磐周

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磐周(ばんしゅう)とは、静岡県西部のうち、旧磐田郡と旧周智郡[1]の郡域を合わせた総称で、中遠地区(磐田市袋井市周智郡森町)および北遠地区(浜松市天竜区と磐田市合併前の旧豊岡村[2])に相当する。

平成の大合併で豊岡村を除く北遠地域が浜松市に合併し、豊岡村も磐田郡南部の3町と共に磐田市に合併してからは、磐田、袋井の2市と森町が中遠地域として括られることが多くなった。

域内の団体として「磐周教育研究所」「磐周医師会」「磐周歯科医師会」など見られる他、静岡県立高等学校でかつて存在した通学区域の名称として「第9(磐周)学区」が使われていた。
また、JA遠州中央は現在も磐周地域を管轄とし、旧・磐田信用金庫は磐周地域を主要な営業エリアとしていた。

脚注[編集]

  1. ^ 合併前の磐田郡の町村のうち、水窪町全域と佐久間町奥領家・相月は1951年6月まで旧周智郡だった。
  2. ^ 豊岡村は、磐田市合併前、警察署が北遠地域の管轄であり、固定電話の市内区域でその名残りがある。