神経繊維

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神経細胞

神経繊維(しんけいせんい、神経線維とも、: nerve fiber, axon)は、神経細胞の細胞体から延びる細長い突起で、実体は神経細胞の軸索神経突起)である。あるいは、軸索と樹状突起を併せた総称。いずれにせよ、「神経線維」と言ったときは神経細胞の一部位というよりは、よりマクロ的な捉え方をしているものである[要出典]。神経線維は活動電位の伝導に加え、神経終末と細胞体との間の物質交換に役立っている。肉眼的に見える「神経」は、神経線維の束(神経線維束)とその周囲の結合組織からなる。

分類[編集]

末梢神経の神経繊維は髄鞘の有無(有髄、無髄と呼ぶ)、直径、伝導速度等で分類される。下表で判る通り、有髄線維と無髄線維では有髄線維が、同じ種類の線維間では直径が大きい方が伝導速度が速い。前者は跳躍伝導、後者は電気緊張電位の広がりの違いによる。一般に、骨格筋運動と付随する固有感覚、部位のはっきりした皮膚感覚は伝導速度の速い線維を、交感神経活動や鈍痛などは伝導速度の遅い線維を利用して伝えられる。

分類 髄鞘 平均直径(μm) 平均伝導速度(m/s) 役割
15 100 骨格筋や腱からの感覚、骨格筋の運動
8 50 皮膚の触圧覚
8 20 筋紡錘の錘内筋運動
3 15 部位が比較的明瞭な皮膚の温痛覚
B 3 7 交感神経の節前線維
C 0.5 1 交感神経の節後線維、皮膚の温痛覚

感覚神経(求心性神経)では次の分類が用いられることもある。

分類 髄鞘 平均直径(μm) 平均伝導速度(m/s) 感覚
Ia 15 100 筋紡錘
Ib 15 100 腱器官
II 9 50 筋紡錘、皮膚触圧覚
III 3 20 部位が比較的明瞭な皮膚の温痛覚
IV 0.5 1 鈍痛、内臓痛

異常[編集]

神経線維はさまざまな状況で損傷し、ヒトを含む動物の機能を損なう。外科的に治療できる場合もあるが、根治できないこともある。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]