュージックコレクション」に、基板から収録した音源が収録されている。


関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 「謎のゲーム魔境4 〜ロストゲームズ DECO&ビック東海編〜」 ISBN 4-86937-174-7