盲妹

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盲妹(まんめい、もうまい)は、中国の広東に存在したと言われる、人為的に視力を奪われた盲目娼婦である。幼女のうちに目を潰して育てると集中力が増し、踊りや音楽などの芸が上達するといわれる。ただし、盲妹は芸妓舞妓とは異なり、明確に娼婦の一形態である。目が見えないため、客を選り好みせず、逃げることも出来ないという利点があった。

また、盲妹の中には前歯を上下抜かれていた者もいたとされる。これはフェラチオをする際に歯が当たらず、男性に対して大きな快感を与えるためであるとされる。

盲妹の存在自体を都市伝説と見る向きもあるが、史実であることを窺わせる話も伝えられており、坂口安吾のエッセイ集『日本文化私観二』には、伝聞としてその存在に関する短い記述がある[1]

脚注[編集]

参考文献[編集]

  • 『性の報告書 ある死刑囚の性歴』 日沼エイスケ(著) 河出書房新社 2004年 ISBN 978-4309481432

関連項目[編集]