石橋駅 (栃木県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
石橋駅
西口(2022年11月)
いしばし
Ishibashi
自治医大 (4.7 km)
(6.4 km) 雀宮*
地図
所在地 栃木県下野市石橋240
北緯36度26分11.33秒 東経139度51分59.64秒 / 北緯36.4364806度 東経139.8665667度 / 36.4364806; 139.8665667座標: 北緯36度26分11.33秒 東経139度51分59.64秒 / 北緯36.4364806度 東経139.8665667度 / 36.4364806; 139.8665667
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 東北本線宇都宮線
キロ程 95.4 km(東京起点)
東京から尾久経由で95.6 km
電報略号 シハ
駅構造 地上駅橋上駅[1]
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
4,059人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 1885年明治18年)7月16日
備考 業務委託駅
* この間に宇都宮貨物ターミナル駅有り(東京起点96.6 km)。
テンプレートを表示
東口(2022年5月)

石橋駅(いしばしえき)は、栃木県下野市石橋にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線である[1]

宇都宮線」の愛称区間に含まれており、上野駅発着系統と、新宿駅経由で横須賀線に直通する湘南新宿ライン、上野駅・東京駅経由で東海道線に直通する上野東京ラインが停車する。

歴史[編集]

駅構造[編集]

相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を有している[1]

小金井駅管理の業務委託駅JR東日本ステーションサービス委託)[5]Suica対応自動改札機指定席券売機が設置されている。遠隔操作システムにより始発 - 6:50頃まで無人になるため、駅員不在時対応として改札窓口・多機能券売機・自動精算機脇にインターホンが、改札脇に乗車駅証明書発行機が設置されている。改札外にはNewDaysKIOSKがあったが、2023年10月末までに閉鎖された。みどりの窓口が設置されていたが、2015年4月末を以て閉鎖された。

西口には小規模ながらペデストリアンデッキが設置され、隣接する駐輪場の2階部に直接入ることができる。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先
1 宇都宮線(東北線) 下り 宇都宮黒磯方面
2 宇都宮線(東北線) 上り 小山大宮東京新宿横浜方面
湘南新宿ライン
上野東京ライン

(出典:JR東日本:駅構内図

  • 湘南新宿ラインの列車は前述のように横須賀線へ直通する。

利用状況[編集]

JR東日本によると、2022年度(令和4年度)の1日平均乗車人員は4,059人である[利用客数 1]

1886年度(明治19年度)以降の推移は以下のとおりである。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
1886年(明治19年) 16 [利用客数 2]
1887年(明治20年) 40 [利用客数 3]
1888年(明治21年) 53 [利用客数 3]
1889年(明治22年) 63 [利用客数 3]
1890年(明治23年) 72 [利用客数 3]
1891年(明治24年) 74 [利用客数 3]
1892年(明治25年) 73 [利用客数 3]
1894年(明治27年) 76 [利用客数 3]
1895年(明治28年) 77 [利用客数 3]
1899年(明治32年) 127 [利用客数 3]
1900年(明治33年) 134 [利用客数 3]
1901年(明治34年) 133 [利用客数 3]
1902年(明治35年) 130 [利用客数 3]
1903年(明治36年) 122 [利用客数 3]
1904年(明治37年) 107 [利用客数 3]
1905年(明治38年) 114 [利用客数 3]
1906年(明治39年) 125 [利用客数 3]
1907年(明治40年) 152 [利用客数 3]
1908年(明治41年) 148 [利用客数 3]
1909年(明治42年) 136 [利用客数 3]
1910年(明治43年) 152 [利用客数 3]
1911年(明治44年) 170 [利用客数 3]
1912年(大正元年) 169 [利用客数 3]
1913年(大正02年) 209 [利用客数 3]
1914年(大正03年) 183 [利用客数 3]
1915年(大正04年) 198 [利用客数 3]
1916年(大正05年) 200 [利用客数 3]
1917年(大正06年) 239 [利用客数 3]
1918年(大正07年) 275 [利用客数 3]
1919年(大正08年) 317 [利用客数 4]
1920年(大正09年) 330 [利用客数 4]
1923年(大正12年) 491 [利用客数 4]
1924年(大正13年) 510 [利用客数 4]
1926年(昭和元年) 449 [利用客数 4]
2000年(平成12年) 4,860 [利用客数 5]
2001年(平成13年) 4,877 [利用客数 6]
2002年(平成14年) 4,864 [利用客数 7]
2003年(平成15年) 4,837 [利用客数 8]
2004年(平成16年) 4,806 [利用客数 9]
2005年(平成17年) 4,831 [利用客数 10]
2006年(平成18年) 4,855 [利用客数 11]
2007年(平成19年) 4,914 [利用客数 12]
2008年(平成20年) 4,942 [利用客数 13]
2009年(平成21年) 4,739 [利用客数 14]
2010年(平成22年) 4,674 [利用客数 15]
2011年(平成23年) 4,674 [利用客数 16]
2012年(平成24年) 4,670 [利用客数 17]
2013年(平成25年) 4,819 [利用客数 18]
2014年(平成26年) 4,802 [利用客数 19]
2015年(平成27年) 4,879 [利用客数 20]
2016年(平成28年) 4,856 [利用客数 21]
2017年(平成29年) 4,942 [利用客数 22]
2018年(平成30年) 5,004 [利用客数 23]
2019年(令和元年) 4,860 [利用客数 24]
2020年(令和02年) 3,388 [利用客数 25]
2021年(令和03年) 3,682 [利用客数 26]
2022年(令和04年) 4,059 [利用客数 1]

