神室山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

神室山

画像募集中
標高 1365.2m
位置 北緯38度53分58秒
東経140度29分45秒
所在地 秋田県山形県
山系 神室連峰
種類 構造山地(花崗岩)
  

ウオッちず Google Map 神室山の位置

神室山(かむろさん)は秋田県湯沢市山形県新庄市金山町の県境・市境上にそびえる、神室連峰の主峰となる山である。

日本二百名山』、『花の百名山(ミネザクラ)』のひとつに数えられる。

この項では、便宜的に神室連峰(神室山地)全般についても記述する。

目次

[編集] 山の概要

神室山を主峰とする神室連峰は、黒森(1057m)から、水晶森(1097m)、前神室山(1342m)、神室山、天狗森(1302m)、小又山(1366m)、火打岳(1237m)、八森山(1098m)、杢蔵山(1026m)、大森山(591m)と、脊梁が30kmあまりも続く山脈であり別名「東北のミニアルプス」と呼ばれている。全山栗駒国定公園に指定されている。

神室山は、古来から山岳信仰の山として知られ、修験の山として鳥海山と並び称される存在であった。「神室山の天狗」など多くの伝承が言い伝えられている。神室山の修験自体は、僧坊に女を囲うなど、破戒行為が著しいことを理由に禁止され、廃れて行った。

他の山脈に比べて特別標高が高いわけではないが、積雪の多さから比較的低標高に高山植物が群生しており、登山道も比較的整備されているため、人気のある登山コースとなっている。

[編集] 登山情報

  • 山頂に避難小屋があったが、現在は老朽化のため使用禁止になっている。避難小屋の近くには水場がある。
  • 水場は、縦走ルート上には、神室山避難小屋と杢蔵山荘、小又山と火打岳の間にある登山道の分岐点、「砂利口」から少し下った場所にしかない。
  • 尾根は痩せているので、滑落の危険性が高い。
  • 新庄市の神室連峰山開きは、毎年6月上旬の週末に行われる。

[編集] アクセス

  • 秋田県湯沢市
    • 役内口(西の又川に沿って神室山頂上を目指すルート。途中に水場あり)
  • 山形県金山町
    • 水晶森口(かつて出羽を縦貫するメインルートであった有屋峠のルート。稜線上に出て、水晶森~前神室山を経由する)
    • 有屋口(大滝沿いの登山道から神室山頂上を目指す。山形県側からの代表的な登山ルート)
    • 蒲沢口(権八小屋跡で土内口からの登山道と合流し、台山尾根から神室山頂上を目指すルート)
  • 山形県新庄市
    • 土内口(権八小屋跡で蒲沢口からの登山道と合流し、台山尾根から神室山頂上を目指すルート)
    • 砂利押沢口(土内から土内渓谷を通って、砂利口に出るルート。途中に水場がある)
    • 火打新道口(土内から火打岳を直接登るルート)
    • 萩野口(萩野から一杯森を通って、八森山を目指すルート)
    • 山屋口(杢蔵山を経由し、尾根を縦走するルート。登山道入口に新庄市営山屋キャンプ場、前杢蔵に山小屋「杢蔵山荘」あり)
  • 山形県最上町
    • 薬師原口(薬師原から八森山を目指すルート)
    • 親倉見口(親倉見から八森山と小又山との間にある稜線、槍が先を目指すルート)
    • 西の又口(白川ダムから延びる西の又林道の終点から、小又山を目指すルート)

[編集] 外部リンク