石原正

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石原 正
生誕 1937年3月2日
日本の旗 日本
死没 (2005-03-08) 2005年3月8日(68歳没)
日本の旗 日本
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石原 正(いしはら ただし、1937年3月2日 - 2005年3月8日)は、日本の鳥瞰図絵師。北海道函館市出身。北海道函館西高等学校を経て、金沢美術工芸大学を卒業。

来歴・人物[編集]

広告会社に勤務していた時にヘルマン・ボルマンニューヨーク鳥瞰図に出会い衝撃を受け、1969年に独立。以降、鳥瞰図制作の第一人者として活躍し続けた。

作品[編集]

  • 日本万国博覧会場絵図(1970年)
  • 千里ニュータウン絵図 '75年版(1975年)[1][2][3]
  • 天理絵図(1977年)[4]
  • 奈良絵図(1978年)[5]
  • 鎌倉絵図(1980年)
  • 神戸博公式ガイドマップ(1981年)
  • 神戸絵図(1981年)
  • 千里ニュータウン絵図 '82年版(1982年)[6]
  • 京都絵図 その1(1982年)
  • 京都絵図 その2(1982年)
  • 芦屋絵図(1983年、1995年)
  • 大阪梅田絵図(1983年)
  • 大阪城博覧会絵図(1983年)
  • 大阪絵図(1984年)
  • なら・シルクロード博公式ガイドマップ(1988年)
  • 飛鳥絵図(1989年)
  • 復元鳥瞰図 飛鳥(『万葉飛鳥ルネサンス』補助教材 1989年)
  • 京都絵図 その3(1995年)
  • 六甲アイランドぐるぐるまっぷ(神戸ファッションプラザ2階 1997年)
  • 堺東駅周辺(「グラフさかい view」Vol.39掲載 1998年)
  • 三国ヶ丘駅周辺(「グラフさかい view」Vol.41掲載 1999年)
  • 泉ヶ丘駅周辺(「グラフさかい view」Vol.42掲載 1999年)
  • 堺市駅周辺(「グラフさかい view」Vol.43掲載 2000年)
  • 堺駅周辺(「グラフさかい view」Vol.44掲載 2000年)
  • ニューヨーク2000(2000年)
  • 或る日のミッドタウン(2000年)
  • 大阪絵図(改訂版)(2002年)
  • 夕陽丘絵図(2002年)
  • 京都鳥目絵(「クロワッサン 特別編集 暮らしの形を考える」折込 2004年)
  • 高野山中世絵図(和歌山県総合情報誌「連」VOL.10掲載 2004年)
  • 熊野三山復元鳥瞰図(和歌山県総合情報誌「連」VOL.10掲載 2004年)

死去にともない制作者本人のサイトが閉鎖され、作品の多くは入手が困難。
印刷は天満の「株式会社宝文社」。現在、数点のみ同社から入手可能。

書籍[編集]

単著[編集]

  • 『鵜の目、俺(タカ)の目』(東方出版 1993年)
  • 『あばれたけぞう』(バーズアイ 1996年)

共著[編集]

  • 『万葉飛鳥ルネサンス』(万葉楽習プロジェクト編 ベネッセコーポレーション 1998年)
  • 『鳥瞰図絵師の眼―Bird's‐eye Dream』(高山宏・藤本一美・村松昭・堀淳一・友利宇景との共著 INAX出版 2001年)

脚注・参考文献[編集]

外部リンク[編集]