石黒由美子

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石黒 由美子(いしぐろ ゆみこ、1983年10月31日 - )は、日本の元シンクロナイズドスイミング選手、教育学者

人物[編集]

愛知県出身[1]愛知県立日進高等学校愛知教育大学教育学部初等教育教員養成課程体育専攻卒業、同大学院教育学研究科保健体育専攻修士課程終了。現在、神戸大学大学院人間発達環境学研究科博士後期課程在学中。

北京オリンピック日本代表としてシンクロナイズドスイミング・チームに出場。予選テクニカルルーティンには出場したが決勝フリールーティンは青木愛と交代し出場しなかった。

小学2年生の時に交通事故で重傷を負いその後リハビリをへてオリンピック出場を果たした[1]

事故の影響[編集]

親の車に同乗していた7歳(小学校2年生)の頃、交通事故に遭って顔中にガラスが刺さる大怪我により、顔だけで540針・口内でも260針を縫った。しかも失明こそ免れたものの、両目の視野も狭小化し、聴力も戻らない。その外傷以上に深刻なのが、事故前の記憶を失って言葉を上手く発せぬ上に、数字の大小すら分からぬ脳機能障害まで負った事で『普通学級に戻るのは難しいかもしれません』と担当医から告げられたほどだった。

そんな入院中に観たテレビに感化され、退院後に名古屋市のシンクロクラブに入門した。ただ三半規管にも残るダメージの影響で真っ直ぐ泳げず、完全に閉じない右目は真っ赤に腫れ、左右で50~60°程度の狭視野により首を余計に動かさねばならず、音楽をかけた練習でも曲を聞き取れずに振り付けが遅れるなど、多くのハンデを負っていた。

出典[編集]

著書[編集]

  • 「奇跡の夢ノート」 NHK出版2010/8/21発行 ISBN-13: 978-4140814314