矢祭町
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矢祭町(やまつりまち)は福島県中通りの最南端に位置する町である。東白川郡に属する。
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[編集] 地理
町のほぼ中心に矢祭山があり、矢祭山を回り込みながら久慈川が南北に流れる。西端にある八溝山は南方を茨城県、西を栃木県とする県境の山で東側の茗荷川流域のみが矢祭町に属する。町の東は阿武隈高地になっており、町の東西は山がちで久慈川に沿ってJR水郡線や国道118号が走る。
久慈川とその支流沿いに開けた村落であり、道路沿いに田畑や集落が広がり東館駅周辺に小さな商店が点在する。
近年では政府が主導する「平成の大合併」で小規模町村が切り捨てられるとの懸念から、「合併しない宣言」を出して話題になった。現在、自立財政確立のため全国の自治体から注目を集めるほどの行政改革を遂行中である。
- 地形
[編集] 現在の町勢
- 総人口 - 6,740人(2005年)
- 世帯数 - 1,957世帯(2005年)
- 年少(15歳未満)人口率 - 13.5%(2005年)
- 高齢(65歳以上)人口率 - 30.7%(2005年)
- 昼間人口 - 6,516人(2000年)
- 労働力人口 - 3,706人(2000年)
- 第1次産業就業者数 - 751人(2000年)
- 第2次産業就業者数 - 1,609人(2000年)
- 第3次産業就業者数 - 1,239人(2000年)
- 農業産出額 - 1,980百万円(2004年)
- 製造品出荷額等 - 45,759百万円(2004年)
- 商業年間商品販売額 - 3,915百万円(2003年)
- 出典
- 総務省統計局『統計で見る市区町村のすがた2007』2007年
[編集] 人口
| 矢祭町と全国の年齢別人口分布図(比較) | 矢祭町の年齢・男女別人口分布図 | ||||||||||||||||||
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■紫色は矢祭町
■緑色は日本全国 |
■青色は男性
■赤色は女性 |
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| 総務省統計局 / 国勢調査(2005年) | |||||||||||||||||||
[編集] 歴史
- 江戸時代まで
- 江戸時代の矢祭は、棚倉藩の領土であった。
- 明治以後
- 1889年4月1日 - 豊里村、石井村、高城村が誕生。
- 1955年3月31日
- 豊里村と高城村の南部が合併し、矢祭村が誕生。
- (高城村の北部、石井村、塙笹原町が合併し、塙町が誕生)
- 1957年1月10日
- 塙町の旧・石井村の一部(中石井地区、下石井地区、戸塚地区)が分離され、矢祭村に編入。
- 1963年1月1日 - 矢祭村から矢祭町となる。
- 2001年10月31日 - 市町村合併をしない矢祭町宣言を町議会が可決。
[編集] 行政
- 町長:古張允
- いわゆる「昭和の大合併」で「血の雨が降る」と言われる程の犠牲を出した歴史と合併によって山村が見捨てられるとの懸念から「平成の大合併」に反対して、他の市町村に先駆けて合併を行わない事を宣言していた(合併しない宣言)[1]。その後は独自で財政の歳出削減を行っていた。こうした地方自治体自立の試みで全国的に有名となった。
- 町長を6期24年という長期間にわたって務め、全国の顔となった[2]。
- 職員・人件費と削減
- 職員削減に伴う、職員の職務兼務・組織変更
- 7課体制を5課体制に。庁舎の清掃も、町長・助役・教育長も行う。管理職もトイレ清掃を行う。
- 開庁時間
- 役場窓口業務にフレックスタイム導入。年中無休。平日は7:30 - 18:30。
- 出張役場制度の創設
- 役場職員の自宅を出張役場として利用。町民は職員自宅で各種届出・納付可能に。
- 保育所・幼稚園の一元化
- 保育時間は平日7:25 - 18:45。土曜日は7:45 - 12:45。
- 町税等の公共料金の支払いをスタンプ券で支払い可能に
- 地元商店会が発行するスタンプ券(買い物の際に2万7000円で500円分)で、介護保険料含む各種公共料金を支払うことが可能になった。
- 役場職員消防隊の結成
- 役場職員が消防員として、消火活動にあたっている。
- 税金滞納対策
- 職員自ら回収にあたる。夜は超過勤務手当のかからない課長クラスが担当。
- 住民基本台帳ネットワークシステムに非接続
- 2002年7月、全国で最初に離脱を宣言。個人情報保護の観点と、利用者が年10人足らずだったことから。
- 町議会が議員報酬を月額制から日当制に変更
- 月額20万8000円を廃止し議会に1回出席するごとに日当制の3万円とし、ボーナスに当たる期末手当も廃止。2008年3月31日以降の議会から導入。試算では議会の人件費が3分の1以下になる。この日当制は全国で初めて。
- その他
- 2006年には図書館(矢祭もったいない図書館)設立のため蔵書の寄贈を一般に募り、約1年で全国から約43万5000冊の寄贈を受けた(収納容量に到達したため図書の募集は終了した)。建屋は古い武道館を改修した。
- 削減するだけでなく、住民サービスは格段に向上している。また、大規模で破格的な条件で企業・住宅誘致を行うことで町税の増収を図っている。
- 介護保険料は福島県で最も安い。
- 全国自治体から多数の視察団が訪れている[3]。
[編集] 学校
[編集] 中学校
- 矢祭町立矢祭中学校
[編集] 小学校
- 矢祭町立内川小学校
- 矢祭町立関岡小学校
- 矢祭町立東舘小学校
- 矢祭町立下関河内小学校
- 矢祭町立石井小学校
[編集] 交通
[編集] 鉄道
[編集] 路線バス
[編集] 道路
- 一般国道
- 一般県道
[編集] 空港
[編集] 注釈
[編集] 関連項目
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