稲葉賀恵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

稲葉 賀恵(いなば よしえ、1939年12月18日-)は、日本ファッションデザイナー

来歴[編集]

東京都出身。八重洲生まれ、鎌倉横浜育ち。

1958年横浜雙葉学園を卒業。1960年文化学院美術科、1963年原のぶ子アカデミー洋裁学園(現・青山ファッションカレッジ)を卒業し[1]1964年に自らのアトリエを開いた。その後1970年菊池武夫大楠裕二とともに、ビギを設立[2]

1972年に「モガ」を、1981年には自らの名を冠した「ヨシエ・イナバ」を発表。同年、日本ファッション・エディターズ・クラブ賞を受賞した。 1984年「ヨシエ・イナバ・パルファム」を発表する。1988年には"快適さ"をテーマとしたカジュアル・ウエアのブランド「レキップ・ヨシエ・イナバ」を発表。

人物[編集]

その他[編集]

2012年、契約解除に伴う制服設計図流出問題で日本航空を提訴した[4]

コレクション[編集]

  • ヨシエ・イナバ
  • ビギ
  • モガ

脚注[編集]

  1. ^ yoshie inaba | ヨシエイナバ”. yoshie inaba | ヨシエイナバ. 2020年9月11日閲覧。
  2. ^ 【平成プレイバック】 デザイナー稲葉賀恵が振り返る「“ファッション”から現実的な“モノ”目線への変化」”. WWD JAPAN.com (2019年4月22日). 2020年9月11日閲覧。
  3. ^ 菊池 武夫 Vol.3 │SOW.TOKYO”. SOW.TOKYO│ファッション・アパレルのメディアサイト. 2020年9月11日閲覧。
  4. ^ JALvs有名デザイナーCAの制服で訴訟に発展した原因|NONSTOP!ノンストップ!過去の放送内容

参考文献[編集]

  • 新ファッションビジネス基礎用語辞典 pp. 869-870

外部リンク[編集]