真性多血症

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真性多血症(しんせいたけつしょう:polycythemia vera)とは血液中の赤血球をはじめとした血球等が異常に多くなる病気(多血症)の一種で、赤血球系幹細胞の異常増殖によるとされるものである。 診断基準は以下の通りであるが、EPO(エリスロポイエチン)が上昇しておらず[1]、3系統の血球が増加していれば診断できるが、近年では新しい診断基準も提唱されている。EPOの正常下限ないし低下,過形成骨髄酸素分圧の正常が診断の参考。赤血球量増加で相対的赤血球増加症(ストレス多血症など)を除外する。EPOが高値でないことから二次性赤血球増加症を除外する。発症年齢は主に成人であるが、時に幼年の場合もある。[2]JAK2と呼ばれるチロシンキナーゼ遺伝子の異常との関連が報告されている。[Cancer Cell(2005; 7: 387-397)]

目次

[編集] 診断基準

真性赤血球増加症の診断基準(National Polycythemia Vera Study Groupの診断基準)

  1. 循環赤血球量の増加(男性≧36mL/kg、女性≧32mL/kg)
  2. SaO2 ≧92%
  3. 脾腫(脾臓の腫大(腫れて大きくなる事))が存在する事。
  4. 血小板増加(>40万/mm3
  5. 白血球増加(>12,000/mm3
  6. 末梢血好中球アルカリホスファターゼ(NAP)スコア上昇
  7. ビタミンB12 血清中または結合能のいずれかが上昇
  • 血清ビタミンB12>900pg/mL
  • ビタミンB12結合能>2,200pg/mL

上記[1+2+3]または[1+2+(4~7のうち2項目)]であれば、本症と診断する。

[編集] 症状

高血圧、赤ら顔、入浴後の痒みなど

[編集] 合併症

血液が粘稠となるため、血栓症を合併する恐れがあり、特に脳梗塞心筋梗塞などの重要臓器の塞栓は致命的である。

[編集] 治療

瀉血が第一選択である。体内貯蔵鉄が減り、赤血球を産生できなくなるため、次第に瀉血量は減らせることもある。コントロール不良の場合はハイドロキシウレア(hydroxyurea)などが有効とされる。

また血栓症の予防のため少量のアスピリン(成人で1日100mg程度)の内服が推奨される。

[編集] 引用文献

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[編集] 関連項目

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