神子畑選鉱所
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神子畑選鉱所(みこばたせんこうしょ)は、兵庫県朝来市佐嚢の神子畑にかつて存在した、三菱合資会社→三菱金属→明延鉱業の選鉱所である。
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[編集] 概要
この地より北西約6キロに位置する明延鉱山で採掘された鉱石を選り分け、16キロ南東にあった生野鉱山併設の生野製錬所や国鉄播但線経由で飾磨港から直島の精錬所へ送る中継拠点の役割を担っていた。明延鉱山は戦国時代頃より採掘が始められた金属鉱山で、金・銀・銅・鉛・錫などを産出してきた。
本選鉱所周辺は明治時代は神子畑鉱山として栄えていたが銀鉱脈の枯渇により閉山、1909年に明延鉱山で優良な錫鉱脈が発見されたことで、1919年に大規模な選鉱所設備が完成し、東洋一の選鉱所と称された。
明延鉱山から本選鉱所までは明神電車(通称、一円電車。上部軌道とも)で鉱石が搬送され、本選鉱所から生野精錬所、あるいは最寄りの国鉄駅である播但線の新井までは、初期は馬車道、その後は下部軌道・トラックなどで精鉱が輸送された。
円高の急激な進行で競争力を失った明延鉱山が1987年に閉山された後は本選鉱所も操業を終了し閉鎖された。その後は長らく建物が残存していたが、これらは2004年に撤去・解体された。現在はひな壇状に22段構成となっていた鉄筋コンクリートの基礎構造物と、選鉱所の上下を結んでいたインクラインの跡が残るだけとなっている。
2006年前後に、国道に隣接している区画が史跡公園「鉱石の道 神子畑ステイション」として整備されている。
[編集] 所在地
- 兵庫県朝来市佐嚢(旧朝来町地区)
[編集] アクセス
JR播但線新井駅から全但バス神子畑行きに乗車、終点神子畑下車。