目黒寄生虫館

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目黒寄生虫館

目黒寄生虫館(めぐろきせいちゅうかん)は、同名の財団法人が運営する世界で唯一の寄生虫博物館。寄生虫に関する研究・展示・資料収集・鑑定・啓蒙活動等を行っている。建物は床面積があまり大きくない6階建てのビルで、展示スペースは1階と2階のみのこぢんまりとした博物館である。上層階は研究室・収蔵庫・事務室等となっている。入館料は無料。珍しさと怖いもの見たさからデートスポットになっているほか、サブカルチャーの分野で取り上げられることも多い。所在地は東京都目黒区下目黒4-1-1である。

目次

[編集] 沿革

  • 1953年 医学博士・亀谷了(かめがい さとる:1909年-2002年)の私財により研究機関として設立。
  • 1956年 本館完成、のちに増築され最終的には3階建てとなる。
  • 1957年 文部省より財団法人の許可を受ける。
  • 1992年 現在の建物に改築する。

[編集] 主な展示物

  • ホルマリン漬けの寄生虫実物標本(約300点)
    • 特に長大なサナダムシ(全長約8.8m)は圧巻である。標本は約1mずつに折り曲げて展示されているが、標本の横に同じ長さのひもが固定されており引っ張ってその長さを実感できるように工夫されている。
  • 細工の寄生虫や昆虫の模型
  • 寄生虫罹患者の写真等のパネル

[編集] 所蔵品

  • 標本:45,000点
  • 文献・図書:56,000点

[編集] 刊行物

目黒寄生虫館では、『目黒寄生虫館ガイドブック』という小冊子を発行している。他にも開館以来、一般向けの小冊子を発行している。当初は『目黒寄生虫館ニュース』(第179号、1998年12月まで)の題名で発行、2000年に『むしはむしでもはらのむし通信』に改題した。

[編集] ミュージアムグッズ

入館料を徴収しない本館にとっては、外部からの依頼による寄生虫の鑑定料や寄付金とともに貴重な収入源である。本館の珍しい特色を生かしたグッズが用意されている。

  • Tシャツ
    • 立体サナダムシ柄(樹脂でかたどったサナダムシを貼り付けてある)
    • 寄生虫の体内詳細図柄
  • キーホルダー(本館研究員が採取した寄生虫(アニサキス・ニベリン条虫)を樹脂に封入したものがぶら下がっている)
  • アクセサリー(オーナメントが寄生虫の形をした製の本格的なもの)
  • 書籍類

上記の外、ミュージアムグッズとしては一般的な文具等小物類もある。

[編集] 交通

[編集] 目黒寄生虫館を初めて「面白スポット」として紹介したのは?

  • 渡辺和博『たらこ筋肉毒電波』(北宋社 1982年刊行 角川文庫版は『たらこ筋肉』と改題)
    • 当該書において目黒寄生虫館の紹介がされている。この文章は、1981年創刊の『写真時代』に掲載されたものであるため、その1981年ごろに記述された文章と思われる。

[編集] 外部リンク