神威岬
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神威岬(かむいみさき)は、北海道積丹郡積丹町大字神威岬にある岬。積丹半島北西部から日本海に突き出している。ニセコ積丹小樽海岸国定公園に属している。
岬の付け根にある駐車場から先端部までは尾根沿いに整備された遊歩道(強風時は立入禁止)で徒歩20~30分ほど。先端部は岩山がそのまま海へ落ち込んでいくような状態になっており、沖には岬の延長ともいうべき岩礁神威岩がある。貴重な動植物の宝庫ともなっており、夏にはエゾカンゾウが咲き乱れ、冬期にはオオワシやオジロワシも見られる。
神威(カムイ)とはアイヌ語で「神」を意味する。古くは御冠岬・オカムイ岬(ともに「おかむいみさき」と読む)とも呼ばれた。この付近は古くから海上交通の難所として知られており、神罰を恐れて安政3年(1856年)までは女人禁制の地であった。それに関しては源義経に関する伝説が残っており、義経を慕って身を投げた日高の首長の娘チャレンカの嫉妬心が、女を乗せた船を転覆させたことから、岬一帯が女人禁制となった。チヤレンカはやがて岩と化して神威岩となったと言い伝えられている。また、日露戦争時にはロシア艦隊の来寇に備えて監視所が設けられていた。
1940年8月2日、沖合で M7.5 の地震が発生した。(積丹半島沖地震または神威岬沖地震)
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[編集] 関連施設
- 女人禁制の門
- 遊歩道の入り口にある。
- 神威岬灯台
- 1888年(明治21年)8月25日、北海道で5番目の灯台として初点灯。2度の建て替えを経て、現在は無人化されている。
- 電磁台(電波探知塔)
- 1942年(昭和17年)、太平洋戦争中に設置されたレーダーの跡。
- 念仏トンネル
- 神威岬近くのワクシリ岬にある全長60メートルのトンネル。1918年(大正7年)11月8日開通。現在は立入禁止となっているが、以前は神威岬に行くにはこのトンネルを通る必要があった。
- 1912年(大正元年)、灯台守の家族がワクシリ岬付近で荒波にさらわれ死亡するという事故が起きたのを契機に、1914年(大正3年)に着工した。両側から手掘りで掘り進むうちに食い違いが生じ、工事が中断したが、村人たちが念仏を唱えて鐘を打ち鳴らしたところ、その音で掘り進む方向が分かり工事が再開できたと言われている。このため、途中で2度折れ曲がっており、内部は真っ暗である。念仏を唱えながら通ると安全であると言い伝えられている。
[編集] ギャラリー
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エゾカンゾウの群落 |
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[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 1940.8.2神威岬沖地震の被害に関する文献調査(災害)日本建築学会技術報告集 (24) pp.457-460 20061220