駅周辺[編集]

西口[編集]

グリムからくり時計

東口[編集]

石橋駅東土地区画整理事業の一環で開設された。駅前ロータリーより東側は隣町の上三川町となっており、日産自動車栃木工場の従業員を送迎するバス停がある。

バス路線[編集]

西口発着[編集]

待合所のある左側が1番のりば

「石橋駅」停留所にて、関東自動車石橋営業所関東自動車簗瀬営業所が運行する路線バスが発着する。

1番のりば
2番のりば

かつては国道4号経由で自治医大病院に向かう路線も存在したが、2004年に廃止されている。昭和期に運行されていた宇都宮駅 - 小山駅・小山車庫間直通路線は石橋駅構内には乗り入れず、駅とは石橋待合所停留所にて接続していた。

また、2019年10月1日から、当駅を基点に下野市・上三川町壬生町広域連携バス「ゆうがおバス」の実証運行が開始された[7]。運行受託は関東自動車[8][9]

その後、2022年3月末に「ゆうがおバス」の実証運行を終了した[11]。同時に、運行期間中の利用実績等を理由に「ゆうきが丘循環線」が2022年3月末に廃線となり、同年4月から「JR石橋駅 - 獨協線」が関東自動車へ移管された[11]

東口発着[編集]

2019年時点では路線バスの運行はない。2008年から2013年までは上三川町巡回バスが乗り入れていた。

上三川町のデマンド交通「かみたん号」[12]においてJR石橋駅東口が乗降可能施設の内の1つに指定されており、専用のポールが立てられている。

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道(JR東日本)
宇都宮線
快速(「ラビット」を含む)・普通
自治医大駅 - 石橋駅 - (宇都宮貨物ターミナル駅) - 雀宮駅

脚注[編集]

記事本文[編集]

  1. ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 05号 上野駅・日光駅・下館駅ほか92駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年9月9日、24頁。 
  2. ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、394頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 上三川町史編さん委員会 編 1981, p. 661.
  4. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '00年版』ジェー・アール・アール、2000年7月1日、186頁。ISBN 4-88283-121-X 
  5. ^ a b JR東日本ステーションサービス事業エリア
  6. ^ レンタサイクル タクシー”. 下野市観光協会. 2022年5月22日閲覧。
  7. ^ 1市2町広域連携「ゆうがおバス」の実証運行を開始します”. 下野市 (2019年9月27日). 2019年10月2日閲覧。[リンク切れ]
  8. ^ “愛称は「ゆうがおバス」 下野・上三川・壬生、10月から運行の広域連携バス”. 下野新聞. (2019年8月16日). オリジナルの2019年9月2日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190902153744/https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/207718 2019年9月28日閲覧。 
  9. ^ 1市2町 広域連携バス” (PDF). 関東自動車. 2019年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年9月28日閲覧。
  10. ^ a b 1市2町 下野市・上三川町・壬生町 広域連携バス ゆうがおバス(1/2) (PDF) - 下野市、2019年10月2日閲覧[リンク切れ]
  11. ^ a b 広域連携「ゆうがおバス」を運行中です”. 下野市 (2022年4月1日). 2022年11月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月23日閲覧。
  12. ^ 上三川町 デマンド交通について 2019年10月6日閲覧

利用状況[編集]

  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月9日閲覧。
  2. ^ 上三川町史編さん委員会 編『上三川町史 通史編 下巻』上三川町、1981年12月25日、661頁。 
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab 上三川町史編さん委員会 編『上三川町史 通史編 下巻』上三川町、1981年12月25日、662頁。 
  4. ^ a b c d e 上三川町史編さん委員会 編『上三川町史 通史編 下巻』上三川町、1981年12月25日、663頁。 
  5. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  21. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  22. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  23. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月11日閲覧。
  24. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月10日閲覧。
  25. ^ 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月22日閲覧。
  26. ^ 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月5日閲覧。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]