磁気治療器
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磁気治療器(じきちりょうき)とは磁力線を使用した医療・健康関連の製品。日本において通常はネックレスやブレスレット、絆創膏や下着に粒状の強力永久磁石を内蔵して、その磁気の力で病気の治療に役立てたり健康を得ようとする器具のことをさす。例外的に主に病院内で使用する据え置き型の交流式磁気治療器も存在するが、ここでは消費者がドラッグストアなどで医師の診断書なしで気軽に購入できる一般的なものについて説明する。
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[編集] 日本における磁気治療器(永久磁石型)
[編集] 概要
装身具や下着類似の形状の保持部分に高強度の磁力線を発する永久磁石が通常複数個、埋め込まれており、使用者の体表面近くに常時接することになる。磁力の強度はさまざまだが、たとえば大手の商品では一粒が80-180ミリテスラ(800-1,800ガウス)を内蔵する強力磁石が数個から数十個含まれている。
1961年の薬事法によって家庭用永久磁石磁気治療器として認められており、大手の商品では厚生省の医療用具許可番号を取得していて、購入者に対する信用力を裏付けている。
[編集] 効果の説明
典型的な作用機序は、この強力な磁力線が血管内のヘモグロビン鉄に働きかけて血流を促すことで肩こりが改善される、といった事である。また、磁力が血液中のイオンを増やし、イオンが神経に働きかけることでマサージ効果が発生するというのもある。別な説明では、磁力がヘモグロビンから酸素を解離させることで磁石付近のコリが改善される、というのもある。ただどの説も広く受け入れられているわけではなく、まだまだ今後の研究の余地が残されている。
[編集] 疑問点
治療効果に疑問の声や疑似科学ではないか、単なるプラセボではないかという意見や効果を否定する実験結果がある一方で、実際に効いている、実験で治療効果が確かめられたというレポートも出されており、日本においては使用者からのクレームも特別あるわけでもないので、効く効かないの真偽論争はほとんど社会的な認識とはなっていない。
効く効かないの論争以前に、健康関連商品の宣伝広告にあまりにも明らかな疑似科学による治療効果の説明が多数発見されるので、擬似科学と科学の峻別が出来る者の目からみれば、あらゆる磁気治療器関連商品がすべて疑似科学商品と見られているのが現状である。
[編集] その他
装身具タイプの金属製品の中には装着者の皮膚アレルギー(金属アレルギー)を誘発するものがあるので注意が必要である。
類似の商品に、自動車の燃費改善器具として燃料パイプに強力磁石を金具で取り付けるものがある。

